Win7(およびVista)でのログオン画面

Vista/7では、XPから導入された「ようこそ画面」が完全に標準になってますが、このログオン方法は、有効なユーザー名の一覧が表示されてるに等しく、さらにCtrl+Alt+Delの要求もなくなったので、セキュリティ的にはあまりよろしくない"かも"です。
XPまでだと、コントロールパネルのユーザーアカウントから、簡単に従来のログオン画面に変更できたのですが、Vista以降、それすらなくなってます。
で、どうやって以前のようなログオン画面にするか、ですが、"Professional Edition以上のOSの場合は"以下の方法で簡単に設定できます。
「管理ツール」→「ローカルセキュリティポリシー」→「ローカルポリシー」→「セキュリティ オプション」の中に設定すべき項目が2つあります。
1つ目は、「対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない」を、<未定義>(規定値です)から<無効>に。
2つ目は、一番下の「対話型ログオン:最後のユーザー名を表示しない」を<有効>に。
これで、毎回Ctrl+Alt+Delを押した上で、ユーザー名とパスワードを両方入力してログオンするようになります。モバイルノートとかは、この設定のほうがちょっとでもマシになると思うのですが・・・


あと、Home Edition等、管理ツールがないOSの場合、レジストリを直接書き換えることで可能らしいですが、やったことないのでシリマセン
セキュリティ周りの設定が全然ちがったり(Home Editionの共有フォルダにはユーザー関係なくリモートからアクセスできるなど)、スクリプトの使い勝手が段違いだったりするので、Windows使うならProfessional Edition以上を選ぶべきだと、個人的には思いますけどね。


ちなみに、なんでCtrl+Alt+Delを入力するか、ですが、MSのサイトから文章を引用すると、

Ctrl + Alt + Del キー シーケンスは Windows によってのみ読み取り可能であるため、その後に表示されるログオンダイアログ ボックスの内容も、Windows 以外から読み取られることはありません。これにより、承認されていないプログラムによる不当なアクセスを防止できます。

ということです。