その日暮らし

精神的その日暮らし

日の名残り

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

1956年イギリス。
長年、名執事として大きな屋敷を切り盛りしてきたスティーブンスは、
新しい主人に勧められて、旅行に出ることになる。
美しいイギリスの景色を眺めながら、
彼の心は長い執事人生を追憶する。
尊敬するダーリントン卿、名執事だった父親、共に勤めた女中頭・・・
時代は変わっていったのだ・・・。



流行りに乗ってみました。
(以前から気にはなってたのだけど)
執事(とかメイドとか)が好きな人はぜひ読むべき。
へえー、こんな生活をしていたんだ、と知らなかったことばかりで面白い。
旅と過去の回想を混ぜて描く構成が上手いと思った。
ラストも上手い。
立場や考え方があまりに私たちと違うので、
情緒面でしんみり同調するのは難しいところもあるけど、
気にせず雰囲気に浸ればよろしい。






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