フリーズドライコロッケ

シアターガイド

高貴なガイドブック

 今日、会社帰りに本屋に立ち寄って「シアターガイド」という雑誌を買おうと思っていたのですが、基本的に入荷数が多くない月刊誌なので、売り切れや未入荷であちこちの店を放浪するはめになりそうな予感。それを回避するために、朝、仕事中に本屋に電話で確認してみることに。
「あの、今日発売の『シアターガイド』の12月号って入荷してますでしょうか?」
「…ガイドですか? ちょっと待って下さいね」
 おや? やけに不安な返答。「そんな本あったかなぁ…」という色合いが全面に出た言い方でした。
 シアターガイドはお芝居関係の雑誌。一般的にはメジャーな雑誌ではないでしょうが、マイナーってこともないと思うんですけどね。書店の人間だったら間違いなく知っているはずなのに…。
 すると、電話の向こうで、こんな声が聞こえました。
「○○さん、“しらかわガイド”ってある?」
 ちょっとちょっと、しらかわじゃないですよ、シアター! 劇場のシアター!(笑) あわてて「シアターガイドです!」と修正。危ない危ない。
 だいたい、「しらかわガイド」って何ですか(笑)。うなぎの「しら河」を調べに調べつくしたガイドブックですか? それとも、歴史マニアに贈る「白河上皇」ガイド? まさか、女優の白川由美に密着したオフィシャルガイドブックなんてことはないでしょうね。
 なんにせよ、高貴なガイドブックには間違いないと思われます

死因は凍死

 仕事中、冷凍庫にコロッケさんが入って行ったことに気付かず、冷凍庫の扉を閉めてしまったソフィー婦長。以前も書きましたが、冷凍庫の扉は凍り付いているため、安全装置がうまく作動せず、閉めてしまうと内側からは簡単に開けられません。
 コロッケさんが入って行くのを見ていた私は、婦長に「あ、今、コロッケさん、中にいますよ」と伝達。「えっ!?」と婦長があわてふためいたと同時に、冷凍庫から扉を蹴飛ばしてコロッケさんが飛び出してきました
「ふぅ」
「すみません〜!気付かなくて…」
 まあ、よくあることですからね。死ぬことはありません。
 コロッケさんが部屋を立ち去った後、婦長はさらっと私にこう言いました。
今はもう寒いですから、すぐに凍っちゃいますもんねぇ〜
 なに? コロッケさんを凍らせるつもりだったの?(笑) 社屋爆破未遂の次は、社員を凍死へといざなうわけですか。恐ろしい婦長。私も命を狙われないよう、優しくしておかなきゃ。