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その日暮らし



2018-06-05

またカープと思うのは早計だ

よく晴れた日曜日の午後。

祖母は自分の部屋で、一人優雅にテレビを見ています。

どうやら野球を見ているもよう。

ああそういえば、今カープ中継やってるな。

きっとカープ見てるんだろうな。

と思いきや、

祖母が見ていたのはなんと、

東京六大学野球の早慶戦!

へーっ、こういうのテレビで全国中継するなんて知らなかった。

東京だけのことだと思ってたから。

しかも、ぎっしり字で埋まったテレビ欄から、

ちゃんと自分の好きなものを探しだす祖母ってすごいな。

(ちなみにチャンネルはEテレ)



広島育ちの私は、

東京六大学野球なんてまったく関心ない。

一方、東京育ちの祖母は、女学校時代(戦前)、

六大学野球が大好きで、おそらく校則違反なのに一人こっそり観戦しに行っていた。

特にお気に入りが慶応だったらしい。

その頃、祖母が、野球愛を詰めこんで色々書いたノートが、

数年前実家で発掘された。

70年以上前に書かれたノート。貴重なあまり触るのも緊張する。

それを見ると、祖母がものすごくものすごく、

六大学野球、特に慶応が好きだったことがよく分かりました。

そんな慶応が出ている早慶戦。


私 「おばあちゃん、どっちを応援してるの?」

祖母「そうねえ・・・慶応かしら」


ばっちりです。


私 「なんで慶応なの?イケメンが多いの?」

祖母「え?」

私 「かっこいい人が多いの?」

祖母「そういうわけじゃないんだけど・・・」



人生に、こういう楽しみがあるのは良いですねえ。






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2018-05-25

半分、ビール

実家に泊まった日のこと。

夜、一階へ下りると、冷蔵庫を開け閉めする音がします。

見ると祖母が缶ビールを出して、一生懸命開けようとしてました。

手でプルタブを引いて開けられるのに、

知らないのか、できないのか、

ハサミで開けようとしている・・・。

もしかしたら、ハサミでプルタブを引き上げようとしてたのかもしれないけど。

ここにも書きましたが、

以前祖母がビール飲もうとしてるのを止めたら、

穏やかな祖母がひどく怒りだしてビックリしたので、

今回は止めたりしない。

ちょうど母が来たので、一応確認はしたけど。

ちなみに前回も書いたけど、祖母が飲もうとしてるのはノンアルです。

本人は普通のビールだと思ってるから、それで良いのです。



母が缶を開けてあげて祖母に渡すと、

祖母は「コップに入れてほしい」と言います。

母がコップに半分くらい入れて渡すと、

「もっとちょうだい」

母は不満げな顔でビールを足し、祖母に渡します。

「ええやん、どうせノンアルなんだから、ばあちゃんたくさん飲んでも」

と私が母に言うと、

「でもビールって冷たいでしょ。急に飲んだら体に悪い・・・」

「ああ、なるほどね」

うなずいた瞬間、後ろでジャーとポットからお湯を出す音。

二人が振り向くと、なんと祖母、

ビールの入ったコップにお湯を注いでるではありませんか!!

「うげっ・・・」



私は下戸なので、ビールの味は分からない。

でも酒好きな人の話を聞く限り、ビールを、それもノンアルを湯で薄めたら、

マズくて飲めたものではないんじゃなかろうか。

しかし祖母は嬉しそうにそれを飲んでます。

おそらく、ビールを一口飲んだ祖母は「冷たいわ」と思ったんだと思う。

「冷たいから、お湯を入れて温めましょう」

そういう単純な図式なんだと思う。

そして味覚がだいぶ老いてきてるから、マズくても気にならない・・・。



「こないだねえ、おばあちゃん、ヤクルトをチンして飲んでたのよ」

と母。

「うげっ・・・」

私は以前、ポカリスエットか野菜ジュースか、どっちだったか忘れたけど、

冷蔵庫で冷えたものしか手元になく、

私は冷えたものが苦手なため、

「ちょっとくらい温めても味は変わるまい」

とコップに移し替えて軽くチンしてみたことがある。

・・・・・・くっそマズくて、とても飲めるシロモノではなかった。

ヤクルトのチンも、似たようなマズさではないかと想像します。

飲んだことないけど。

試したくもないけど!



