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嘉村の「人創り問答」 RSSフィード

2017-05-06

学校の“働き方改革”

すばらしい好天に恵まれた連休
日頃お忙しい先生方も、数日はリフレッシュ
されたでしょうか

私自身は今年も何かと仕事があり、
残念ながら国家的取り組みとして注目を集める
“働き方方改革”とは無縁の日々を過ごしました

この議論の対象は主に企業
ポイントは、時間あたり生産性の向上です
経済協力開発機構の調査では主要7カ国で最下位、
米国の6割程度しかないとされ、特にサービス業の
生産性向上が重要課題といわれています

学校をはじめとする教育機関もサービス業
今回は、この生産性向上議論を聞きながら
考えたことをお伝えします

時間あたり生産性を教育サービスに置き換えると
時間あたり教育効果
向き合うのは、
「その1時間の活動は、どの程度の教育効果を
実現しているか?」という問いです

主な活動をあげてみます
・授業とその準備
・生徒、保護者対応
・各種行事対応
・会議や事務
・クラブ指導
といったところでしょうか

これらの諸活動を、より効果な取り組みにしたい
のですが、何をもって教育効果というか、
これを考えるだけでも議論は尽きません

この学校の“働き方改革”への私の提案は、以下3点です
ゞ軌虧槁犬虜得瀋蝓楔果測定方法の開発
業務の優先順位づけ
3洞技佞離泪鵐僖錙爾劉△鳳じた配分

言うは易し、ですが、,聾什澆旅眤臉楝害革の
本丸であり、意欲ある先進校は挑戦をはじめています

◆↓を進めると、教師個々の努力に依存するだけでは
限界があることが明らかになると思います

手取り足取りの指導から自学自習への転換、
カリキュラムの見直し、絞り込み、
外部人材の活用などが課題になるでしょう

学校をあげてのカリキュラムマネジメント、
組織改革、人員配置の変更、採用と人材育成など、
まさに管理職の手腕発揮が求められます

経営力、マネジメント力が教育力に直結する、
組織としての教育力を高め、競う時代に入ります
さぁ、“働き方改革”をはじめましょう!

2017-04-07

リーダーの最大の成長機会

新年度が始まりました
ちょうど桜が満開となり、新入生の皆さんの
思い出に残る入学式に華を添えてくれています

各校の先生方も、新たな1年がスタート
本日は、新組織、チームのリーダーとなられた先生方と
お話しながら感じたことをお伝えします

新教育推進室、教育研究部といった分掌を新設し、
これまで重責を担ってきた実力派の先生を動かし
リーダーに登用するという学校が増えています

転換期にある日本の教育
その中で先進教育、深みのある人間教育を期待される
私学にとって、この新教育創造は生命線です

各校の本気度が伝わってきます
一方で、学校組織ならではの構造問題を乗り越えるのは
決して容易なことではありません

この構造問題とは、複数の機能分担が常態化している
ために生じるマンパワー不足と一部機能の形骸化

要するに、一人の教師が教科指導という本業、学年業務、
分掌業務、行事や特別プログラムの対応、放課後の部活動
など様々な業務を担い、マネジメントラインも複線化

仮に5名の名前が載っていても、実質的なマンパワーは、
0.2人分 × 5人 = 1人分、といった状況がめずらしくない

この状況のチームをどうリードし、ミッションを果たすか
リーダー自身に思い、責任感があっても、それだけでは
リーダーシップの発揮は困難です

読者の皆様の学校はどうでしょうか?

私が考える、この構造問題への対処策は3つ
1.既存業務の検証と削減
2.過保護をやめる
3.外部人材、機能の活用

1.→何かを始めるならば、何かを捨てる

2.→手取り足取りの補習や個別指導をやめ、
教え込みから自学スタンス形成に大転換する
(その結果、教師の負担を軽減する)

3.→自前主義にこだわらず、外部資源を活用し、
教師の力を最も注力したい業務に集中する

問題意識をお持ちの先生方は、ご自身だけで抱え込まず、
管理職や他のリーダー、同僚の先生方と相談され、
突破口を見つけていただければと思います

リーダーの最大の成長機会は、危機を乗り越える経験
しかし、危機の乗り越え方は1つではありません
さぁ、前に進みましょう!