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2007-12-22

[][][][]自分は存在しているだけで「悪」であるという感覚、著作権周辺の色々、「金の卵を産むニワトリ」を殺そうとするドワンゴ 04:27 自分は存在しているだけで「悪」であるという感覚、著作権周辺の色々、「金の卵を産むニワトリ」を殺そうとするドワンゴを含むブックマーク 自分は存在しているだけで「悪」であるという感覚、著作権周辺の色々、「金の卵を産むニワトリ」を殺そうとするドワンゴのブックマークコメント

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20071220#1198086401 ←この辺の続き。

1 自分は存在しているだけで「悪」であるという感覚

以下ポエム。

「自分は存在しているだけで『悪』である」という感覚に、ある程度徹底してものを考えたことのある人は辿り着きがちだ。自身を残酷に「客観視」する視線を維持し続けるとその感覚に陥る。その感覚は一種の自虐趣味であり、それに耽溺し続けるのはあまり賢明ではたぶんない。賢明なる人はこの感覚を一旦経験し、そしてそこから離脱ないし飛翔する。

感覚は外部から襲来するものであり、意志にたやすく従わない。「自分が存在しているだけで『悪』である」という感覚が最も顕在化していたのは一冊目のコミックを作った時期で、その感覚が潜在化して内部に沈殿したのが2冊目のコミックを発表した頃だろうか。…言葉が今日は巧く紡げない。自分が自分の理想通りの存在ではなくとも理想の存在へ向けてヨタヨタと歩くことに意味がある。

「自分は存在しているだけで『悪』である」という感覚を、久しぶりに思い出した。だが言語化し体外に置き、その感覚に耽溺せず、すべきことをすべきだ。

私には神威が応援してくれているらしいことをしばしば感じるが、その神威が用意してくれた偶然をどうにも私は怠惰から活かせていない。自身の怠惰はやはり責めるべきだ。

【VOC@LOID NIGHT vol.2】http://remoto.818nc.jp/archives/vocaloid/200712191915.php、スケジュール的に参加可能っぽいと気づいたその瞬間に申し込めば参加可能だったろうに、もう申し込みは締め切られた。神威の用意してくれた偶然を活かすことに怠惰であるのは何よりも悪徳だ。他の何事につけても。私はそのことに怠惰に過ぎる。

以上、ポエム。何の話でどう前後につながっているのかについては沈黙する。

2 著作権周辺の色々

上記に関連する何か↓

http://d.hatena.ne.jp/Didjeridoo/20071221/1198219992

少なくとも、クリエイター側に契約知識関連のみだけでもサポートできる後ろ盾がいてくれれば、良いのだが。

これから連想したんだが、昔から思っているんだが、マンガ家をしていたときも強く思ったんだが、契約などを含めたマネージャー業がマンガ家にも必要だ。なんとなくマンガという産業はもう斜陽産業になってきているような気もするが、それはそれとして、個人が作品を発表したりその権利を管理したりする上で、マンガ(や小説)の場合出版社に丸投げという「悪しき」慣習が続き、著作者の意に叶うよう著作物の権利を契約し運用しようとすると著作者の個人負担が大きくなりすぎる。そのことにエネルギーが消耗され創作する余力がなくなるほど。

海外の小説家には契約のためのマネージャーがいるみたいなんだが、日本の小説家にはそんなものはなく、そのため海外の小説家と比べ日本の小説家は部数では劣らずとも、収入においてかなり劣り、老境となっても働き続けないと収入が枯渇する。

契約文化というのは日本では輸入品であり、契約文化が「空気」である土地では契約の法感覚がないことは責められるべきだが、日本では契約の法感覚は一種の「魔法」「呪文」であり、その「呪文」を知っている者だけの特権として存在している。これが「呪文」のままであるのは、一つには公教育において一切これに触れず、にもかかわらず公教育終了時にはこれを知らないものは保護に当たらないとされる社会設計が原因である。もちろん特高警察や憲兵のOBばかりで始まった文部省行政は意図的に法知識や市民の権利を大衆から隔離する制度設計をしたと推定される。

その「呪文」を使うのは法律家ということになるが、日本では政策的に法律家の数は制限されてきた。他の先進国より一桁少ない数に。他の先進国で必要とされる数にはるかに劣る数しか存在しないため、その希少性から大衆が法律家を日常的に用いるというのは日本においてはあまり現実的ではない。

政策的に法律家の数を制限し続けてきたことへの批判はウォルフレンの著作などから日本に一定程度浸透したが、それへの対策として「ロースクール」という一種の詐欺商法が設置された。法律家になれないロースクール出身者がそう遠からず社会に溢れるのは必然であり、日本社会はそれに対して何の受け皿も用意していない。法律家になれなかったロースクール出身者の受け皿の一つは暴力団となるだろうことはロースクール構想時点から「下々の間では」言われている。

著作権知的財産権関連の法令やらなにやらがやかましいが、日本が戦後復興したのはアメリカの特許を無償で日本が使っていいという関係になっていたからだと人から聞いたことがある。事実確認はしていない。90年代以降の日本の不況の原因は、一つには、この関係が終わったからだ、とも聞いた。

