健康保険組合、さらに保険料UP!(1面)

主に大企業が従業員のために設けている医療保険
健康保険組合」というね。
中小企業向けは「全国健康保険協会協会けんぽ)」というね。
自営業や退職者向けは「国民健康保険」というね。
お医者さんでかかるお金を3割の負担で済むように残りのお金を
これらの組合が払っているんだね。
で、その為の保険料は会社と従業員が半分こして負担してるね。
従業員はお給料から天引きされてるよね。
でね。大企業向けの「健康保険組合」なんだけどね、全国に1,400
あるんだけど、相次いで保険料を上げているんだよ。
2013年度の組合平均が8.6%だったのに対して、2014年度は8.8%
になる見込み。これ過去最高を更新するよ。
理由はね、高齢者の負担が増えたから。
今はね、新しい法律で高齢者には「現役世代からの仕送りで賄う
ようにしなさい」って言われててね、健康保険組合はお金出してるんだよね。
その金額がドンドン膨らんでいるからなんだよね。
この企業負担は今後も増える見込みで、競争力に悪影響出るねって
心配されてるよ。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
ふむう。困った仕組みだ。
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ドイツで進む「インダストリー4.0」(グローバルBiz)

蒸気機関と水力による工場制機械工業が第一次産業革命、電力の活用と分業による大量生産が第二次産業革命、電子技術による自動化が第三次産業革命。
で、いまドイツで盛り上がりを見せてるのが「第四次産業革命、インダストリー4.0」。
ざっくりいうと、部品とロボットが会話しながら製品を組み立てていく、スマート工事のことを言うんだって。
たとえばラインを流れる自動車の車体が
「あ、俺、E-○○って車種。ドア4枚付けて」
っていうと、組み立ててロボットが
「りょうかーい。じゃ付けるね」
ウィーン、ガガガガガガ
「さんきゅー」
てな感じ。
あ、会話は部品に仕込まれたICチップとかでやるよ。
決まった動きを繰り返すだけじゃなくて、作るものによって動きを自動的に変えられるから、多品種少量生産でも量産並みのコストダウンができて、それはもう大革命なんだね。
で、話はさらに膨らみ、全てがネットにつながれば、ドイツじゅうにある工場同士、部品同士、ロボット同士が通信して、電力を融通したり生産量を振り分けたり、そんな世界がやってくるんだとか。
シーメンスダイムラーBMWボッシュ、SAPとかとか、ドイツ産業界あげて取り組んでいるんだって。


■カミクダキストのつまりそういうこと?
人の単純作業はなくなるね。
さあ、どうやって稼ごうか。
(tj)