WWW において反論する場所とは

digimaga さん (こういう呼称でいいの?) が、【続・ はてブでのネガコメと2ちゃんねるでのネガコメは違うよ! ぜんぜん違うよ!】にコメントしてた。その中で、ちょっと気になった部分。

相手にこちらから反論するべき場所を用意してない時点で2ちゃんもはてなの批判も同じなんですよ。

という digimaga さんのコメントに対して、

「反論するべき場所」は、別にその人の場所である必要はないでしょう?

と ekken タンは応えている。

まず、何らかの言論を広く公開するということは、発信者と複数の受信者が存在する。つまり、多数の理解者を得ようとする行為なのである。発信者と受信者が 1:1 なら、広く公開する必要は無く、私信でやり取りすれば良い。それを、公開するということは、それらのやり取りや、そこで語られる事を通して、広く社会に何かを理解して貰いたい、或は、そこから何か新しい思考なり言論が生まれる事を期待して行われるものなのである。(意識しようとしまいがそのへんは関係ない)

ブログや『ほーむぺーじ』で、何かを公開し、それに対し、はてブ2ch で、批判があったとしよう。

と、ここまで書いたところで、面倒になった。ごめんなさい、後はテキトー。

というか、2ch は、そのスレとかに反論を書き込めば好いような気がするね。それを相手が読むかどうかは、WWW での話なので、保証できないけど。自分のブログのコメント欄のコメントに反論したって、相手が読みに来るとは限らないもんね。

相手が読むかどうかは、あんまり関係なくて、どちらが正論なのか、或は正しい(コレは論理的に正しいという意味)のか、それは、当事者ではなくて、広く公開している以上、その他のオーディエンス(リソースの利用者)が判断することなんだけど、そのへんの言論の正否がポイントだと思うのね、反論するっていう行為は。

ちょっと、まとめるのが面倒なので、話がぶっ飛ぶけど。

トラックバックが誰の為か、という話があるけれど、コレ、読者、つまりリソースの利用者、或はオーディエンスの為だと思うのね。当事者同士の言及通知とかぢゃなくて。

つまり、ある言論に対して、反論や補足が有るかどうかを、『簡単に』分かるようにしたのが、トラックバックだと思うわけ。通常、例えば一般社会において、ある本の反論本があったとして、そうだな「水伝」と「ここがおかしい水伝10の嘘」という本があったとして。「水伝」の方には、「ここがおかしい水伝10の嘘」の紹介は記載されないと思うのね。で、「水伝」ってなんか嘘っぽいなー、と思った人は、本屋に行って、関連する資料や、図書を漁らないとならないわけ。

だけど、WWW におけるトラックバックというシステムは、とっても簡単に補足や反論があることを、そのリソースの利用者に知らせることが出来るわけだ。

で。

この「簡単に分かる」ことが、Web2.0 というか、大事だと思うのね。

Web における言論は、時間や場所を超越して為されることで、利用者に恩恵を与えているんだと思うわけ。よって、どこかの場所や時間限定で、反論は為されるべきではないと思う。

ただ、反論や補足を探すのは、面倒だし、利用者にとって、簡単であることは大切な気もするのね。

そこで、「はてブ」なんだけど。

はてブ」に反論するにあたって、色々方法は有るわけだけど、どれも、面倒。

でね。「はてブ」エントリページにトラックバックが「簡単に」出来るようにした方がイイと思うのね。で、「このエントリーを含むほかのエントリー」とか今でも有るんだけど、ブクマされてるところからのトラバは、特に目立つように (例えば、引用部分の下にでかでかと表示するとか) 配置したら、色々気が済むんぢゃないかなー、というか、利用者にとっても、議論とかの流れを追いやすかったりするんぢゃないかなー、とか思った次第。

なんか、まとまってないけど、もういいや。