- 作者: 井上靖
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1969
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この本は、1960年代に著者が、西域と呼ばれた地域に旅した紀行文です。
今で言うとキルギス・カザフスタン・ウズベキスタンあたり。
当時はソ連領だったのか?よく分からないけど。
別に、アフガニスタンへの旅の紀行文も収録されてます。
著者の目は、実際に眼前に広がる風景や街並みの向こうに、
長い歴史の流れを見ます。
漢の武帝にアレキサンドロス大王、恐ろしいモンゴル兵たち、チムール・・・。
ある民族は消えてしまい、ある民族は再び立ち上がる。
無慈悲な歴史の流れ・・・。
1960年代と比べたら、今のかの地はずいぶん変わっているのだろうけど、
ロマンをかきたてられる一冊です。
全っっ然関係ないけど、
私の好きな漫画はちょうどこのあたりを舞台としてるので、
互いに参考になる。
「西域物語」で取り上げているブハラの街も、モデルのひとつらしい。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: コミック
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