まあ、湯で薄めたビールだろうと、温ヤクルトだろうと、

本人がおいしく飲めるのなら、なんだっていいのかな・・・。






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2018-05-09

立夏のジングルベル

妹が第一子を出産したのは、クリスマスと年末の間でした。

祖母は赤子をあやすのに、なぜか「ジングルベル」の歌を歌い始めました。

♪ジングルベル、ジングルベル、鈴が鳴る♪

のアレです。

クリスマス直後だったから、歌が頭に残っていたのでしょう。

歌詞はジングルベルではなく、

♪〇〇ちゃ〜ん(赤子の名前)、〇〇ちゃ〜ん、〇〇ちゃ〜ん♪

だったり、

♪ちゃんちゃんちゃ〜ん、ちゃんちゃんちゃ〜ん♪

という意味のない言葉の繰り返しだったりでした。



おそらく最初は、単に歌が頭に残っていたから、

ジングルベルであやしていたのだと思います。

ところがそれを続けるうち、どうやら祖母の中では、

子どもイコール、ジングルベルの歌、という図式が定着したもよう。

以後、どんな季節であろうとも、

どんな子どもに対しても(ひ孫であろうと、よその子であろうと)、

子どもを見ると手を叩きながら、ジングルベルを歌うようになりました。

3年以上経った今でも・・・。

最近は、名前の連呼は減ったかな。

名前を忘れちゃって、いちいちまわりに聞くのも面倒だから。

もっぱら

♪ちゃんちゃんちゃ〜ん、ちゃんちゃんちゃ〜ん、ちゃんちゃんちゃ〜んちゃちゃ〜ん♪

ですね。

真夏とかに歌われると、さすがに、

「ばあちゃん、季節が違うよ」とツッコんでしまう。

この定着した図式が、変わることはあるのか?

それともずっとジングルベルなのか?

事態の推移を静かに見守りたいと思います。






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2018-04-06

半分、インフル

3月中旬、実家の父がインフルになりました。

あれだけ猛威を振るっていた頃には無事だったのに、

「いまさら!?」という感じでしたが、年齢を考えると心配になります。

3日後、母もインフルになりました。

父を隔離して、できる限りの対処をしていたのに・・・。

さて、問題はばあちゃんです。

ばあちゃんは介護が必要。

父も母も病人なのに、そこそこ体力のいる介護ができるのか?

幸い、父が少し良くなっていたので、二人でなんとか乗り切ったと後で聞きました。

次の問題は、ばあちゃんも発症したらどうしようということ。

93歳・・・。

予防接種をしているとはいえ、インフル発症はまずいのではないか。

介護者は二人ともインフル。

介護は、濃厚接触が避けられません。

さらに、ばあちゃんはプチ認知なので、自分で意識して防衛することができません。

例えばばあちゃん、冬に外出して帰宅した際、

私たちがうがい手洗いをするよう求めると、頑強に抵抗してきます。

なんとか洗面台に引っ張っていったら、水でちょろちょろっと手を洗って済ませちゃう。

せっけん使ってゴシゴシ洗うよう要求すると、

ものすごーーーーーーく嫌な顔をして、しぶしぶやります。

おそらく、こちらが目を離したら、しないのにしたフリするでしょう。

先にトイレに行くことで、ごまかそうとしたこともあります(笑)

うがいも、ものすごーーーーーーく嫌そう。

強く強く求めると、ようやくしぶしぶ何回かガラガラ・・・。

何がそんなに嫌なのか分かりませんが、

とにかくばあちゃんのウイルス対策意識はその程度です。

まあ、こんなにうるさく、うがい手洗いと言われるようになったのは、

ごく最近のことなんだろうから。

93年の人生で考えたら、いまさらそんなことやれって言われてもねえ。


そんな状況ですから、ばあちゃんのインフル発症は高い確率で有り得ると思われました。

私たちはちょっと緊張して見守っていました。(私は電話越し)

母も発症してから、3日・・・4日・・・ばあちゃんはまだ無事です。

6日・・・一週間・・・ん?まだ無事です。

10日・・・二週間・・・ん?まだ無事・・・です・・・?


あの状況で、感染しなかったはずはない。

感染したウイルスは、93年訓練された祖母の免疫に、撃退されたのだ。

すごい。

あの状況で。インフル撃破。

すごい。

尊敬というか、畏敬の念さえ抱いた孫なのでした。






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