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2010年04月08日

気の早い2012年度就活生向け夏インターン情報

こんばんはkanedoです。新4年生の皆さんは就活真っ盛りですが、去年の僕のように、今から就活に向けて気合入れてる気の早い新3年生の方も若干いるかと思います。


この時期は多分みんな何やっていいのかわからないと思うので、今日はそういう人向けに、6月頃から募集が始まる夏インターンの情報を提供しますね。今回は特に周りの内定者から情報収集をしておらず、僕の知っている(体験した)範囲だけになってしまいますが、去年の選考情報も含んでいますので、恐らく現在ネットで出回っている中では最新の情報ではないでしょうか(´・ω・)



【夏インターンって何?】

就業体験のない、つまり各業界あるいは企業の業務についてなんとなく知っているけど実感がわかない学生を対象に、各企業がどのような業務をしているのかについて、

・デスクローテーション

・講義

・グループワーク

・社員さんとの懇談会

などを通じて学ばせてくれるイベントです。冬や春にもありますが、夏インターンの場合、期間は8月〜10月の間で数日です。一度に参加できる学生は1社当たり数名〜十数名で、複数回行う会社もあります。呼び名は企業によって様々。



【どんな企業がやるの?】

もともとは外資系企業の文化でした。今でも投資銀行やコンサルティングファームが多いようです。この業界で昨年夏にインターンを実施していた企業の一例をあげると、

<投資銀行>

ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、JPモルガン、バークレイズキャピタル、メリルリンチ、BNPパリバ、UBS証券、ドイツ証券、クレディスイス証券、大和SMBC

<コンサルティングファーム>

インアンカンパニー、A.T.カーニー、ドリームインキュベーター、コーポレートディレクションズ、野村総研(NRI)、三菱総研(MRI)

他の業界だと、IBMや丸紅、住友信託なんかもやってたようです。この時期にインターンを実施するのは最近の就活市場で一つのトレンドでもありますので、今年はもっと増える可能性もありますね。僕が受けていたのは外資系の投資銀行業界とコンサルティングファームが中心なので、今回の記事ではその2業界のインターンに的を絞りたいと思います。


ちなみに、最近は1dayインターンというのもありますが、これは説明会とほぼ同義で、わざわざ参加する意味はあまりありません。強く興味をひかれる企業がやっていたら、説明会気分で一応参加してもよいでしょう(1day参加者だけを対象に長期インターン募集をした例も昨年あるので)。また、主にベンチャー企業等がやっている長期(数ヶ月)のインターンも非常に学ぶものが多く、学部1〜2年次の学生にはオススメしたいですが、今回の趣旨とは違うので割愛します。


※余談:インターンは企業にとって結構なコストなので、外資的な少数精鋭採用をしない日系大企業は、インターンを各社が行う=ウチもやらないと出遅れるという傾向をあまりよく思ってないようですね。そのへんは以下の本に詳しい。就活をナナメに見た去年のベストセラーですが、面白いので読むとよいでしょう。就活生が陥りやすいミスを回避するための勉強にもなります。

就活のバカヤロー (光文社新書)

就活のバカヤロー (光文社新書)


【参加するとどんなメリットがあるの?】

夏インターンに参加することは、まず以下の3点で明確にプラスになります。


・外資系企業の仕事や、そこで働いている人達について知ることができる。後に本選考を受ける時には、これらを既に知っていることで志望動機をより具体化された、説得力のあるものにしていける。

・アクティブな他大の友達ができる。就職活動において情報の果たす役割は非常に大きいので、同じ業界を受けている友達は多いほど望ましい。

・会社によっては、後の選考プロセスを優遇してくれる。夏インターン終了の段階で学生に内定を出す企業もある。


しかし、夏インターンに参加することには、この他にも大きな意義があります。僕は昨年夏に外資系投資銀行2社、コンサルティングファーム2社(外資1社、外資から独立した日系1社)でインターンをしましたが、僕がインターンで学んだことのうち最大のものは、現状の自分がいかに無力あるいは無能かということでした。外資の夏インターンは、中途半端に優秀な学生が鼻を折られて反省して伸びるよい機会です。


例えば、投資銀行のインターンに行くまでは、「自分は金融のゼミでも勉強してるから、金融の就活で有利」と思っていたのですが、インターンで「学生が現時点で金融に詳しいかは考慮しない。君達が大学でゆったり2年位かけて学ぶ金融の知識より、投資銀行に入ってから3ヶ月で必死の勉強して学ぶ量の方がずっと多いから」と言われて、ああその通りだなと。またコンサルのインターン行くまでは、「自分は論理的に考えている方」とか思ってましたが、インターンでコンサルの人に毎日ボロクソにダメ出しされて相当に伸び、5日でこれだけ伸びるなら、ずっとそこで働いてごはん食べてる人に比べてどれだけ自分は矮小なのかと実感。10月あたりから自分だいぶ謙虚になったと思います。



【どこでインターンの情報を探せばいいの?】

夏インターンの情報を毎年完全に網羅しているサイトは、今の所ありません。6月頃になったら、外資系への道標の右側リンク集にある企業webサイトや、自分が気になる業界の大手企業webサイトブックマークして、こまめに巡回するとよいでしょう。補助的に、就活カレンダーinfinity campusの選考スケジュール、リクナビマイナビもチェックしとくといいかも。それでもどうしても漏れは出ると思うので、外資就活友達を作って互いに情報を交換することでカバーできると思います。僕もその時期になったら記事アップするので。



