神奈川地域資料保全ネットワーク

神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)のブログです。ご案内等を掲載していきます。

防災講演会「歴史に学ぶ防災論 関東大震災と神奈川県」(11/24、寒川町にて)と本のご案内

本記事では2つのご案内をいたします。
その1:防災講演会「歴史に学ぶ防災論 関東大震災と神奈川県」(11/24、寒川町にて)
その2:県内の資料保存機関の職員の方々が執筆された本が10月に刊行されました!

【おしらせ その1】
寒川文書館では、11月24日に、寒川総合体育館を会場に
防災講演会「歴史に学ぶ防災論 関東大震災と神奈川県」を開催します。

ご参集いただけますよう、お願い申し上げます。

以下、
http://www.lib-arc.samukawa.kanagawa.jp/opac/bunsyo/contents/oshirase/oshirase.html#131020_02
からの転載です。

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防災講演会「歴史に学ぶ防災論 関東大震災と神奈川県」を開催します

 過去の災害を知ることが、次に来る災害の備えにつながります。関東大震災のとき、神奈川県は、あるいは寒川はどのような様子だったのでしょうか。 関東大震災研究の第一人者をお招きし、詳しくお話しいただきます。

と き : 平成25年11月24日(日曜) 午後1時30分より

ところ : 寒川総合体育館1階 多目的室

講 師 : 名古屋大学教授 武村雅之氏

定 員 : 200名(先着順、当日会場で受付)

問い合わせ:
寒川町企画政策部危機管理課
 TEL 0467-74-1111 FAX 0467-74-9141

  *この講演会は、危機管理課の「防災講演会」と寒川文書館の「町史講座」の共催事業です

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なお、寒川文書館では第15回企画展「関東大震災と寒川」が開催されています!
講演前にぜひお立ち寄りください。
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.lib-arc.samukawa.kanagawa.jp/opac/bunsyo/contents/oshirase/oshirase.html#130824_01

*同時開催のミニ展示「災害から地域資料を守る−全国・県内のとりくみ−」(12月28日まで)は、
大磯町郷土資料館と神奈川資料ネットの共催で春に行ったパネル展の一部が展示されています。

詳しくはこちらをご覧ください(大磯町のサイトへのリンクです)
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/event/1363494588190.html
大磯町での展示後、パネルは神奈川資料ネットでいただき、今回のように県内での資料防災の周知に使わせていただけることになりました。
ご高配いただきました、大磯町郷土資料館および担当学芸員の大石三紗子さんに御礼申し上げます。


寒川総合体育館へのアクセスは、下記をご覧ください(JR相模線・寒川駅下車徒歩12分)。
http://samukawa-taiikukan.jp/map.html


【おしらせ その2】
このような活動をされている寒川文書館の高木秀彰さん(神奈川資料ネットの運営委員でもあります)が執筆された論文
「市町村アーカイブズの役割―地域のコンシェルジュをめざして―」
が掲載されている『地方史活動の再構築−新たな実践のかたち− : 地方史研究協議会第63回(東京)大会成果論集』
が10月25日に刊行されました!(
雄山閣発行、6600円+税)

高木さんの論文では、寒川文書館設置の経緯や文書館の基本理念、レファレンスのための取り組み等、
住民のみなさんに使ってもらいやすい館とするために寒川文書館のみなさんがどのような業務をされているのかが、分かりやすく書かれています。

また同書には、県内の資料保存機関の学芸員・調査研究員の方の論文があります。
加藤隆志さん(相模原市立博物館)「地域博物館の活動から捉えた地方史の展開と課題」
早田旅人さん(平塚市博物館)「地域住民による「地方史活動」と地域博物館 −平塚市博物館歴史系サークルの活動を通して−」
吉田律人さん(横浜開港資料館)「関東大震災と地方史の教訓 −横浜市史の編纂過程を中心に−」
ぜひごらんください!