『Junk』三羽省吾

内容(「BOOK」データベースより)
都内某刑務所前。つぶれかけた粗末な飯屋がある。そこの手伝いて、刑務所を見張り、ある男が出所したら知らせてくれと頼まれた俺。ヤバさを感じながらもおいしい条件に承諾したが、案の定、面倒なことになっていく…。善人ではない。かといって悪人でもない。強かだけど時に脆い。そんなわたしたちを見つめ、見守ってくれる傑作小説集。「指」「飯」の2編を収録。

タイトルと装丁だけ見て犯罪者と食事の連作短編かと思ったのだけど、読んでみたら犯罪者メインと食事メインの中編二作収録。まあ、食事メインの方も犯罪が絡みはするのだけど、タイトルの『Junk』ってほどの駄目っぽさでもなく。
でも、面白かったんだけど。