ミスティック・リバー(2003・米)

公式HP http://www.warnerbros.co.jp/mysticriver/

ボストンの貧困地区。路上ではジミー、デイブ、ショーンの3人組がボール遊びに興じていた。不審な車が少年たちの傍に停まる。警官を名乗る2人連れは、3人の内からデイブだけを車に乗せ、静かに走り去った。数日後、デイブは暴行を受け、無残な姿で発見される。それから25年、同地区で殺人事件が発生。被害者はジミーの娘だった。捜査を担当するのは、今は刑事となったショーン。やがて捜査線上にデイブの名が浮かぶ。事件は3人の過去を弄ぶようにして、非情な物語を導いてゆく…。

妹とレディースディの日に観にいきました。
ショーン・ペンティム・ロビンスケビン・ベーコン主演ってそれだけでもなんだかすごい・・・んでもってクリント・イーストウッドが監督したそうな。
ネームバリューはすごいけど・・・わたしゃイーストウッドさんと趣味が合わないかも(・ε・` )

ネットの映画評を見てると傑作と評判は高いし、おすぎもオススメしてましたがこれは見る人を選ぶ映画。
気楽な娯楽映画を見たい人は楽しめない。

もー重い、暗い・・・・
てっきり謎解きミステリー映画だと思い込んで観にいったのであまりにも重いテーマにちょっとショック。
「無邪気さを失った(奪われた)瞬間」「それぞれが背負った傷」「孤独、葛藤、愛情、憎悪、そして深い悲しみ・・」それら全てを飲み込んで流れるミステックリバー・・。人は大きな流れ(運命)に飲み込まれて生きていくしかないのか・・。あの時あんな事が無ければ・・運命の深い悲しみと残酷さ・・・。

現在と1975年前後のアメリカの社会背景とか大国のかかえる憂鬱とかいろ〜んな知識を持ってすればこの映画はそうとう深く味わえると思います。
少なくとも「あ〜ショーン・ペン出てるんだ〜」程度の気持ちで観に行くと後悔します(^^;。


何度も繰り返し観て理解を深めるタイプの映画。家でのんびりお茶でも飲みながら観たほうがよかったなぁ〜映画館で観てたら腰と肩がこってしまった( ´ー`)フゥー。

劇中では36歳という設定だけど主演の俳優陣は老けすぎててとてもその年齢に見えない・・・。
あーも〜おじさんのしわだらけの顔のUPを大画面で観てうんざり(ひでー)
やっぱり映画のヒーローは若くてぴちぴちの男の子(女の子でもいいけど)がいいな♪