自治会の花壇整備とナガミヒナゲシ
あれ!この花ならわが家の畑にも咲いている。
花の名は外来種のナガミヒナゲシ。
新聞に「路傍の“新顔”生態系を乱す?外来種・繁殖旺盛他種を
阻害」と。
町内の育成部とシニアクラブの人たちが、自治会の花壇整備と掃除に汗を流した。
・自治会の花壇整備と掃除
春恒例自治会の花壇整備と掃除が16日午前9時から行われた。
参加した約20人が、花壇整備班と掃除班の2組に分かれ作業を実施した。
自治会の花壇整備は、道行く人たち癒し楽しませたチューリップの球根の収穫から。
その後にベゴニアとサルビアの苗を植えた。
花は秋の終わりまで道行く人たち癒し楽しませる。
・ナガミヒナゲシ
ナガミヒナゲシ:地中海沿岸から中欧原産の帰化植物。
1年生草木であり、路傍などの荒地に生育する。
秋から冬に芽生え、春に開花する。
ケシの仲間には、含有成分によっては栽培が禁じられているものがあるが、ナガミ
ヒナゲシはアヘンの成分はない。
1961年に東京都世田谷区で初めて確認され、以後群馬県・福岡県などにも分布が
広がり、現在では温暖な地方の都市周辺を中心に繁殖している
最近新潟県内の道路端などでも見られるようになったと新潟市中央区の西堀通りの
花壇の中に点々とナガミヒナゲシが咲いている写真が新聞に出ており18日見てきた。
西堀通りの両側のプランターにつつじが植えられきれいな花を咲かせている。
つつじに混じりオレンジ色のナガミヒナゲシの花が所々から顔を出している。
専門家によると1株から100個超の実ができることもあり、一つの実には約1500個の
種が入っており繁殖力が極めて強く、他の植物の生育を阻害する恐れがあると。
・番外:大雪の影響でレンゲソウ全滅
レンゲソウ:マメ科ゲンゲ属に分類される越年草で中国原産。
レンゲソウ(蓮華草)、レンゲ、とも呼ばれ春の季語。
かつて水田に緑肥として栽培され、現在でもその周辺に散見される。
唱歌や童謡の「春の小川」や「ひらいたひらいた」で歌われるレンゲ。
「春の小川はサラサラ行くよ 岸のスミレやレンゲの花に ・・・」
「ひらいた、ひらいた、何の花が開いた、レンゲの花が開いた、開いたと思ったら
いつの間にかつぼんだ」と歌われる。
ひらいた、ひらいたで歌われるレンゲは、蓮華草ではなくて、蓮の花だという。
毎年5月中旬に見ごろを迎える上越市吉川区下町のレンゲソウ。
今年は大雪の影響で花畑ほぼ全滅。
花畑を管理している五十嵐一也(53)さんは、「レンゲソウが積雪に耐えられるのは
60から80日が限度。
今年は積雪が多く、例年3月中旬に消える雪が下旬まで残ったから」と。
わが家の畑に咲いているきれいなオレンジ色のナガミヒナゲシ。
他の植物の生育を阻害する恐れがあると知り妻と相談、一本を残し抜き取った。
美しいナガミヒナゲシも雑草か (イラストを模写)