2009年10月 NYです。

気付けば前回の更新から既に一年以上。。。
このダイアリーの存在自体忘れてました。。。


2008年後半は、きつかった。
いろんなことがありました。
人生において一番しんどいこともありました。


もう終わりに近付いてるけど、
2009年は、悪くないスタートでした。
パリ、サンフランシスコに遊びにいったしね。
そして数カ月前から、マンハッタンでの仕事をがんばっています。


喜びもつかの間、8月に引っ越ししたら、
入居5日目に空き巣に入られ、
ラップトップ2台とデジカメを持っていかれました。
引っ越し後に予定していたバックアップも間に合わず、
思い出は全てパァ。。。


今、そんな縁起の悪いアパートに住みながら、
日々暮らしております。


今までと違うことは、落ち込むよりも、「負けるか〜!」と
思える気持ちがでてきたこと。
幸いにもこの不況下でも仕事が見つかったことで、
気持ちにも少し余裕が出てきたかな。
「どうにかなる」って。


ただ、NYでの生活は楽ではありません。
生活費は高いし、もともと都会好きではない私にとっては、
今のところ楽しみよりもストレスの方が大きい。


いつの日か、街行く人のTシャツが語るように
"I LOVE NEW YORK"
といえる日がくるのかな。


今年も残すところ2か月半。
健康に、強く生きていきます。


すっかり留守していた間に、
ここに書きたいような珍事件がいっぱい起こっています。
また、ぼちぼちとアップしていきます。


パソコン盗られて、今相方のものすごく古いmacを使用中。
反応が遅くて、これまたストレス!!!


がんばってお金貯めます!

きたよ〜!

今週、待ちに待った労働許可証がようやく届きました。
翌日、長時間列に並ぶのを覚悟でソーシャル・セキュリティ・オフィスへ。
2時間も並んで、データをチェックされ、承認されたときの嬉しさといったら・・・!
もう、スキップして帰りたい気分(古い?)


これで、心置きなく働けます。
ソーシャル・セキュリティ・ナンバーももうすぐ届くので、いろんな手続きができるようになります。


やる気はあっても、移民ということでいろいろ制限が多い。
移民局の手続きには十数万の手数料がかかる、が、その進捗速度は驚くほど遅い・・・!!!
そんなこんなで、イライラしながらじっと待つしかない日々・・・。


少しだけ、開放感!
グリーン・カード(永住権)の方はまだまだ先になりそうだけど、とりあえず「今までよりなにかできる」権利を手に入れました。


毎日暑いけど、がんばります。


生活するには、働かなければ、ね。

謎の生物?

NYはいよいよ暑くなってまいりましたよ〜〜〜。
とはいえ、37度くらいまで気温が上がり、クーラーなしの我が家はどうなることかと怯えたかと思うと、すっかり涼しく20度台に戻ったり・・・。
全世界異常気象の影響でしょうかね、ここ数年東京でもしょっちゅうだったけど、熱帯のスコール?かと思うようなものすごい雷雨に遭ったりと、なかなか心落ち着かぬ毎日。
残念なのは、NYの夏は基本的にジメジメがすごいということ。
でっかい国の一部のくせに、暑くてもカラッと!という大陸性気候の夏は望めないみたい。
出会うたびにアメリカ人たちは、湿度の話題を持ちかけてくる・・・。
そういや、10年近く前に母と来た時も熱波で40度近くあり、湿度も高くて完全グロッキーだったけか。
ニッポンの夏。NYの夏。どちらも大変そうだけど、体力だけは落とさないようにがんばらなきゃ!!!


