八戸は良い。
八戸の港、工業、漁業、奥に八甲田。
潤った野菜は並んでいるし、秋にはB級リンゴだって出てくる。
少しなまった語尾に、穏やかな人柄。
なんて住みやすい土地だろう。
関東に帰りたくなくなるなあ。
久慈市の侍浜にて漁師の操船技術を見た。
海が青いんで吸い寄せられた日曜日。
一点の曇りもない快晴。
人を寄せ付けない侍石付近の漁場、今日だけなのかいつもなのか大荒れ。
隣にある10m級の防波堤を越えて隣の波しぶきが届く波模様。
これはいつものこと、と言わんばかり、一隻の漁船が戻ってくる。
岸壁の下で静かに波を読む漁師。
素人の私は、「ほんとに帰港できんのか…??」と心配になるほどの高波。
落ち着いた様子でタイミングを見計らっている。
漁師が一瞬の波の合間を見極めてエンジンをふかす。
漁船って本気出すと早いんだ!
波の押す力を利用して入ってきた。すごすぎる。こんな荒波と毎日戦ってたら気持ちが荒くなるのは無理もない。かっこよすぎ。
漁師が怖いので陸に上がる前に逃げ帰ってきました。
うーん、これが私。
更上閣。
更上閣に入ることができました。
普段は貸し会議室として利用されているのですが、菊展の休憩室として開放されておりました。
更上閣は明治時代に建てられた純和風な邸宅。
部屋のつくりはもちろん、玄関、お庭、回遊できる渡り廊下、贅を凝らしたつくりとなっています。
とにかくガラス戸が多いことが特徴、立地のせいもあってか、日当たりもよく、清潔感がありますね。全方位縁側な感じ。
ガラス戸に歪みがあったり、気泡があったり。それがまた良い。
磨きこまれた廊下のつやと、ガラス戸の木格子がなぜかなつかしく思います。
日本の住宅らしく、乱暴に歩くと向こうの部屋までどしどし響く。これこれ。
大広間、畳の香りがこれまたいい。
手書きの線のような温かみがある、立派な建物でした。
八甲田山に登った。
八甲田山に登ってきました。
この時期の八甲田山は紅葉の最盛期で、車が半端ないらしい。
ちゅうことで、04:00に八戸を出て、05:30に登山開始というスケジュールを採った。
日の出は05:40くらいとのこと。
その目論見はうまくいって、ストレスなく酸ヶ湯公共駐車場に駐車することができました。
↓写真は05:30ごろのもの。
まずはおきまりの樹林帯から始まりました。
10月のくせに予想最高気温が27度(!)。あつい。
一昨日の雨と夜露が相まってぬたくたの登山道。
足元ばっかり見ながら樹林帯を抜ける。
振り返れば向こうに見える横岳。
なんか、k-5IIsのピントが緩い気がする。f4レンズにC-PLで暗すぎるんかな。
八甲田山は至るところに火山性ガスの危険性が潜んでいるという。
地獄湯の沢は頂上に向かって左手に茶色の土、右手に灰色の礫、ときどき黄緑色に見える硫黄。
なんだか、「そぼろ弁当」みたい。
火山のわりに水が多いのが不思議(勝手なイメージだけど)。
のちの湿原の木道も一部水の流れ道になっていた。
前に見えるは小岳。ヨーロッパの山のような変な感じ。
今まで登ってきた山って、薄暗くてじっとりした杉林が圧倒的に多かったもの。
雲が出てきた。明らかにここで雲になっている!
鏡池。水草の身をゆだねている感じが日本画のようでワビサビを感じる。ちょっと感動。ガスってたほうがきれいかも。
さて、山頂は真っ白だったのでさておいて、毛無岱(けなしたい)から八甲田山の優しい面が垣間見え始める。
黄緑色のじゅうたんの上にちょびちょび立つ針葉樹。
ラピュタに上陸した瞬間に似た、風、太陽、草木。心地よいぞ。
眼下に山の上の湿原地帯が出現。これが八甲田山だ!
