秋季中部地区敗者復活・清水東戦

河井・青島、六合中コンビで清水東を粉砕!


島 田 商 001040002=
清 水 東 101001000=3



▲5回、逆転の走者一掃の二塁打を放った河井。


敗者復活・清水東戦は序盤からペースの握り合いとなった。
しかし5回にヒットと二つの四球で一死満塁とすると打者は5番の河井。
河井の振り抜いた打球はセンター左に抜ける走者一掃の二塁打となって一気に逆転に成功した。

これで流れが一気に島商に傾くかと思われたが、6回に二死2塁からセンター前の当たりを福本が後逸。
打者走者を3塁に進めてしまい、一点差に詰め寄られるピンチを迎えてしまう。
しかしここを抑えて2点差のまま最終回を迎えた。

島商は9回に度肝を抜くドラマを展開する。
一死1塁で迎えた打者は1年生・青島。
この日、前4打席は全て四球と打たせてもらう球がなく沈黙が続いたが、5打席目で思い切り振り抜いた打球はバックスクリーン右に飛び込む特大の2ランHR。
打った瞬間からグングンと伸びる文句なしのHRだった。

実は5回の逆転打を放った河井と青島は同じ島田市内の六合中出身の選手だ。
私自身も同じ六合学区に住んでいるので、これほど誇らしい事はない。
青島選手には申し訳ないが、私のミスで撮影ポイントがズレてしまって画像は掲載出来ないのだが、次の機会には必ずその雄姿をお届けしたい。

さて今日は3番の耼原も実に良かった。
3安打に盗塁とチャンスメイクに従事したが、榛原戦でも固め打ちをしたそうだ。

ここに来て少しずつではあるが、島商打線全体が上向きになりつつある。
まだまだエンジンの掛りは遅いが、振りも鋭さを増してきた。
序盤から積極的な打撃で試合の主導権を握る事が出来れば、新チームの島商はかなり戦えるはずだ。



▲今日は制球が安定しなかったが、これで4試合全て完投の細谷投手


そして細谷投手の踏ん張りも評価したい。
この暑い中での4試合連続完投は素晴らしいの一言だ。
疲れもあるだろうが、それを気力でカバーしている。

さてこれで次はいよいよ県大会出場を懸けた大一番となる。
相手の清水西は夏の経験者がズラリと並ぶ強敵。
恐らく今までの対戦校の中では最強の相手である事は間違いない。
非常に厳しい試合になるだろうが、自分達の力を信じ、序盤から積極的な攻めの試合運びで試合の主導権を握りたいところだ。

勝って県大会出場を果たそう!