さて、わたしの夏といえば去年の話題はもっぱらゴキとセミだった気がするけど、こっちでは前者しか見てない。
日本のよりちっこいし、動きもスローなので今のところ問題なくクリア。
ここブルックリンはニューヨーク市の中でもゴキブリの発生率が一番高いらしいから、油断はできない。
本格的な夏まで気は抜けないか。
セミっているんだろうけど、季節的にまだなのか、もしくはこの辺に生息していないだけなのか。
嫌いだからいなくて嬉しいんだけどもね。


つい先日、相方の帰宅を待ってそろそろ夕飯のおかずを温めるかな〜とキッチンへ入り、電気をつけたところ、世にも不思議な生き物を見た(気がした)!
シンクの辺から、コンロの穴の中に向かって、灰色の7〜8センチ大の物体が走ったように見えた!
フライパンをかけていたところの下に入った気がしたんだけど・・・あまりに驚いてしまったせいで、さすがにコンロ全体の蓋をあけてまで中を確認しようとは思えない。
何かが飛び出してきたら恐ろしいもんね、相方がいないから戦えるのはわたしだけだし。


まさか、巨大ゴキ?とも疑ったけど、あんな色のゴキは聞いたことないし、なによりスピードが尋常じゃない。
シッポみたいなものも見えたようなきがしてくる。


ネズミ???


う〜ん・う〜ん、それにしては小さい気もするけど、グリーンマイルって映画に出てきた、小さいネズミならあれくらいかも・・・。
しかし、ネズミが我が家に???
古いアパートだから、絶対に居ないとはいえないけど、コンロに逃げ込んだりするんだろうか。


とか、いろいろ想像してしまうと、それまで家の中で聞こえていた、意味のなさそうなカサコソ音が、ネズミの仕業だったのではないかという気がしてくる。


結局今までのところ、ネズミの姿も見ていないし、巨大ゴキも見ていない。
棚に置いてあった野菜なんかもやられてないから、違うと思いたいけど・・・。
では一体?


正体がわかったら、ここで発表させていただきます。

回復してます!

快晴〜

だいぶ日記をさぼってしまいましたね。。。


あれからしばらく、変な夢ばっかり見て不眠症気味だったり、たまに外出しても車にドキドキさせられっぱなしで異常に疲れてしまったりだったけど、ここ2週間くらい、だいぶ元気になってます。


天気がよくなってきたのが幸いしてるかも。
先日は27度くらいまで上がって、暑いくらいだったけど、寒くて震えるよりはマシだしね。


日本から友だちが遊びに来て美味しいものを食べたり、近くの公園でごろんとしてみたりで、だいぶ気持ちも落ち着きました。


これからぐんぐん気温も上がりそうな予感!


夏くらいには労働許可がおりてくれて、仕事を始めていたいなぁ。
専業主婦業には、飽きちゃったしね。


※写真は、こないだセントラルパークでごろんとしたときに撮ったもの

やっぱり、きた。

まずはじめに。


みなさんからたくさんのお見舞いのコメントやメールをいただきました。
本当にありがとう!
そして、心配かけてごめんなさいね。。。


今朝はえらい早くに、悪夢で目が覚めました。
昨日のことが、よっぽど内心ショックだったようで、なんと大型トレーラーにひかれちゃう夢・・・。
さすがにガバッと目が覚めて、その後暫くドキドキしたまま。
なかなか寝付かれないので、日本の母とチャットであれこれ話して、気を紛らす。


軽いPTSDなのかね〜。
びっくりするような出来事だったので、なかなか深層心理から離れられていないのかも。
普段から寝る前に見た映画やドラマのないように影響を受けた夢とか見やすいし。


案の定、だんだん身体は痛みを増すばかり。
とはいっても、どうにもこうにも痛くてたまらん!というよりは、全身が筋肉痛という感覚で、特にぶつかったところと、おそらく車をとっさによけようとしてついた、右腕がジンジンするかという感じで、若い頃に初めてスノボーして、これでもかとこけまくって、筋肉痛のせいで翌日動けなかった経験に比べると、まだマシか。


ポリスのほうも、事故の証明書なんかがもうできてるっていうので、明日くらいに相方にとりに行ってもらおうと思います。
手続き、簡単に終わりますように。


今週は、いつもとうって変わって予定をいろいろといれていたのに、少し控えめにした方がよさそうということで、せっかくのさわやかな春に良いスタートを切ろうとしていたのに残念。


気候のことやらアパートの問題でなかなかNYを好きになれていない私。
とはいえ、ここには数年は住むことになるんだから、ブーブー言ってばかりもいられないもんね。
楽しい報告ができるように、がんばります!


みんな、ほんとにありがとねー!