【選考対策として、今は何をすればいいの?】

基本的には、特に何もしなくていいと思います。この記事この記事なんかにも書きましたが、就活の結果を決めるのは8割方がファンダメンタルな部分(これまでの二十数年間の積み重ね)なので、受験みたいに対策すれば通るというわけでもありません。セミナーに通い詰めたり、(僕みたいな)内定者の話を聞いてもあまり実用的意味はないでしょう。それらは気分転換程度に聞いてください。可能な行動として最も重要なのは、自分が興味ある業界について本や新聞、ネットで自ら学び、その業界に勤めている人と接触をもって疑問を解決することです。


ただ、やはり持っているファンダメンタルをしっかり発揮するための表現技術とか、筆記対策みたいな部分が重要なのも事実だと思います。業界について知識が多いから内定するというわけでもないですが、この時期何かしないと不安でしょうがない人は、以下に紹介する本や記事などを読んでみるとよいでしょう。


全就活生におすすめの本

ロジカルシンキングの本は山ほど出ていて、MECEやらロジックツリーやら色々とテクニックが紹介されていますが、僕が最初におすすめするのはこれ。以前の僕を含め、ほとんどの就活生は、MECEとかロジックツリーを学ぶ以前の段階、もっと基本的な部分をしっかりつくらなければいけない段階にいます。誰かがAという主張をするとき、彼はどのような前提を暗黙においているのか。どのような条件が満たされればA→Bが確実にいえるのか。そのようなごく単純かつ超重要な論理の基礎が、日本語の例題で学べます。外資系でも日系でも筆記頻出するようないわゆる「国語の論理問題」は、日本語だろうと英語だろうとこれ一冊で十分でしょう。


でも、ピラミッドプリンシプルはやっぱりいい本です。上記の本を読んだ後で一度は読んでみてください。ES作成など文章の組み立てに必ず役立つはず。例えば僕がブログ記事で使う文体や論理構成に、これらの本が与えた影響は大きいですね。


外資系就活生におすすめの本

国語的な論理問題は上の本一冊で十分なのですが、外資系の筆記試験だとよく、以下のような問題が出ます。

ア〜オのことが全て言えるとき、論理的に導かれることは次のうちどれか

ア 国語が不得意な者は英語が不得意である

イ 数学が得意なものは英語が得意である

ウ 社会が得意なものは理化が不得意である

エ 国語が不得意なものは理科が得意である

オ 体育が得意なものは英語が不得意である

1.体育が得意なものは国語が不得意である

2.社会が不得意なものは理科が得意である

3.国語が得意なものは社会が得意である

4.英語が不得意なものは国語も不得意である

5.国語が不得意なものは数学も不得意である

こういう算数的な論理問題は解法を覚えて練習して慣れるしかないので、この本をやってください。8章くらいまでをちゃんとやれば、この手の問題が原因で落とされることはないと思います。

上・中級公務員 標準判断推理―確かな解答力が身につく“基本書”

上・中級公務員 標準判断推理―確かな解答力が身につく“基本書”

あと、中学受験の未経験者は、適当な筆記対策本か小六用の受験問題集を解いて、算数をできるようにしとくといいかも。中学受験レベルの算数が筆記でよく出ます。


投資銀行就活生におすすめの本

投資銀行の日常を暴露した小説的な読み物。面白い。投資銀行志望者必読。

現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)

現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)

業界についての知識は内定に関係ないと言いましたが、それでも受ける以上ある程度は知っておいた方がよいでしょう。少々理論的で金融の初学者にはとっつきにくいですが、いつまでも読めるしっかりした本です。説明会やネット、大学の「金融入門」的な授業の補完に。


コンサル就活生におすすめの本

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

僕が特に影響を受けたのはこの二冊ですね。コンサル志望者というのは僕も含めて、机上の空論的なロジックの積み重ねが好きな人が多いのですが、これらを読めば経営やコンサルティングにとって、そこで働く人々を支配している「感情の論理」が非常に大切なことが理解できると思います。

ケース対策はこれ一冊で十分でしょう。良書。


他にチェックするとよいサイト

情報が古いですが、外資系就活の情報量はこの2つがいまだトップだと思います。

外資系への道標

http://gaishi.seesaa.net/

内定ネット

http://naitei.seesaa.net/

セミナーはほとんど行ってないからよくわかりませんが、このへんは良質と聞きます。アルファリーダーズは就活に使ってた大学メールアドレスにたくさんメールが来て若干うざかったのでフィルタかけたけど。ごめんね中の人(´・ω・)

Luck Factor

http://luck-factor.com/

Infinity Campus

http://www.infinity-campus.jp/

α Alpha Leaders

http://alpha-leaders.jp/

あと、僕は基本的にいつも同じこと言ってます。[就活]タグの過去記事が参考になるかも。GD対策記事も前書いたのでついでに。

就職活動のまとめ

http://d.hatena.ne.jp/kanedo/20091221/1261332801

内定者から学ぶことはあんまりない

http://d.hatena.ne.jp/kanedo/20100103/1262457249

「鋭い質問」と「急所を突く質問」の違い

http://d.hatena.ne.jp/kanedo/20100111/1263186239

未経験者のためのGD講座

http://d.hatena.ne.jp/kanedo/20090928/1254104523


【おわりに】

そのうち過去に参加した夏インターンのレポをしようと思いますが、質問あるいはこういうテーマで書いてほしい!という希望があったら、コメントやメール、twitterなどで気軽に言ってください。対応できる範囲で対応します。それではまた(´・ω・)

twitterアカウントこちら。(´・ω・)



実験的につけてみてます。

クリックすると幸せが訪れるかも。わかんないけど↓(´・ω・)