年賀はがきとプリンターとインク
日本郵政公社は、11月27日平成19年用
年賀はがきを追加発行し、本年の発行総数は
37億9978万7千枚(昨年比ー7%)となった。
年賀はがきが、年々減少する中で逆にプリンターで
きれいに印刷できる写真用はがき(60円)が、昨年より5千万枚多い1億枚と
倍増している。
・プリンター
プリンター業界は、年間販売台数の半分近くを年賀状シーズンで売り上げる。
家庭用プリンター市場は、キャノンとセイコー・エプソンの2強が約9割の
シェアーを占める。
両社のシェアは、約45%前後と拮抗しており、トップの座を目指し年末まで激しい
販売合戦が繰り広げられる。
これまでは、デジカメ写真の画質で勝負していた。
しかし、今年は、「パソコンを使わず簡単に年賀状作れる」をキャッチフレーズに
機能を向上させたプリンターンで勝負する。
機種もプリントだけの単体機種からプリントとコピーができる複合機種と豊富だ。
インクの色数も10色から3色まである。
主力商品の店頭価額は、3万円前後。
・インク
各社のパンフレットを見ると色数は、10色から3色まである。
2004年ごろまでは、カラーの色合いをインクの色数を増やすことで競っていた。
最近は、色数が少なくなった。
これは、色数が少なくとも画質を向上させる技術を各メーカーが相次ぎ開発したからだ。
4色でも旧機種の6色モデルに負けない美しい色を表現できるようになり、色数は5色から
4色が主流になっている。
大型家電量販店では、プリンターを大幅に値引きして販売しているがインクは値引き
しない。
業界は、プリンターを安く売り、付属品のインクで利益を稼いでいるのだろうか。
今年は、6色単体機種から5色の複合機種に買い替えた。
今年の年賀状は、ペイントを活用し、好きなイラストをいくつも切り取り貼り合せてオリジナル
年賀状を作成した。
印刷は300枚。
何本のインクを買い替えることになるか。
このプリンターを (イラストを模写)