バック・ステージ
芦沢央「バック・ステージ」(角川書店、1500円+税)
http://shoten.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321609000345
既発表の4篇を連作として、前後に書き下ろしの「序幕」と「終幕」を付けて、筋を通してある。(すべてで演劇を扱っているのではないが、)ミステリ風味の演劇小説として、おもしろい。
芦沢央という作家は、「野性時代」から出たひとなのだね。
この「バック・ステージ」の4篇も、初出は「小説 野性時代」。
(私が最初に読んだこの作家の本は、「いつかの人質」だった)
ついでにインタビュー記事。↓
http://renzaburo.jp/interview/027/
http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi183_ashizawa/20170517_4.html