果樹を育てる農園めぐり

kanazu362011-06-27

梅雨入りした新潟県内は6月23日から大雨が降り続き、
大雨警報が出るなど各地で被害が発生している。
長岡市の農園でラズベリーの収穫が始まったと新聞に出ており、
6月26日雨の中、果樹を育てる農園めぐりに出かけた。
・あおぞら農産有限責任事業組合新潟市秋葉区蒲ケ沢・6月26日)
 新潟市秋葉区蒲ケ沢にあおぞら農産がある。
 同農園は日本で初めての大実ナツメと大実ボケを生産販売する。
 会社は佐藤定雄(63)さんら園芸業者ら数人の仲間と組合をつくり2006年に果樹園をオープンし3年の2009年から出荷できるようになった。
 現在果樹園にはボケ約1000本・ナツメ約2000本の木が植えられ、契約農家分を含めると栽培面積は約10数ヘクタールでボケが約5000本・ナツメが約1万2000本植えられており収穫はこれから。
 ・ボケ
  栽培しているボケは「大実ボケ」で1個400から800グラムもある。
  ほとんどがジャムやボケ酒などに加工し販売する。
 ・ナツメ
  果樹園に栽培されているナツメの苗木は中国から輸入したもの。
  楕円形の小さな実で甘く生で食べられリンゴのような食感。
  ビタミンCが豊富で中国では毎日のように食卓に並ぶ。
・ブルーベリー畑(新潟市秋葉区矢代田・6月26日)
 矢代田から五泉に向かう金津峠の途中に新鮮野菜の直売所がある。
 直売所は土日に販売は行う。
 直売所の前がブルーベリー畑になっている。
 ブルーベリー畑は、新潟市秋葉区の園芸農家内宮貞志(37)さんや関川昌徳(36)さんら3人が、6年前(2006年)に直売所の付近の雑木林を重機を使って切り開き約2000平方メートルの立派なブルーベリー畑に開墾した。
 畑には、「サンシャインブルー」「デューク」など10品種約600本の苗木が植えられている。
 栽培して4年目となる2009年からブルーベリーが本格的に実を付けるようになり、近くの園児たちを摘み取り体験に招いている。
 ことしも8月に地元秋葉区の園児たちを招待しブルーベリー畑で摘み取りを行うという。
・古志の里ファーム(長岡市下条町・6月26日)
 長岡市下条町の恩田吉和(60)さんは、農園の「古志の里ファーム」を経営する。
 農園では2005年からラズベリーの栽培を開始した。
 園内には現在約150株が作付けされ、初夏と秋の2回収穫できる。
 本格的に収穫するのは今年が初めてで、8月までに約100キロを収穫するという。
・わが家の庭のラズベリー
 わが家の庭の垣根に沿ってラズべリーが植えられている。
 毎年株が増える。 
 我が家のラズべリーは赤い実だ。
 収穫したラズベリーで毎年ジャムを作る。
 2季なりのラズべリーだが、一度にたくさんはならないので、収穫しては冷蔵庫で保存する。
 保存しておいたラズべリーを取り出し鍋に入れ水を入れふたをして中火にかける。
 沸騰したらふたをとって火を弱める。
 実が柔らかくなるまで3〜4分煮る。
 アクが出るようならていねいに除く。
 砂糖を加えかき混ぜて煮詰める。
 冷まし清潔な瓶に詰めてできあがり。
 ラズべリージャムは朝食のパンに。
真っ赤に熟した庭のラズベリーで自家製のジャムを作るので、果樹農園めぐりも楽しい。

真っ赤に熟した庭のラズベリー (イラストを模写)