RAWイメージング。

実は全部JPEG撮って出し。

伏馬田の水源

杉の木の隙間から見える苔の道。
通りがかった伏馬田の山中で、気になってしまったものはしょうがない。
たしか10時ごろで、日の当たり方もそこそこ優しい。
写真を撮りに行こう。

伏馬田(ふすまだ)は神奈川県相模原市緑区牧野の一部。
山合いの小さな集落で、通るたびに寂しさを感じる。山と畑しかないし、人を見たことがない。
杉林の県道の、カーブミラーのオレンジが一番派手、といった感じ。
この沢は集落の水源ということで、「汚物を捨てないでください」の看板がある。

これからちょっと行くとポンプ小屋?があり、沢沿いに林業用の踏み跡が続く。
沢の東の山の頂上(536m)には伏馬田城跡があるらしい。
そんなことには全く気付きもせず、ゆるい沢をだらだら北へ向かって行く。

水量は多くない。徐々に転がった岩が大きくなる。苔がきれい。これを見に来た。
林業用の赤い杭やピンクのリボンを目印に行ってみる。

常にメマトイが目に群がってきて不快。
たっぷり水を吸ったふかふかの腐葉土からじめじめした空気が登ってくる。
汗が止まらない!

この沢思った以上に支流(というか谷)が多く、何の備えもなく迷うのは恥と思って、引き返すことにした。
えらそうにかいておいて400mくらいしか遡行していない。。。
以下、下りの写真。

下り側に向かうと、苔の岩が道のように並んで見えた。
木漏れ日もある区間は撮影意欲も増す。
途中、水琴窟のような空洞を思わせる岩があって、澄んだ水音ってのはこういうものなんだろうなぁ、と思った。
ともかくメマトイが邪魔だ。

深入りしないつもりで山に入るので、ジーンズやら革ブーツで藪入りするんだけど、さすがに夏は無理な様子。暑すぎる。それなりの荷を整えたい。

追伸:カテゴリーにSEROW 225Wタグを作りました。