NACSIS-CAT登録データ1億件突破講演会

http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/event/2008/ichioku/index.html

NACSISへの加入のいきさつは確か以前の日記に書いたと思う。
1997年に加入 いまだにOPACも図書室の電子化もすべて雲の上の話だった頃、学窓目(学術雑誌総合目録)作業を通じてNACSISの事を知り、これなら「結構安く!」「何か」できそうだ と ひらめいたのが 本当のところ。といってもパソコンのことひとつとっても誰も相談するものもなく、ただ直感だけで よく導入と参加にまでこぎつけたものだと又自分をほめてしまう自分に甘いかみはくさんです。(~_~;)
 
最近はレファ協の話が中心だったのですが、紙の博物館図書室はレファ協とこのNACSISなくしては成り立たないほど、ありがたみを感じています。ただ難点は 登録の難しさ。
昨日の講演会でも 書誌登録0の機関が197もあり、100件以下の機関も全体の49% 501ある一方 登録データの多い10機関で全データの約50パーセントを作成している状況が報告された。当館は図書2136件 雑誌212件を登録しているが、他の館が所蔵していないため、オリジナルで書誌を作る例が多い。その際に 1件のデータを作るのに半日あまりもかかってしまうのは、いつまでも不慣れなこちらのせいでもあるが、ワンパーソンとしてはつらいところ。今後は書誌作成館と所蔵のみの館にはっきり分ける構想もあるらしいが、独自資料を数多くもつ当館としては なかなか困った問題である。