早くもカーワン始動

ラグビーの日本代表は30日、ワールドカップ(W杯)アジア地区最終予選(11月19日開幕、開催地未定)に向けて千葉県長柄町で合宿に入った。ヘッドコーチ就任が決まっている元ニュージーランド代表のジョン・カーワン氏(41)が、約1時間の精力的な初指導を見せた。
 「すべてがここから始まる。一緒に日本のスタイルをつくろう」。カーワン氏は円陣でそう語りかけ、練習を始めた。
 NECとのアドバイザー契約が残っているため、年内は日本代表での肩書も「アドバイザー」。ただ「(来年秋の)W杯本大会まで時間は限られている」と来日を早め、この日から陣頭指揮を執り始めた。

太田GMが指導して、カーワンはアドバイザー的に練習を見守るのかと思ったら、実質的にはもうカーワンがHCみたいな形になってるようだ。頼もしい限りだな。どんなラグビーを見せてくれるのか。とりあえず、11月4日の「豪首相XV」とのW杯予選壮行試合が楽しみだ。