2006-10-14 雨宮諒 『シゴフミ 〜Stories of Last Letter〜』 (電撃文庫) 読書 シゴフミ―Stories of Last Letter (電撃文庫)作者: 雨宮諒,ポコ,湯澤友楼出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 102回この商品を含むブログ (78件) を見る綺麗にまとまっているので読みやすく,マイナスをつけるような欠点は見当たらない.ただ,文伽とマヤマのコンビにデジャヴを覚えるっつーことは置いておくにしても,インパクトは薄かった.「シゴフミ」の使い方が消化できていないせいで,普通の「いい話」で完結している印象.アルコールで手紙を盗み読んでいたことの謎明かしは良かったと思うんだけど,それが「シゴフミ」である必然性はあまり無かった気もするしなぁ.「シュプル」や「夏月の〜」みたいな捻った設定の無い話は良かったと思っているので,もしかして作者には電撃文庫というレーベルが向いていないのでは? とか余計なことを思った.
2006-10-14 日日日 『ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編』 (徳間デュアル文庫) 読書 <私信> いや,確かにラブコメでは無かったですが. </私信>ギロチンマシン中村奈々子―義務教育編 (徳間デュアル文庫)作者: 日日日,大出長介出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (58件) を見る「いつもの日日日」といったら終いやあ! ……だけだとあまりに不親切だな. 物語の運び・テイストはいつも通り.驚くほど変わっていない.今作はラブコメを意識しているせいか,特に前半のテキストがいつも以上にノリノリで,非常にテンポ良く楽しく読めた.謎明かしがされていくあたりから少し間延びしたかなーと思ったけれど,テキストのテンションは維持されていたのは良かった.テキストに乗せて乗せられて記号化されたキャラクター・ストーリーをすいすい飲み込めるのが日日日の最大の長所だと思っているんですがどうでしょう. 個人的には作者が「ロボットと人間」というテーマをどう捉えているのか興味があるので,そっちを突き詰めて欲しいところではあるんだけど,あとがきまで読んだ限りではあまり期待はできないかな…….
2006-10-14 Wiiリモコンが届いたよ ゲーム フライングゲットではなくクラブニンテンドーの会員特典. しっかりしたボタンで重過ぎず軽過ぎず,流石に抜かりない.ゲーム機のコントローラというと横長がほとんどだったせいか,新鮮な気分.片手でもしっかり握れる形状になっているため,同じ縦長・片手操作の携帯電話とも違った感触.いい感じ.実際にソフトを動かしてみないことにはまだなんともとはいえ,期待は更に膨らんだのでした.