腰が抜ける

今日もピーカン、雲ひとつない快晴!サイコー!


朝、相方と一緒に、相方ママのところへ向かう。
5月に結婚を控えているカップルも合わせて、
ママ宅近くのフレンチレストランで、ランチの予定。


家を出て、天気もいいので気分良く、駅に向かって
早足で青信号を渡っていると、
右前方向から1台のRV車が右折してきた。


いつもと変わらぬ光景。
車は白線でストップする。


はずが、なんとそのまま進んできちゃったよ〜、この車。


私よりちょっと前を行っていた相方は、「NO!」と叫んだ。
手を伸ばして車を止めようとしているのが目に入り、
私もとっさに右手を伸ばす。
たぶん、「わ〜〜〜!」とか、叫んでた。


しかし、所詮人間なんて金属の塊には勝てっこないね〜。


右半身にドスンと衝撃を感じて、一瞬記憶が飛ぶ。


相方が車のボンネットを叩いて、ドライバー相手に
何か叫んでいるようだ。


目の前には光も画像もなく、真っ暗なのに、
「こんな時は、車の情報が大切だ!ナンバーを覚えないと!」
と、頭の中では自分にプレッシャーをかけている。


気がついたら、自分の目線はアスファルトにごく近い
ところにあって、相方が必死で名前を呼んでいる。
「カナオ!Are you all right?」


心臓が、ドキドキしている。
とにかく、生きてるみたいだな・・・と実感しながら、
こんな道の真ん中に倒れていては交通の邪魔になるやろ、
と冷静な判断。
半分パニックになっている相方の言葉をよそに、
「うん、とりあえず側道に座らせて!」と、
ヨレヨレになりながら、連れて行ってもらう。


ドライバーも車を降りてきたようだ。
逃げなかったんだな・・・ひき逃げにならなくてよかった!


「Are you all right? アイムソーリー、アイムソーリー」
を繰り返している。
アメリカって、事故に遭ったら簡単にアイムソーリーって
言ったらだめって教わったけど、この人は簡単に謝るな。
なんて思っていたら、
911(救急車)に電話しなければ!と彼(ドライバー)が言うので、
相方が急いでそうする。
私は頭は動くけど、ショックからか体が思うように動かせない。
ドライバーは、相方にどうして止まらなかったか、
などを説明しているようだ。
結構早口なので、聞き取り難いけど、言い訳をしているふうには
聞こえない。
「自分の非を認めているっぽいね、この人?」
とかいろいろ考えていたら、
「ああ、私は交通事故に遭ったんだな〜」と
急に現実に戻ったようになって、体が震える。
手が、変な風に固まって、ガクガクしている。
ビジュアルが、既に怖い。
ぶつかった方の右足も、少しだけ膝が痛いのだが、無理に
動かしたらもっと痛いかも!と思うので、どうにもできない。
髪の毛も長いまま留めていなかったので、ボサボサで前に
かかっている。
今思えば貞子のよう。(笑い事ではないが・・・)


そうこうしているうちに、救急車とパトカーがやってきて、
あれよあれよと私に簡単な質問を浴びせた挙句、クビに
ムチウチ用のあれを巻きつけられ、ストレッチャーに載せられ、
テープでガチガチにされて救急車内へ。


どこが痛いか、とか聞かれるけど、どうもはっきりしない。
痛いような、痛くないような。
膝と、腰と、首は、痛いのがわかる。
あとは、打撲のせいなのか、ストレッチャーに巻きつけられて
痛いのかがよくわからず。。。(苦笑)


結局、幸い外傷はないようだけど、打撲で内蔵などに影響がある
可能性もあるから、病院に運びましょう、ということになった。


げ〜!アメリカで救急車って、高いんじゃないの?!
とか、経済的な心配を優先してみるも、あえなく発車。
幸い、さっきまでパニクり気味だった相方ががんばってくれ、
ドライバーの連絡先やらなにやらを、私がチェックを受けてる
間に聞きだしておいてくれたらしい。
「あの人、保険に入ってたらいいけど・・・」


ある市民病院のERへ。
まぁまぁイケメンな医者が、骨などに異常がないか、
診てくれた。
内蔵損傷のチェックのため、念のため尿検査も。
結果はいずれも、ノープロブレム!