現在日本で著作権知的財産権関連がよく騒がれるのは、もはや外国へ売れるものが乏しくなったアメリカが既得権益を最大限守るため著作権知的財産権の運用拡大を図り、世界から上前を撥ねることでアメリカの経済を維持しようとしているからであり、日本の行政はそれにお追従して日本国民からアメリカへ献金するため法令などをいじろうとしている。

契約において大損をしてきた政治と法律にウブなロートルなマンガ家たちは、このアメリカへの納税献金政策の最外部末端として利用され、自分自身にはほとんど金の入らない著作権拡大政策の宣伝に加担しているようだ。JASRACがマンガなどの「著作権」を包括的に管理しようと蠢いているのもその一端だろう。

でもって日本「観光庁」の主力商品の一つオタク文化を下支えするアニメーターは貧窮し続ける。

3 「金の卵を産むニワトリ」を殺そうとするドワンゴ

ドワンゴニワンゴにとって「初音ミク」とクリプトン社は「金の卵を産むニワトリ」だったはずだ。現在、そのドワンゴがこの「金の卵を産むニワトリ」を割き殺そうとしている。http://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp107936.jpg

クリプトン社と敵対したドワンゴに「初音ミク」ファンがつくはずがなく、「初音ミク」ファンに支持されない「初音ミク音楽配信」事業・「初音ミク」ファンを敵に回した「初音ミク」商品展開なんて成功できるはずがない。「初音ミク」ファンはそれを目にし耳にするたびにチリチリとやるせない気持ちを感じずにいられない以上、娯楽商品としての価値がない。

誰でも判るこの理屈にドワンゴが逆らおうとする理由がよくわからないが、ドワンゴが途方もなく馬鹿と無能揃いであるかhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1822524、あるいは案外以下のコメントが鋭いところを突いているのかもしれない。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/comment?date=20071220#c

AirGoAirGo 2007/12/21 08:08 今回の件で、もしかしてドワンゴJASRACに陥れられたのではないでしょうか? そうでなければ、初音ミク楽曲の登録や配信で、ドワンゴとクリプトン双方の意見が食い違っていることの説明が付きませんし、それよりなにより、今回のこの事件が、「ニコニコ動画」をぶっ潰すための絶好の理由付けになりうるんじゃないかと危惧してなりせん。

この引用元コメントは、JASRACドワンゴとクリプトンにそれぞれ異なった説明を行い、その結果現在ドワンゴとクリプトンがこじれているのでは? という推測だ。…ドワンゴは現在明らかに愚行を重ねているが、ドワンゴとクリプトンがこじれることで得をするのは誰か、という想定は有益だ。他者から見て明らかな愚行を行なっている者は、当人なりの合理性に基づいて行動しているものだ。

ドワンゴを誤った方向へ誘導させている誰かがドワンゴ内部にいるのなら「主犯」はそいつだ。そいつとドワンゴニコニコ動画は共倒れになるか、そいつを切り捨てるかの二者択一だが、どうも前者の愚かな選択のほうをドワンゴは選びそうだ。

avexはドワンゴの筆頭株主だが、http://blog.livedoor.jp/max_matsuda/archives/50412353.html avexはかつて「のまネコ問題」を起こした主犯であり、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%83%8D%E3%82%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C たぶんこのとき事件を起こしたバカが何もその事件から学ばずに今回も同じようなバカをしでかしたと思われる。

この「のまネコ」事件の時に知ったんだがavex自体山口組と浅からぬ関係で、avexを脅迫していたのが長崎市長殺害で知られるテロリスト右翼「正気塾」など。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051021#1129894648今回のドワンゴJASRAC関連騒動でのドワンゴの言動の「粗さ」を観察するに、「主犯」はそれ関連の人物じゃないかな、と想像する。ヤクザがニコニコ動画を潰すためにドワンゴにバカな行動をさせているのだとしたら「ニコニコ動画ドワンゴの愚行が合理的に理解できる。ヤクザのシノギに芸能の場所取りや枕営業斡旋が含まれている以上、それとは無関係な「初音ミク」はヤクザにとって不愉快な存在だと考えられる。前回の「初音ミク事件(TBSによる誹謗、Googleから「初音ミク」とヤクザの作ったバーチャルチャンピオン亀田の反則画像が削除されたこと、「初音ミク」の声優が殺害されかけたこと)」もその仕事の粗さから背後にヤクザがいることが想像された。

ちなみにavexと前田健治・元警視総監(大手パチスロ機メーカー「アルゼ(株)」に天下り)は癒着している。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051101#1130780464 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051114#1131943088

警察は天下り先を確保するために下らない摘発をしたりもするから「主犯」は天下り先増設を目的とした警察官僚関連の線かもしれない。まあヤクザと同じなんだけど。相互癒着しているし。

感じるところのあった方は   にほんブログ村 政治ブログへ  をクリックされたし。 

いやいや 2007/12/22 10:51 昨日の日経に社長の話が載せられてましたが




すごすぎました。
口調は普通に柔らかいものでしたが、本来ユーザーが勝手に広げてきた物を、当社のジャンルを自分たちで勝手に設定しました
みたいなことを書いていて、アップする者たちは社内の販促ツール程度しか見ていない、なんてレベルでない。