長い階段を下りて、後ろを振り返ってみた。
ちょっと色を盛りすぎた。。。
木道脇の水たまりだってすごくきれい。
ちなみに木道は一本道なので、時計周りのグループに遭遇すると、すれ違いにめちゃくちゃ待つ羽目になる。
また樹林帯を戻り、
10:50に酸ヶ湯に戻ってきた。4時間20分かかりました。
酸ヶ湯でショウガみそおでん(3本400円)をかじる。まずいわけないやん。
いつか登ろうと思っていた八甲田山、重い腰を上げて登ってよかった。
筋肉痛が心地よい今日この頃。
ーーーおまけーーー
とあるところで薪割を経験させてもらいました。
1.乾燥しているほうが割りにくい。湿ってるほうがきれいに割れる。とのこと
2.節があるとすごくかたい。
3.斧は思ったより振りやすい重さだった(千吉のオレンジの柄のやつ)。
4.15回くらいしか振ってないのに、右手の筋肉痛はこれだったのかと今思った。
カメラネタ。
ゆでだこみたいになった、つるつるのおっさんをイメージして書きました。
~ここは酔いどれ居酒屋 あさひ~
Avモードだけでよくない?Pモード使う?
Tvモードなら欲しいシャッタースピードになるまでAv絞りいじればいいよな。
MとBは残しといてくれ、後で使うから。
ペンタックスの操作系だと、グリップダイヤルも1個でいいとおもうんだよ。
露出ボタン、感度ボタンを押しながらのダイヤル操作もあるんで、露出の3要素はおさえることができるだろ?残すなら親指ダイヤルだな、うん。
それ以上のダイヤルとか、カスタムボタンなど必要ない!構図考えるのの気が散るから排除!スマ-トファンクションなんかもってのほか!だいたいねぇ、ファインダーをごちゃごちゃさせんじゃねーよ!!てか操作覚わらんもん!ガンダムじゃないんだから、、、。
あ、でもグリーンボタンは残しといてくれ。
カスタムイメージ、ホワイトバランスは十字キーに割り当ててもらって、、、
おいおい、これってK-mあたりがもっとも近いんじゃねぇの…
~完~
ペンタックスさん、K-mの後継機!出してください!!
正直なところ、撮影を楽しむというのであれば、プリズム、測距点レバーはうれしいけど、それ以外はそんなにですよね。
k-5IIsだって、多機能てんこ盛りの7パーセントくらいしか使ってないんだから、
、という理由で、k-3IIIは見送ることにしました。使わない機能にそんなにお金はかけられないよ!
この間の五戸の田んぼの続き。
こないだの五戸の写真を見返していたら、なんか秋っぽくていいなと思ったので載せちゃう。
その時C-PLの効果を実験したんすよ(ずっと前から使ってるんだけど)。
ちょっと見てっておくんなまし。
※Manfrotto製ADVANCED C-PL
Avモードでフィルター枠だけ回す。
↓DA16-85 F7.1 1/125sec
↓DA16-85 F7.1 1/100sec
↓DA16-85 F7.1 1/60sec
初めて知ったんだけど、効果が高いほどシャッター速度落ちるんすね。
高い空と、流れる雲を強調するには実に効果的。
秋の広角は効果最大でもいいくらい。
FA31にもつけようかな、ってぐらい好き。
みんなも装着しよう。
八戸の一部。
だめだ、文章考えるのめんどくさい。
追記:
八戸市の更上郭という昔の豪商の屋敷。
今は集会所として時間貸ししているという。
見学はできないみたい。
細い窓ガラスから覗くと、どうやってもいい写真が撮れてしまいそうな、よく磨かれたつやつやな床が正午の曲がり入った日光を反射している。
薄暗い屋内の床が光っていて、内部が開けた間取りになってると、それだけで通り抜ける風を連想させる。こんな感情は日本人だけ??
ちなみに玄関の格子に斜めから差し込む光がいいと思ったのだが、コントラストがコントラストが足りなかったのか、パンチが足りない。
こちらところかわって、とある民家の戸袋。
正方形の模様が美しい。構造を観察してみると(もう不審者なわけだが)縦の格子はのこぎりのようなカットがなされていて、重ねられた横板を受けいるれる形になっていた。この年代は大工がその場で作るのか、出来合いのものを用意するのか。
歪みなく大変美しい。
まだ住んでいるお宅の模様。
おまけ。八戸の歓楽街のビルの下はアリの巣のようになっていてこれがまた面白い。
ビルも80年代の香りがするいで立ちで大変良い。
これはラプラザ亭に抜ける道。