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稀な晴れ-読書と短歌のブログ- このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2012-02-20

稀な晴れ的「2011年はこんな本が面白かったなぁ」ランキング

 さて、今年もこの時期がやって来ましたね。

 何かって? 節分もバレンタインデーももう終わりました。

 そうです、年間ベストです。


 ……年間ベストなんです、何と言われようと!


 というわけで前年と同様に、『稀な晴れ的「2011年はこんな本が面白かったなぁ」ランキング』を公開したいと思います。


 ランキングに入る前に、少し長めのまえがきを書きたいと思います。

 「公開したいと思います」とは書いたものの、ここにひとつ問題があるのです。

 感想が、ない。

 前年の年間ベストは「ブログに感想を上げた本」からの紹介だったのですが、今年はブログの形態が大きく変わってしまいました。そのため去年とは異なり、現在ブログに、感想記事がほとんどありません。

 感想のないランキングというのは個人的に、どうも味気ない気がします。

 どうしようかな、としばらく悩んでいました。*1この記事のなかに、新たに感想記事を書くようなつもりで、多めに感想を補足することも考えました。しかし試しに書いてみたのですが、個人的な理由から、うまく書くことができませんでした。「感想文」の書き方がいまいちわからなくなってしまったのです。

 そこで今回の記事では、「選んだ作品の紹介」をのみ行おうとおもいます。


 では「感想」はどうするのか? 解決法は簡単です。これから書けばいいのです!


 まとめます。

 まず、今日(2012/02/20)の更新は基本的に作品の紹介のみに留まります。*2

 感想は今後、読書感想文の練習もかねて、別記事で書いていこうと思います。書いた記事は順次この記事にリンクさせていく予定です。あとから、記事としての「年間ベスト」が完成していくわけですね。

 全部書き終えられるかはわかりませんが(というか感想を本当に書けるのかもまだわかりませんが)、書こうという熱意、やる気は現時点で存分にあります。

 ご期待ください。

 というわけで、よろしくおねがいします。



 さてでは前年同様に、この記事における作品選定の基本ルールを列挙します。

  • 「漫画」「実用書」「小説など、文芸作品(非SF)」「小説など、文芸作品(SF)」の4ジャンルから、「面白かったなぁ」という作品を10作品ずつ選んで紹介する。
  • 紹介する本は「2011年に読んだ本」の中から選ぶ。古典から新作まで特に区別はしない。
  • 選考基準は「面白かったなぁ」という主観的な判断による。
  • それぞれ選考理由(あるいはコメント)を書く。
  • シリーズものはなるべく、完結している作品以外は選ばない。
  • 1ジャンルの中で(できるだけ)同じ作家は選ばない。

 こんなところですね。


 まえがきが非常に長くなってしまいました。

 それでは以下よりランキングです。


【漫画】

10.『寒くなると肩を寄せて』

寒くなると肩を寄せて (ビームコミックス)

寒くなると肩を寄せて (ビームコミックス)

9.『ビューティフルピープル・パーフェクトワールド』

ビューティフルピープル・パーフェクトワールド (IKKI COMIX)

ビューティフルピープル・パーフェクトワールド (IKKI COMIX)

8.『水域』

水域(上) (アフタヌーンKC)

水域(上) (アフタヌーンKC)

水域(下) (アフタヌーンKC)

水域(下) (アフタヌーンKC)

7.『竜の学校は山の上』

竜の学校は山の上 九井諒子作品集

竜の学校は山の上 九井諒子作品集

6.『ふたりごと自由帳』

ふたりごと自由帳 (まんがタイムコミックス)

ふたりごと自由帳 (まんがタイムコミックス)

5.『ぼくらのよあけ』

ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)

4.『トーマの心臓

トーマの心臓 (小学館文庫)

トーマの心臓 (小学館文庫)

3.『25時のバカンス』

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

2.『羊のうた

羊のうた 1 (幻冬舎コミックス漫画文庫 と 1-1)

羊のうた 1 (幻冬舎コミックス漫画文庫 と 1-1)

 予感すること。予感が「私」に現れること。その「媒介」とは。

 記憶すること。そして忘れること。

 忘れることを、そして予感したことの実現を、待つということ。

 『羊のうた』についていま書けることは、以下の記事に、全て書けました。

 そんな気がしています。

1.『敷居の住人

敷居の住人 新装版 1 (BEAM COMIX)

敷居の住人 新装版 1 (BEAM COMIX)


【実用書】

10.『絶望の国の幸福な若者たち』

絶望の国の幸福な若者たち

絶望の国の幸福な若者たち

 若者であることについて、考えてみたいと考えたのが、下の私の記事になります。

 若者について考える、そのための「道具」として、本書は有用なのではないかと。

9.『われら銀河をググるべきや』

8.『日本の米―環境と文化はかく作られた』

日本の米―環境と文化はかく作られた (中公新書)

