Boot Camp 備忘録 - ATOK 2008 の ON/OFF 切り替え

私の iMac には Boot CampWindows Vistaデュアルブートできるようにしてあります。ただし今までは iMac に開発サーバの役目も担わせていたので、常時 MacOSX を起動しておく必要があり、折角の Windows 環境は全然使っていませんでした。(本当は Palalllels Desktop でバリバリ使いたいのですが、ビデオドライバの問題なのか、主要用途である Windows Media Player でのビデオ再生ができず、使いどころがないのが実情でした。仮想マシンWindows 2000 なら問題ないのに。。。)

で、開発サーバの役目は Ubuntu Server マシンに移した訳だし、今後は Windows Vista 環境も有効に使おうと思い、まずは必須の ATOK を購入してインストールしました。

ところで、Apple 日本語キーボードには「半角/全角」キーがありません。デフォルトの MS-IME は「カナ/かな」キーでも ON/OFF 切り替えできたのですが、これは ATOK には効かない様子です。従って、キーの割り当て設定を行いました。

  1. ATOK のパレットを右クリックし、「プロパティ(環境設定)」をクリックします。
  2. ATOK プロパティ」画面が表示されます。
  3. 「キー・ローマ字・色」タブをクリックします。
  4. 「キーカスタマイズ(K)」ボタンをクリックします。
  5. ATOK キーカスタマイズ」画面が表示されます。
  6. 画面下部の「キー(K)」をクリックします。
  7. 画面右上の「キーを検索(S)」をクリックします。
  8. 「検索するキーを押してください」という画面が表示されますので、割り当てたいキーを押します。私は「カナ/かな」キーにしました。
  9. 該当キーが選択された状態になるので、画面下部の「変更(C)」ボタンを押します。
  10. 「キーの変更」画面が表示されます。「機能一覧」の選択肢から「日本語入力ON/OFF」を選び、「OK」ボタンを押します。
  11. 戻った画面でも「OK」ボタンを押します。

これで「カナ/かな」キーを押せば ATOK を ON/OFF できるようになりました。

WASForum Conference 2008 の軽ーい感想

EV SSL の話、来場者受付のお手伝いをしていたので前半は聞き逃したのですが、暗号アルゴリズムの移行期限延長に関するところが興味深かったです。たしかに、巷に溢れるケータイがセキュリティ面でアップデートできないレガシーデバイスになっちゃうのは大問題ですものね。

SQL Injection の話は、まあよく書かれてるところの纏めみたいなものでしたね。徳丸さんとは後で別途お話しもできて、よかったです。

携帯電話向け Web の話は、今まであまりまじめに見ていなかった分野なので、セッション管理周りなどもほぼ忘れてたりしたので、私にはとても有用でした。

OpenID の話は、ろくに仕様も見ていない私には進行が早くて細部を理解することはできませんでしたが、「ユーザは OP のリダイレクト画面でリダイレクト先URLが妥当か確認しなければならない」すなわち低ネットリテラシなユーザにもセキュアに使えるとは期待できない、という点は参考になりました。私が OpenID に(勝手に)期待していたのは「ネットリテラシーの低いユーザでも、大手サイト、たとえば Yahoo! Japan の認証に一元化すれば、パスワード管理も含めて安全に使ってもらえそう」という所だったので、その誤解が覆されたという点で。

セキュリティ作り込みの話。なんだか SOX 対応でやらされた作業が思い浮かびましたが、まあ一言でいうと Microsoft さんご苦労様ですってところでしょうか。

ダースベイダー登場には、会場内、微妙な(笑)。法律関係の堅い話を少しでもほぐそうってことかな、でも内容はちゃんと堅かった。(笑)

最後のセッションは WOCS での集計システム?も使って、笑いありで、面白かったですね。締めがこんなにライトでいいのかなぁ(^^;)と少し思っちゃったりはしましたが、あのシニカルさは本質的な真面目さの裏返しなわけで、それはきっとみんな分かってくれるでしょうね。(・・・首謀者の人柄を知っていれば尚更に、やっぱこうでなきゃ〜と手ぇ叩いて喜んじゃうわけですが。)

全体としては・・・いろいろ勉強させていただけて、大満足です。敢えてマイナス点を挙げるとすれば、各セッションの重さがバラバラで、いまいちバランスがとれていなかったかな、という気はします。