東風戦について考える その前に

NMF杯Bリーグも終わったので、東風戦について色々と考えてみよう。
そう思っていた所に、とある麻雀戦略ブログが飛び込んできた。


それはブログ間で親交のある「パセリの麻雀メモ」。
作者のパセリ氏は、つい先日ロン2三段入りを果した強豪である。


そこには、タイムリーなことに東風戦についての考え方が記されていた。

南1局 全員配給原点

そう、東風戦とはつまるところ、横一線の南風戦ということだ。


私自身の戦略では、南場の戦い方をこう記してある。

  • 南場は順位重視

順位が横一線な訳だから、最初に和了したものが俄然有利になる。
しかも局数が少ないだけに、1000点2000点のリードでも、そのままトップに直結する。
全員が真っ直ぐ和了に向かうのも道理、ということだ。

東風戦における守り

しかし、だからといって攻めるだけで良いか、といえばそうでは無いだろう。


1つの和了がトップに直結するということは、その反面、1つの放銃がそのままラスに直結する、ということだ。


自身の手牌が和了から遠ければ、「鉄壁の守り」を発動させることも重要となるはずだ。

東風戦の攻守

結局の所、東風戦だからといって、極端に自身の戦略を変える必要は無いのかもしれない。


しかし、普段はやらないバック仕掛けや見切り発車など、和了に向かう手段は一通り揃えておくべきであろう。


東風戦は短期決戦のスプリントレース。
和了和了を重ねて、逃げ切ることも可能である。

  • 攻めに攻めきって勝つ

これに憧れない雀士は居らず、私もまたその例外では無いのだから。