屋上のウインドノーツ


額賀澪「屋上のウインドノーツ」(文藝春秋、1200円+税)

http://hon.bunshun.jp/sp/windnauts/

「屋上のウインドノーツ」は第22回松本清張賞受賞作で、6月26日発売だったが、この著者は、別の作品(「ヒトリコ」)で第16回小学館文庫小説賞も受賞していて、出版社が異なる両作品は同時発売され、しかも、同じ版型のソフトカバーでの刊行で、値段も1200円+税に揃えてある。

文藝春秋小学館が協調して、ダブル受賞で売り出したようで、書店では、ポップとともに、この2冊の受賞作が並んで平積みになっていた。同じソフトカバーに揃えたのも、いっしょに店頭に並べやすいように、ということなのでしょう。新聞広告も、2作品がいっしょになっていたし、ネットでの特設ページ等もしかりである。

「屋上のウインドノーツ」は、いま流行り(?)の部活小説ということで、じつは刊行前から楽しみにしていたのだが、とってもおもしろく読めた。この小説は、主人公の容姿が想像しづらいところが、ポイントのひとつかも。楽器は、パーカッション(ドラム)。

響け!ユーフォニアム」は、高校の吹奏楽部でも、大人数のA部門のほうだが、「屋上のウインドノーツ」は、人数の少ないB部門にエントリーする吹奏楽部が小説の舞台になっている。「響け!ユーフォニアム」の主人公は「黄前(おうまえ)久美子」だが、こちらの「屋上のウインドノーツ」の主人公は「給前(きゅうぜん)志音」で、どっちも「前」がついて、知らないとすんなりとは読めない名字である。

響け!ユーフォニアム」シリーズの著者の武田綾乃さん(http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140106000035)は、1992年生まれとあって、すごく若いな、と思ったが、「屋上のウインドノーツ」の額賀澪(ぬかがみお)さん(https://twitter.com/nukaga_mio)は、1990年生まれで、こちらもかなり若い。

プリンスホテル夏プリのCM


松本来夢さん出演のCM、

プリンスホテル夏プリ

http://www.princehotels.co.jp/chain/files/top_release_150630_01.pdf(プレスリリース)


プリンスホテル&リゾーツTVCM(全国版) 30秒 軽井沢・函館大沼・大磯・大津・箱根編





他に、15秒もあり。

プリンスホテルズ&リゾーツ 2015年夏のTVCMギャラリー
http://www.princehotels.co.jp/event/2015summer_tvcm/