2017-04-26 柴田錬三郎生誕100年 日々の思いなどの雑話 今年は、柴田錬三郎生誕100年、ですって。改めて思うに、亡くなったときは、まだ61歳だったのですね。子どもの頃、田村正和主演の時代劇の原作だからと買ったのがきっかけで読みはじめて、中学生時分には、虚無的な主人公の格好よさや、柴錬流貴種流離譚のおもしろさにハマって、けっこう夢中になって読んだ。その頃は、「運命峠」がいちばん好きだったかな。当時は、新潮文庫だと表紙カバーの折り返し部分に、ドラマ化された作品はそのスチール写真があって、それもうれしかった。