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2009年04月30日

日本オワタ関連+雑感

こんばんは。経済二流、政治三流、メディア五流、飯のみ一流な国の国民kanedoです。日本オワタ関連の記事がここ数日ネット界隈ではやってるので、そんなにブログ回らない人向けにたのしいの集めました(´・ω・)


●海外で勉強して働こう

http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/04/future_of_japan.html

これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。

1)日本はもう立ち直れないと思う。

だから、

2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。

これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「海外で働く」の中でも、私が知っている「シリコンバレーで働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みるみると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはや国内に機会はない」と気づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。

というわけで、明言することにした次第。

●日本に留まりたかったら、一度は留学しておくべき

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51206791.html

なぜ日本に希望がない--ようにあなたの目に映る--かといえば、逆説的であるがあなたが日本というものに希望を期待しているからなのだ。そもそも希望というのは国だの企業だのに求めるものではない。なぜ日本に希望がないか。自分ではなく日本に希望している人が多すぎるからだ。「日本オワタ\ (^o^)/」といいつつ、日本がハジマるのをいつまでも待っているあなたに希望が訪れることは、ない。

●希望を捨てる勇気

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/6f12938eaad206d10b7629456f0a051e

かつては誰にでもチャンスはあり、一生懸命働けば報われるという希望があったが、もう椅子取りゲームの音楽は終わった。いま正社員という椅子に座っている老人はずっとそれにしがみつき、そこからあぶれた若者は一生フリーターとして漂流するしかない。だから彼らは意外に「正社員になりたい」という願望をもっていない。気楽なフリーターに順応すれば固定費も少なく、それなりに生活できるからだ。

(中略)

「明日は今日よりよくなる」という希望を捨てる勇気をもち、足るを知れば、長期停滞も意外に住みよいかもしれない。幸か不幸か、若者はそれを学び始めているようにみえる。


さて、このへんの問題についてKanedo自身はどう思っているかといえば、国家ないし人の集合体としての日本については悲観的で、自分については楽観的です(´・ω・)


まず悲観面について言いますと、たとえばこの先、人口減少と高齢化の影響でただでさえ内需が減少し、経済が縮小する一方で、医療保険年金保険を維持するために今までにない規模の増税が必要ですから、結果我々の実質可処分所得は平均的に見て減少し続けるでしょう。今までその症状を抑えていた輸出依存の経済モデルもガタがきました(http://agora-web.jp/archives/589745.html

再び成長するためには、国家ぐるみで経済モデルを変更し、付加価値の高い産業に国内外の優秀な人材がスムーズに流れ、補助金食いの産業から緩やかに撤退することが可能なシステムを作る必要があると思いますが、それらと深く関わる雇用規制や移民の問題は日本にとってタブーですから改革は滞ります。そうしているうちに他国が新産業での優位を確立してチャンスを逃し、政府は大金をつぎこんだ国家プロジェクトで競争力強化を狙うが失敗して税金の無駄となる、ということが過去繰り返されてきましたし、これからも繰り返されるでしょう。そして経済はますます衰退し、それでもなお国民は経済のパイを大きくすることを考えず、縮み続けるパイを奪い合う、というのが標準的な日本社会の未来予想図ではないでしょうか。


次に楽観面について。上二つの記事では海外経験の重要性が強調されています。僕が一度きりの海外経験で得た最も重要な認識は「別に日本に縛られる必要ないじゃん」でした。ぼくら日本人はよく日本だけが安全ですみよい国だと思ってますが、一人当たりGDPで30位前後(ポーランドメキシコより少し下くらい。日本は19位)のトルコだって安全ですみよい国です。そこそこの英語と、現地語を学ぶやる気があれば、多分どこにだって住めるので、日本がダメになら他をあたればいいだけの話ですね。需要のある技能を持った人材なら、働く場所はどこにでもありますし。

給料だって必ずしも増えなくてよい。今と同じ給与水準、同じ人間関係の中で働くより、給料は3割減だけど全く新しい環境で働いた方が楽しいかもしれない。ネットの発達で娯楽の値段は破壊的に下がっていますから、食べ物の水準さえ維持できればあとは飾りのようなものです。Kanedoのような経済系の人間はよくGDPで豊かさを測りますし、それにはしばしば妥当性がありますが、こと同じ価格で得られる効用について言えば、経済成長率よりもはるかに速い速度で増加していると僕は感じています。しかもGDPと違ってこちらはまだまだ伸び続けそうですね。おそらく、これからの「成長」とはそういうものになっていくのでしょう。


そう思いはじめてから、日本での生活も心なしか豊かになりました。例え我々が人間を幸福にしない日本というシステムの中にいたとしても、いつでも逃げ出せるという選択肢の存在と、リスクを受け入れる心構えがあれば、精神的な閉塞感に苦しめられることはありません。就職も「タコツボ状態に陥らなければOK」くらいな認識になったし。こういう面で、「いつも華々しいトップを目指す自分」みたいなアイデンティティを高3でポイしてきたことは非常にプラスでした。賃金学歴、働いてる企業といった「見た目」にこだわることは、満足を与えてくれる時もありますが精神的な閉塞感を増やす時もあります。自分がたのしいかどうかのみを評価軸に据えるのが良いやり方かと。結局のところ、僕は飄々としているのが性に合っているようです。日本オワタけど毎日たのしい(´・ω・)

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