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川柳日記 一の糸

2017-04-10

三月のこと

00:47


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すっかり4月です。あちこちから桜の満開のニュースが

聞こえてくるのですが、こちら北国は桜までちょっと間がありそう。

梅も咲いているところとそうでないところがあって、

早くしっかりとした春になるのが待ち遠しいこの頃です。

では、3月の出来事を書かせていただきます。

最初の画像は3月4日に近代文学館で開催された

「第15回青森県近代文学館川柳大会」で講演された

野沢省悟さんです。

講演のタイトルは「作句の秘訣」。

レジュメの1.「川柳人になるための三つの才能」

2.寺山修司の言葉

3.「川柳の本質」

4.「山村祐の言葉」等々、興味のあるサブタイトルに沿って

お話が進められていきました。

まず、1.「川柳人になるための三つの才能」についてですが、

川柳に出会う才能、川柳に共感する才能、

川柳を作る才能。〈川柳人は川柳という文芸に選ばれた存在〉と言うことだそうです。

(この川柳に選ばれた存在というのは時実新子先生もおっしゃってました)

2.寺山修司の言葉

については「俳句は石の上にすわっても松島の佳景に行ってもできません。

夢の中の恋のように、プラトニックに頭が制作スルのです」(S28.5.7山彦句会報より)の

引用がありました。

3.「川柳の本質」

については、川柳は頭が制作する 川柳は入賞をめざす 川柳は没個性である

【明治以降、◆↓については変化はあるが、,郎でも変わっていない】

4.「山村祐の言葉」

では、「観念はいいが、概念はだめだ」。観念とは対象の心の中の捉え方、概念は

大まかな認識。

ヽ鞠阿任弔られた句は、あたり前でるい類想句や標語のような句となる。

観念でつくられた句は新鮮だが難解句となる

4冉阿龍腓盂鞠阿龍腓眛の中で制作するために、同想句を生む。俳句では「自己模倣」という。

まだまだレジュメは続きますが長くなりますので、あと印象に残ったところだけ書きます。

成田千空の言葉「川柳俳句を革命したもの」

没個性から個性に。入賞(他者の評価)ではなく自己の成長、研鑽。

  私は遠い昔に川柳の先輩から「句集に載せられる句を書いていくように」と

 言われたことを、今回の講演で改めて思い出しました。

さて、当日の特選句を書かせてください。


席題「成田千空の背広」   徳田ひろ子 選

特選  わしゃ昔モボと呼ばれておったんじゃ   稲見則彦


席題「成田千空」の背広   稲見則彦 選

特選  青空の広さを語るボタン穴   成田我楽


宿題「空」村井規子 選

特選  色即是空人は真水に還ります   森 雄岳


「空」柳谷たかお 選

特選  弟子にしてください雲に土下座する   井上健


「ゆらゆら」菊池 京 選

特選  綿菓子になるまで揺れているピアス   野沢省悟


「ゆらゆら」佐藤俊一 選

特選  「ボクだけじゃないもん」こらっ!石原クン   船水 葉


ロボット」北山まみどり 選

特選  ロボットにほどよい風をプログラム   吉田吹喜

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画像は与生さんです。

ロボット」月波与生 選

特選  立ち上がる日へガンダムの組立図   三浦蒼鬼


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画像は守田啓子さん。

「意外」守田啓子 選

特選  生きること死ぬこと足首の深さ   菊池 京

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画像は濱山哲也さん。

「意外」濱山哲也 選

特選  ゆるキャラを脱いでネクタイして帰る   吉田吹喜


今回の選者さんは青森県のこれからを担う若手のみなさんが務めました。

堂々の披講と選で頼もしい限りでした。

私の入選句を書きます。

「空」

秀句  そのいつだシリアの空の晴れ渡る

秀句  嗚呼と声出してしまった夜空のムコウ

ロボット

ロボット兵は今もひとりか晴れているか

                 他

では、三月のカモミールにいきます。

まずは合評吟から。

今回の宿題は「鼻」と他自由詠、あるいは時事吟。


下駄を鳴らして手拭い下げて笑ってくれ   三浦潤子

桜咲かせてふるさとと呼びましょう   守田啓子

テラヤマに似てる男の鼻の穴   滋野さち

なやましい鼻だターヘルアナトミア   笹田かなえ


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席題の印象吟です。

コンパクトぱちん 棺もぱちん とね   三浦潤子

未使用の肌色だった春だった   守田啓子

お花見を待ってた姉の死化粧   滋野さち

ねっとりとエゴン・シーレの夜が深む   笹田かなえ



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このごろのネコ達。

お天気のいい日、さんにんが並んでお昼寝。

ぱんだとなーこがこんな風に重なっているのは珍しいことです。

ぱんだ、重くなーい?(笑)

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さばみちゃん。

いつもひとりぼっちだからぬいぐるみを並べてあげました。

ぱんだがさばみをパシッっと叩くこともあるので、

その防護壁も兼ねています。

名付けて「さばみ丸」(笑)

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今日の美味しいもの。

初めてコンソメスープを作ってみました。

ある本にコンソメスープことを「ソップ」と書いてあったのに

心惹かれて、ネットで作り方を調べ、ブイヨンから作ってみました。

はい、とても美味しくできました。

また、機会があったら作ってみます。


さあ、4月は予定がたくさん。

16日に「川柳展望」の大会があり、私も選者をさせていただきます。

4月30日はカモミールお花見吟行を行います。

集合場所は「はっち」の1階。時間は午後1時。

そこから近くの三八城公園へ移動します。

そして一時間ほどお花見をしたら「はっち」の3階で作句です。

会費は500円。

どうぞ、こぞってのご参加をお待ちしております。

なお、「おかじょうき」のH.Pの「川柳いんふぉ」にも案内が載っています。

そちらもどうぞ、ごらんください。

月波与生月波与生 2017/04/15 17:29 写真で見ると姿勢がわるい(笑)
川柳では若者のカテゴリーで恐縮してしまいます。
4月、5月はバタバタですが
お花見句会、天気に恵まれるといいですね。

かなえかなえ 2017/04/19 22:40 与生さん、こんばんは。
いや、姿勢が悪いという感じはしませんでしたよ。
全国の与生ファンの方々のために
もう少し、お顔をはっきり撮ればよかったと反省してます(笑)
あのね、青森県の川柳事情は全国的にとても羨ましがられる
状況なのですよ。なので、これからも自信を持っていてください。


その後、お体の調子はどうですか?
本当にバタバタな日が続くようですので、
どうぞ、くれぐれもお気をつけくださいね。

お花見吟行、天気もさることながら、
桜がもう散ってしまっていそうでねぇ。。。
まあ、それはそれでまた一興です(笑)
今度はどこでお会いできるでしょうね。


コメント、ありがとうございました。

では、また、おんでなんせ♪

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