とはいえ、、、レントゲンを撮ったわけではないので、
100%安心していいということではないらしい。
車の事故の場合、数週間してから症状が出ることも
結構あるらしいので、とりあえず様子をみましょう、とのこと。


テレビのERほどではないけど、口から血が出ていたり、
足に裂傷があるのに、なかなか縫ってもらえない患者などを
目にして、多少びびる。
奥さんが、
「ウチの旦那はもう2時間も縫合待ってんだけど!」
って怒っても、スタッフは
「5時間待ちとかになることもあるから」
と、適当感満載。
早く、縫ってあげて下さいよ〜〜!
ERっぽい雰囲気を多少なりとも感じつつ、とりあえず無事帰宅。


ランチの予定が台無しになってしまったので、
帰りの道すがら、テイクアウトでお昼を買ってきた。
辛いけど、おいしいJerkチキン。
食欲がなくなってないってことは、大丈夫な証拠!


相方と黙々といただいていると、例のドライバーから電話。
本当に申し訳ないということと、早速保険会社に連絡したいので、
私の名前やら住所などの情報を教えて欲しいとのこと。
うんうん、誠実そうな人だ。
このまま、ごまかしたり逃げたりすることはなさそうなので、
ちょっとホッとした。
(まぁ、警察も来てるから、逃げることはできないけどね・・・)


ところで、先ほどから、医者に言われたように、
少しずつぶつかったところが痛くなってきた。
市販の痛み止めを飲んでいいよ、と言われたけど、
この際どこが痛むのかをわかってたほうがいいかもしれないので、
もう少しガマンしてみよう。


今日のことは、少なからずショック。。。
身内にも、交通事故に遭ったり、起こしたりという人が
いなかっただけに、どこか他人事だったなぁ。
いざ、自分の身に降りかかると、こんなことなのか!と。


運よく、右折中の車だったから自然に減速もされていたけど、
あれが信号無視の暴走車だったら、私はここにはいないかも。
ドライバーが言うには、右折中に横を通り過ぎていった
スピード出しすぎの車に完全に気をとられて、
右折側の歩行者には注意を払っていなかったらしい。
単なる、うっかりミス。
それでも、打ちどころや運が悪ければ、たいへんなことになるんです。


私も日本では車に乗りますが、本当に気をつけないとな!と
身が引き締まる思い。


車は、凶器です。


ドライバーのみなさん、安全運転お願いしますね〜!

ありがたい、お天道様。

今日は快晴!


相方は朝から出かけてたので、はりきって掃除。
モップがけしても、窓を開けておけばすぐに乾くから、気持ちがいい!


夕方、めずらしく、1人で近所の散歩。
夏時間のため、日が長い。得した気分。
気温はまだまだ低い(摂氏7度くらい)けど、風もなく太陽が出てるから、
長袖Tシャツ一枚に、ダウンジャケットで。
土曜日なだけあって、買い物なんかで出かけている家族連れが多い。
店に入ってしまうと、あれこれ話しかけられるのが面倒なので、
とりあえずウィンドウショッピング。


この辺はカリビアン・ブラックの人たちが多い。
女性用のジーンズの型が、明らかに違う。
マネキンの体系そのものが、違う・・・


プリけつ(下品ですみません)・パッツン太もも


太もものボリュームは負けていないものの、オシリのプリプリ具合がどうにも
間に合わないのは一目瞭然。


美容院には、ブレードやコーンロウの写真が満載。
モデルの皆さんはかわいいけど、きっと私には似合わない〜(苦笑)


近くの公園にも寄ってみた。
やはり家族連れが多い。
1人、水辺のベンチに座ってみる。


いやぁ、太陽ってすごいですね。
黒いダウンを着てたんだけど、熱を吸い込んでどんどん暖かくなる。
気温が低くても、風がなければここまで暖かくなれるのか〜。


知ってたはずだけど、NYでこんな気分になれるのって、新鮮。


ずっと寒さで縮こまってたけど、春は近いね、こりゃこりゃ。