地域おこしと活性化で古町に賑わいを
今年6月の新潟大和店の撤退で新潟中央区の古町地区の
歩行者通行量の落ち込みが28%減と顕著だ。
古町に昔の賑わい復活へと地域おこしが活発に行われ人の回帰
を目指す。
・新潟市商店街の歩行者通行量
新潟市商店街連盟が10月に行った商店街歩行者通行量の調査結果を発表した。
調査は毎年10月の第3土曜日に実施。:()内は前年
・旧大和前:8382人(11655人) ・NEXT21前:4262人(5578人)
・古町通6モール内:10510人(15774人) ・古町通6柾谷小路前:5676人(6019人)
・本町通6:11238人(10332人)
本町通6の増加は、大和の食品売り場がなくなったことで、周辺住民が本町市場へ流れたと考えられる。
・古町スイーツの販売開始
「まちの魅力を回復するためには、イベントではなく店の商品を充実させよう」と、古町地区の菓子店や喫茶店などが「古町スイーツ」の販売を12月4日に開始した。
古町スイーツとは、古町でしか買うことができない限定スイーツ。
・しょうゆうを使った:みたらしプリン ・古町芸妓の振り袖をイメージした:切り出し振り袖ようかん ・古町復活への願を込めた:クラックラン ・越後みそを使った:みそティラミス19 ・コシヒカリを混ぜ込んだ:こしひかりプリン
など12作品。
・にいがたアニメマンガフェイスティバル2011の開催
漫画やアニメのまちとして新潟市を広くPRしょうと新潟市と専門学校などが共同で来年2月26・27の両日、古町地区など市中心部で「にいがたアニメマンガフェイスティバル2011」を開催する。
マンガといえば、古町に水島新司マンガストリートがある。
「ふるまちモール5」は、鍛冶小路と新津屋小路に挟まれたわずかな距離だ。
駐車場に大きな看板が掲げられている。
「水島新司マンガストリート」と大きな文字で、その下に野球マンガの
巨匠水島新司先生は新潟市の出身。
青春時代には古町に遊びに来ることも多かったようです。
その水島先生が生み出した数々の人気キャラクターが、等身大の銅像となって、
アートな街宣言のシンボルとして古町5番町に登場しました。
躍動感あふれる人気キャラクターの迫力をお楽しみ下さい。
通りには「ドカベン」に登場する7選手の銅像が並ぶ。
山田太郎(ドカベン)・岩鬼正美・殿馬一人・岩田鉄太郎・水原勇気(女性投手)・
里中智・影浦安武(あぶさん)
通りを歩き銅像を見るだけでマンガの世界に引き込まれる
・カミフルの「食の福袋2010」
上古町商店街(カミフル)では、12月10日から始まった事前買い物で上古町商店街で500円以上の買い物をすると18・19日の両日、レジでレシートを提示すると「食の福袋2010」を500円で購入することができる。
食の福袋2010には、商店街内の飲食店や菓子店など約20店舗で使える1500円相当の食券が入っている。
・まちなかバス乗車券の配布
新潟市中央区の古町地区商店街と新潟交通と連携し、まちなかにお客を呼び込もうとバスで古町地区を訪れ、一定金額以上の買い物をした客に乗車券を配る新サービス「まちなかバス乗車券」事業を12月17日から始める。
配布する乗車券は100円券。
配布条件は1000円以上の買い物で100円券1枚。
・西堀ローサに図書室設置
新潟市では西堀ローサの「まちなか情報ひろば」に、市立中央図書館(ほんぽーと)のサテライト施設として絵本や雑誌などが閲覧できる図書室を設置する。
・番外:新潟市の観光拠点の入り込み
新潟県の調査などによると、2009年度の新潟市の観光拠点の入り込みの多い施設は、
・新潟ふるさと村(西区)約170万人 ・白山神社(中央区)約78万人
・園芸販売の花きセンター花夢里(秋葉区)約75万人 ・新潟市水族館マリンピア日本海(中央区)約49万人
万代島(中央区)の朱鷺メッセで開催のコンベンションには約63万人が訪れた。
古町の地域おこしと活性化で様々なアイディアの取組みが行われている。
古町に昔のような賑わいが戻るか・・・。
古町スイーツ売ってるよ (イラストを模写)