昨日の日経の記事は小さいですが、面白いですよ。

あすくあすく 2007/12/22 11:10 変な話だけど今回のみくみっく騒動は既存の著作権システムが破綻していることを象徴的に示して広く問題を共有するベースになって良かったんじゃないかな。頭に来ているヲタク、準ヲタクは多いと思う。この怒りをうまく政治的に掬い上げてちゃんとしたカウンター勢力が確立すればいいんだけど・・・相変わらず民主党は様子見だし、左派はネット有害論レベルの奴が多すぎるし・・・馬鹿官僚に負けるのは自分たちがもっと馬鹿だと認めるようでくやしいのう

田仁田仁 2007/12/22 13:23 聞いた話では、K-1もヤクザの裏金をマネー・ロンダリングするのに格好のシノギとか。

克森淳克森淳 2007/12/22 16:27 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/12/21/17980.html

 ここでひろゆきが言い出している解決策を読んでいて思ったのですが……。『コミックRUSH』(http://rush.jive-ltd.co.jp/)掲載の『初音みっくす!』は「メーカー非公式」と言う形でキャラデザイナー本人が描いているんですよね。

 もしかしたらコミカライズの「非公式」と言ううたい文句は、ある段階まではこうなる事を予測していた『初音ミク』ブームの仕掛け人による予防線だったのかも。

 たまたま偶然が重なって、話がこんがらがったのかも知れないけど。

あすくあすく 2007/12/23 04:00 たけくまさんが言いたいことを言ってくれた。
そう、単なるユーザーや活動家じゃなくて、普通の企業が「こちら側」に立ってくれた点が今回画期的だった点じゃないかなと思う。

話を戻します。「初音ミク」に関しては発売されて以来大小さまざまな事件が起こりましたが、伊藤社長の対応は首尾一貫していて、俺は好感を持っているんです。たとえばウィキペディアでの初音ミクの項目にクリプトンの公式ページからの記述が無断転載され、それを理由にウィキペディアから削除されそうになったときには、伊藤社長はわざわざ問題ページにまで出向いて、「弊社としてはたとえ無断転載であっても使用を許可するから、削除しないでくれ」と言ったりとか。今回のJASRACの件でもそうなんですが、著作権管理者側ではなく、徹頭徹尾ユーザーの側に立って発言している。

でも、よく考えたら、クリプトンは初音ミクのような「ユーザーが音楽を作るためのツール」を売っている会社なのでした。かりに初音ミクが使われて既成の楽曲の著作権が侵害されたとしても、侵害したのは初音ミクでもクリプトンでもないわけです。クリプトンとしては、ただ初音ミクに売れて欲しいわけですから、最大限ユーザー(お客さん)の立場に立とうとするのは、資本主義の論理に照らしても当然でしょう。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/30/news065.html
↑ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ

記事を読むとYOUTUBEもそうだ、とのことなので、まあ日本でサービスをやる以上、これも仕方がないことなのかなあと思っていたわけです。でも「ニコニコ=ひろゆき」みたいに思っていたので、この件に対する西村氏の真意は、どうなってるのかなあと気になっていました。

ところが今回、親会社のドワンゴがこういう形で出てきて、しかも「ドワンゴの筆頭株主がエイベックス」だと分かったことで、簡単に初音ミクをJASRACに委託管理したことにはある意味で納得しました。以前、反JASRACを唱えるミュージシャン平沢進さんのインタビューを読んで、音楽界は出版界以上に「会社」が支配していて、音楽家の意志にかかわらずほぼ強制的に音楽出版社に著作権が譲渡され、JASRACに委託契約させられると知って驚いたこともありました。

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_795a.html
↑たけくまメモ「平沢進インタビューが面白い」

たぶんドワンゴ(エイベックス)としては、特に悪気はなかったのだろうと思います。エイベックスが普段音楽出版業務でやっていることと、まったく同じ感覚で「口約束で契約を交わし」、「著作者の意志を確かめずにJASRACに信託委任してしまった」のではないか。俺はそう思えてならないんですよ。これは異なる商習慣を持つ業界同士による、一種の文化摩擦なのではないかと。しかしドワンゴの見解は、音楽界や出版界では通用するかもしれないが、一般社会では極めて分が悪いと思われるので、今後の動向に注目していきたいと思います。

今後ネット社会のWEB2.0化が進むに従って、反社会的な意図とはまったく関係なく、純粋にビジネスの論理でクリプトン伊藤社長のような態度をもって社会と接する人間が、たくさん出てくるのだと思います。

そして著作物そのものより、著作物を生み出す「場」や「ツール」を作り出す人が、ヒットミュージシャンやヒット作家の作品と同じように評価され、スターになる時代がきっと来るでしょう。「初音ミク」はその先駆けであるし、「ニコニコ動画」だって本当はそういうものであるはずです。今回の事件、まだはじまったばかりですが、「ネットのこちら側の時代」から「あちら側の時代」への過渡期を象徴する事件だと思えてなりません。

URL:http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_e91a.html