カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

議員定数削減への抵抗策/「代表削らずして増税なし」への抵抗

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120117/1326807155がそこそこウケて、http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120118/1326845083で取り上げてもらったら、そこから共産党支持者の方http://d.hatena.ne.jp/atsushi_iga/20120118/1326878588の目にも触れたようなので、議員定数削減への抵抗策を以下書いておく。
1;共産党は議員定数削減に一貫して反対しているが、「日本の国会議員数が少なすぎる」という論点に絞って論理展開しているケースはどうも少ないように思われる。
先に引用した「赤旗http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-05-27/2009052701_01_1.htmlも、ムダに政党助成金と絡めている。
政党助成金と、議員定数削減問題は、いったん切り分けて主張すべきである。
私は政党助成金に原則として賛成だ。国税で政党活動費を賄うほうが、資本家が政党活動費を賄うより健全だと私は思うからだ。現行の政党助成金の配分の仕方は改良の余地がたっぷりある。だがそれは「日本の国会議員数は少なすぎる」こととは別問題だ。少なくとも分けて考える必要がある。政党助成金を拒んで共産党が貧しい党員から党費を吸い上げている構図は、より広く国民に政党の活動費を分担させているより、私の目から見ると綺麗じゃないし、戦略的だとも思えない。自分の足腰を弱めているだけだとしか感じられない。そういう感性の人は一定数いるはずだ。だから分けて考えるべきだ。
共産党は調査力と論理展開力には期待できる政党だ。だから「日本の国会議員数が少なすぎる」ことに絞って共産党並びに赤旗は論理展開すべきだ。
2;比例枠で当選した、共産党以外の議員に、「日本の国会議員数は少なすぎる」と手紙・メールを送って、味方とし、勇気づけるべきだ。
比例枠で当選した議員はほぼ全員比例定数削減に内心反対しているはずだ。だが、それを声高に主張したら全国民から反発を受ける「はずだ」と彼らは感じている。すべてのマスコミが比例枠議員にそう感じさせるように総がかりで情報操作をしているからだ。諸君、情報操作とはこういうものだ。我々の味方になりうる議員を臆病にさせるために報道というものはなされている。
だから我々は、我々の味方になりうる議員に、「議員定数削減に私は反対しています」という意見を届け、彼らを勇気づけるべきだ。
我々「名もなき大衆」からの言葉だけでは比例枠議員も勇気を奮い絞れないだろうから、各自自分と感性の近い学者や文化人に、「議員定数削減に私は反対です」という意見を送るべきだ。具体的には自分が愛読している存命の著名人に「議員定数削減に反対です」と手紙を送るべきだ。100人に心を込めてメッセージを送れば、1人くらいは「その通りだ」と意気通じてマスコミ誌上などで「議員定数削減」言説を語ってくれるかもしれない。その言説への反響が良ければ、議員定数削減論と議員定数削減反対論は、政治議題として拮抗する。
現在は全く拮抗していない。
私が直接に知る議員の多くが、声は大きくないが議員定数削減反対論者だ。はっきり言って、民主党内でアンチ小沢一郎な人はかなり議員定数削減反対論者がいるはずだ。
議員には議員定数削減反対論者はたくさんいる。だから彼らを勇気づけるよう、我々は「空気」を作るべきだ。
共産党支持者でも公明党支持者でもない人が、あちこちから「議員定数削減反対」の意見を言えば、少なくとも永田町内の「空気」は変わる。
公明党は「議員定数削減反対」なのだから、公明党を通じて自民党を「議員定数削減反対」に持っていくことは実現可能性があると思われる。
3;議員を洗脳することをメインの業務としている日本マスコミhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060611/1149962054の論調を変えることがどうすればできるのかは私にはわからないが、雑誌レベルなら「議員定数削減反対」の読者からの手紙・投稿論文が10通も行けば、一回程度は「議員定数削減反対論特集」を組んでもらえるかもしれない。
以上、同志諸姉諸兄、各自奮戦されたし。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120119/1326984883へ続く。

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