日本の米―環境と文化はかく作られた (中公新書)

7.『新しい科学論』

新しい科学論―「事実」は理論をたおせるか (ブルーバックス)

新しい科学論―「事実」は理論をたおせるか (ブルーバックス)

6.『新約聖書

新約聖書 1 (文春新書 774)

新約聖書 1 (文春新書 774)

新約聖書 2 (文春新書)

新約聖書 2 (文春新書)

5.『ハイデガー=存在神秘の哲学』

ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)

ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)

4.『他者と死者―ラカンによるレヴィナス

他者と死者―ラカンによるレヴィナス (文春文庫)

他者と死者―ラカンによるレヴィナス (文春文庫)

 レヴィナスの思想について、初めて、「分からない!」と思えた本です。

 文庫で出た前作『レヴィナス−愛の現象学』という本を、先月読みました。内田先生のレヴィナス三部作の、未刊の三作目も楽しみです。

3.『土の文明史』

土の文明史

土の文明史

2.『大学論─いかに教え、いかに学ぶか』

大学論──いかに教え、いかに学ぶか (講談社現代新書)

大学論──いかに教え、いかに学ぶか (講談社現代新書)

 なぜ「創る」のか。なぜ「方法」が必要なのか。

 言うなれば本書は、「創作」についてのエッセイでしょう。「創作」とはどういうことなのかを、大学で創作方法を教える著者の大塚先生が語る本です。

 とても、熱中して読んだことを覚えています。

1.『「聴く」ことの力―臨床哲学試論』

「聴く」ことの力―臨床哲学試論

「聴く」ことの力―臨床哲学試論

 多分2011年の初めに読んだ本です。

 この本をきっかけとして2011年は鷲田先生の本を読み漁る一年になりました。例を挙げると、『メルロ=ポンティ』『顔の現象学』『「待つ」ということ』『死なないでいる理由』『くじけそうな時の臨床哲学クリニック』『てつがくを着て街を歩こう』など。

 私の「短歌観」といいますか、現在、短歌を詠む際の「目標意識」を決定づけたものが、鷲田先生の本なのかと勝手に思っています。例えばその痕跡は、次の日記に見られます。

 2012年も鷲田先生の本を読み進めていくつもりです。またそれだけでなく、関連分野の本も。


【小説など、文芸作品(非SF)】

10.『氷の海のガレオン/オルタ』

氷の海のガレオン/オルタ (ポプラ文庫ピュアフル)

氷の海のガレオン/オルタ (ポプラ文庫ピュアフル)

9.『適切な世界の適切ならざる私』

適切な世界の適切ならざる私

適切な世界の適切ならざる私

8.『ネイティブ・アメリカン詩集』

7.『カフカ短篇集』

カフカ短篇集 (岩波文庫)

カフカ短篇集 (岩波文庫)

6.『ナイン・ストーリーズ

ナイン・ストーリーズ

ナイン・ストーリーズ

5.『ブラフマンの埋葬』

ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)

ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)

4.『愛についての感じ』

愛についての感じ

愛についての感じ

3.『告白』

告白 (中公文庫)

告白 (中公文庫)

2.『大聖堂』

1.『ひとさらい・てんとろり 笹井宏之歌集』

ひとさらい 笹井宏之第一歌集

ひとさらい 笹井宏之第一歌集

てんとろり 笹井宏之第二歌集

てんとろり 笹井宏之第二歌集


【小説など、文芸作品(SF)】

10.『ゼロ年代日本SFベスト集成<S><F>』

ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)

ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> (創元SF文庫)

逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成<F> (創元SF文庫)

逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成<F> (創元SF文庫)

9.『去年はいい年になるだろう』

去年はいい年になるだろう

去年はいい年になるだろう

8.『かめくん』

かめくん (徳間デュアル文庫)

かめくん (徳間デュアル文庫)

7.『言壺』

言壺 (ハヤカワ文庫JA)

言壺 (ハヤカワ文庫JA)

6.『老ヴォールの惑星』

5.『タイムリープ あしたはきのう』

4.『ボトルネック』

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

3.『これはペンです』

これはペンです

これはペンです

2.『象られた力』

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)

1.『あなたのための物語』

あなたのための物語 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

あなたのための物語 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

*1:これが年間ベスト公開の遅れた理由でもあります。

*2:すでに感想記事のある一部作品を除く

フォロワーフォロワー 2012/02/20 11:01 http://twitter.com/#!/kmhr_t/status/171386391924703233へのコメントです。
感想文はそれだけでひとつの読み物であると思います。
ランキングの中に個人的に思い入れのある作品はあってその感想は是非読みたいのですが、それ以外の作品の感想も読み物として同じくらい読んでみたいです。
つまりできれば全部読みたいと言うことです。
かみはるさんのペースで全ての感想が書かれるのを心待ちにしております。
書く順番の示唆にならず申し訳ありません。

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