京王杯SC

雨か―。明日のGIずっと高速馬場で考えてた。


本命はプラヴィッシモ。母父サドラーズウェルズらしく( 3 2 1 1 )の道悪巧者。唯一の着外は1200で逃げ馬が圧勝する展開の中で後方からよく追い込んだし、とにかく悪路を苦にしない。そもそも1200はこの馬にとって短すぎる。2走前のオーシャンSでは道中置かれてしまって4角では絶望的な位置にいたものの、それでも良い脚で追い込んで5着に入線してきたあたりに最近の成長分を感じた。3走前の阪急杯は4番手で進めたものの直線を向いて前が3頭壁になって追い出せず、追い込み馬が何頭も抜け出した後でようやく末脚を伸ばす残念な展開で4着。結果的に先行馬で上位に入線したのはこの馬だけで、直線の不利さえ無ければ勝ち負けだった。前走も直線入り口の勝負どころで反応の悪さを見せたけど一旦エンジンがかかれば鋭い脚を見せて僅差2着。スピード決着では分が悪いけど、時計のかかる馬場でさらに直線が長くなればこのメンバーでも十分戦える。


相手はサドラーズウェルズ直系の道悪巧者ダッシングブレイズや、1400で堅実なサトノアラジンとグランシルクあたりだけど、ようやく人気を落としてきたロサギガンティアは買っておきたい。前走は休み明けプラス10キロ、出遅れからかかり気味に追走して直線伸びずという展開。前々走の阪神Cではこの路線の強豪相手に0.2秒差5着だし見限るには早い。馬群に入れた方がかかりにくいので内枠は歓迎だし、道悪にも実績がある。基本的には冬馬だけど、まだあまり気温も上がってないし、間隔を空けたほうが走るのでここが狙いどころだろう。



◎ブラヴィッシモ
○ロサギガンティア
▲ダッシングブレイズ
△サトノアラジン
△グランシルク