年賀はがきとプリンターとインク

kanazu362006-12-13

日本郵政公社は、11月27日平成19年用
年賀はがきを追加発行し、本年の発行総数は
37億9978万7千枚(昨年比ー7%)となった。
年賀はがきが、年々減少する中で逆にプリンターで
きれいに印刷できる写真用はがき(60円)が、昨年より5千万枚多い1億枚と
倍増している。
・プリンター
 プリンター業界は、年間販売台数の半分近くを年賀状シーズンで売り上げる。
 家庭用プリンター市場は、キャノンとセイコーエプソンの2強が約9割の
 シェアーを占める。
 両社のシェアは、約45%前後と拮抗しており、トップの座を目指し年末まで激しい
 販売合戦が繰り広げられる。
 これまでは、デジカメ写真の画質で勝負していた。
 しかし、今年は、「パソコンを使わず簡単に年賀状作れる」をキャッチフレーズに
 機能を向上させたプリンターンで勝負する。
 機種もプリントだけの単体機種からプリントとコピーができる複合機種と豊富だ。
 インクの色数も10色から3色まである。
 主力商品の店頭価額は、3万円前後。
・インク
 各社のパンフレットを見ると色数は、10色から3色まである。
 2004年ごろまでは、カラーの色合いをインクの色数を増やすことで競っていた。
 最近は、色数が少なくなった。
 これは、色数が少なくとも画質を向上させる技術を各メーカーが相次ぎ開発したからだ。
 4色でも旧機種の6色モデルに負けない美しい色を表現できるようになり、色数は5色から
 4色が主流になっている。
大型家電量販店では、プリンターを大幅に値引きして販売しているがインクは値引き
しない。
業界は、プリンターを安く売り、付属品のインクで利益を稼いでいるのだろうか。
今年は、6色単体機種から5色の複合機種に買い替えた。
今年の年賀状は、ペイントを活用し、好きなイラストをいくつも切り取り貼り合せてオリジナル
年賀状を作成した。
印刷は300枚。
何本のインクを買い替えることになるか。
このプリンターを (イラストを模写)