続・役者ひとすじ/映画「輪違屋糸里」


少し前のこと、

工藤堅太郎『続・役者ひとすじ 「無法松の一生」三十七年ぶり再演のすべて』(風詠社 発行、星雲社 発売、1600円+税)

という本を読んだ。


昨年(2015年)、夢グループが、小林旭浅丘ルリ子の日活コンビで上演した舞台「無法松の一生」のツアー公演の様子を、出演者のひとりで、ベテランバイプレイヤーとして知られる著者の視点で、稽古から巡演の千秋楽まで、半年にわたる舞台の表・裏、旅公演の諸々をつづったもの。

著者が見聞き、経験したこと、自身のアクシデントなど、工藤堅太郎氏の周辺が中心ではあるにしても、商業演劇の稽古スタートから巡業の終わりまでを、ここまで詳しく書いた本というのは、これまでにも例がないのでは?

この舞台「無法松の一生」が、東宝や松竹といった大手興行会社や老舗プロダクションの公演ではなく、近年、懐かしの有名歌手を多数集めてのコンサートや興行を次々に手がけている夢グループによる小林旭演出・座長公演だというのも、また読みどころになっている。

夢グループの舞台公演(お芝居)が、中崎吉廣プロデューサー(ドラマ・ステーションJAPAN、劇団絵生)だったというのも、この本で、はじめて知った。


ついでに書いておくと、この本によれば、子役は、伊藤清孝くんが「吉岡敏雄(6歳)」役、神尾翠優ちゃんが「富島松五郎(6歳)」役、で出演となっている。

無法松の一生」の巡演の日程については、まだ下記のページからたどることが出来ますが、

http://yumecon.jp/shopbrand/ct109/page1/order/

子役の出演者に関しては、この本とは異同も見られます。


ところで、この『続・役者ひとすじ』のなかに、浅田次郎原作、金子成人脚本で「輪違屋糸里」の映画化の企画が進んでいて、今年の11月から撮影に入るとある。

銀幕維新の会のホームページ(http://www.ginmaku.jp/)を見ると、

昨年9月には、映画「輪違屋糸里」の子役オーディションも京都で行われているので、

出演者など、映画の詳細発表も俟たれます。


ちなみに、(余談ですが、)この「続・役者ひとすじ」という本の発売元になっている、星雲社という会社については、
http://ch.nicovideo.jp/dopamin_takahashi_motors/blomaga/ar132439

任天堂3DS マリオ&ソニック AT リオオリンピックのCM


マリオ&ソニック AT リオオリンピック のTVCM1

任天堂3DSマリオ&ソニック AT リオオリンピック」メダリストインタビュー篇




CM映像では「Sayaka Wada」と名前が出ていますが、じっさいも、和田紗也加(2003年8月23日生まれ)さんというのですね。

半年も前からやっているCMのようですが、最近になって、はじめて見ました。

http://www.sunmusic.org/profile/wada_sayaka.html

CMには、男の子バージョンもありますが(https://www.youtube.com/watch?v=RheBlXdbVVU)、澤田陸くんも同じサンミュージックですね。

http://www.sunmusic.org/profile/sawada_riku.html