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kamoheiの日記

2018-07-07 腕輪物語5

彼らは小さな種族である

ぼっち小人よりも小さい。背の高さがそれほど変わらない場合でも、ぼっちほどでもずんぐり、がっちりもしていない。

中民の背丈は、我々の尺度でいえば1メートル。1.5メートルに達するものはほとんどいない。

彼らにいわせるとだんだんちびってきているそうで、昔は、遙かに背が高かったそうだ。

ここに取り上げる中民荘の中民たちについていえば、種族平和に富み栄えた時代には、陽気な種族であった。彼らは明るい彩りの服を着て、ことのほか黄色と緑を好んだ。しかし靴は滅多に履くことはなかった。足の裏が皮のように堅く、髪の毛とほとんど変わらない濃い巻き毛に覆われていた。なお、髪の毛はみんな茶色だった。

中民の習わない手仕事は、靴作りぐらいだが、彼らはみんな長い器用な指を持っていてそれ以外のものなら役に立つもの、こぎれいなものなど何でもこなした。

彼らのかをは概して、美しいというよりも人がいい顔立ちで、幅広く、目が明るくてほほが赤く、口は笑ったり食べたりするためにあった。また、事実しばしば心ゆくまで笑って食べて飲んだ。いつも軽い冗談が好きで、

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2018-06-27 腕輪物語4

中民はきわめて表に出たがらない。さりながらはなはだ古い種族で、以前は人口も今とは比べものにならないくらいくらい、実に多かった。というのも、平和という静けさとよく耕された大地を愛する民族からである。整地よく、耕作よき田園こそ、彼らが好む住み処であった。彼らは道具の扱いがうまいくせに、今も昔も、炉と鞴、水車、または手織機の類より複雑な機械はわからず、または好まなかった。古代にあってすら、中民は一般に彼らが言植われ我人間族の通称「大きい人たち」を疎んじていたのだが、今日では我々の姿を見かけると恐れあわてて身を避けるのである。彼らを見かけるのは困難といってよい。

彼らは耳ざとく、目が利き、たいてい太る体質で、いざとならなければ決して慌てない性格で、動作は素早く機敏である。彼らは、自分たちが会いたくないと思っている「大きい人」ががさがさやってくると、音もなく速やかに姿を隠す術を最初から持っていたのだが、だんだんそれを発展させ、ついには人間には魔法と思える域まで仕上げた。しかし実際には中民族は未だかつていかなる魔法習得したことはなかった。彼らの隠身はほかでもない、遺伝と修練と大地との親交の結果であるもっと大きくて不器用種族には真似のできないものとなった特殊技術である

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2018-06-23 腕輪物語3

中民(ちゅんみん)について

この本は、主に中民について書かれている。

それでこれをお読みになれば、中民の特質があらかた納得されるでしょう。

またその歴史も多少おわかりになると思います。

元々この中民について書かれた物語は、この世に名を知られるに至った最初の中民、「健坊」自身によって書かれ、

「健坊」自身によって名付けらた「行きて帰りし物語」の最初の数章が底本となっている。

この題名は、健坊の東への旅と、そこからの帰還が語られているからである

さて、この時の冒険が後に中民全体を、大事件に巻き込む事態に至ったのだが、それを述べたのがこの本である

しかし読者の中には、この中民という注目すべき種族について最初からより多くのことを知りたいという方も大勢おられよう、

そういう方々のために、ここに比較的大切な点を、中民伝承から収録して、若干の解説として、併せて簡単最初冒険に触れようと思います。

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2018-06-20 腕輪ストーリー1

1話

腕輪ストーリー

つの腕輪は現世の宗主の王のために。七つの腕輪は山の住人、コロボックルの君に、九つの腕輪は死すべき運命の人の手に、一つは地獄の冥王のために影横たわる中津国のために、

一つはすべてを支配し、一つはすべてを知り、一つはすべてをとらえて暗闇の中につなぎ止める。影横たわる中津国のために。

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2018-06-19 練習です、腕輪物語

プロローグ

創作ではありません。オマージュです。練習です、パロディーです。果たして完走できるでしょうか。

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