麻雀と家庭

さて、今回はこねこさんのコメントを契機に、「麻雀と家庭」に関してを考えてみましょう。


重そうな掲題ですが、実際はそんなことはございません。


どっぷりと麻雀に嵌っている既婚者雀士と、そんな旦那さんを持つ奥さんに、是非見て頂きたい内容となっております(笑)

とある雀士の例

今から3年ほど前、1人の典型的「麻雀ジャンキー」がおりました。


会社を定時に終えて雀荘直行→深夜帰りは当たり前。
これを週5回繰り返した挙句、土日徹夜で雀荘泊りがけなどをかまします。


さらに平日すらも徹マン(徹夜麻雀)に励み、その後会社近くの公園で野宿してから出社する、という荒業を決めたこともありました。


たまに一日雀荘に行かないと、次の日雀荘の店長から


「昨日はどうしたの? 無断で休んじゃいかんねー」


などと言われる始末です。


俺はメンバーか? っちゅう話ですよ。
いや実際裏メンみたいなもんでしたが。




かようなダメダメ人間まっしぐらだった彼の人生は、結婚によって正道に立ち戻るに至ります。


現在、雀荘通いは2月に1度以下。
休日は奥さんと近所のスーパーへ買い物に付き合いますし、デートもしょっちゅう行っています。
さらにはそこそこ家事などもやったりなんかして。


無論のこと、くだんの雀士とは私ことかにマジンであります。
さあ、何故にここまで極端に私の麻雀人生が変わったと思いますか?

世の雀士諸兄へ

それは私の信条が

  • 1に家庭、2に麻雀、34が無くて5に仕事

だからに他なりません。


私は麻雀が楽しくて仕方ありませんし、その道を極めようとしている人間です。
はっきり言って麻雀バカ一代です。


しかし、それにかまける余り、家庭を無視してはいかん。


結婚する前に、そう誓った次第であります。


それに、です。
家庭第一優先は夫としての義務ですが、何も義務感だけではありません。


さあ、世の中の既婚者雀士諸兄、今の奥さんと付き合い始めた頃を思い出して下さい。


奥さんとの2人っきりの時間は楽しくなかったですか?
きっとそれは至福の時間であったはずです。


今また、奥さんと一緒に過ごす時間を、もっと持ってみましょう。
きっとあの時の幸せな気持ちが蘇って来ること間違い無しです。


少なくとも私かにマジン、あの頃の気持ちを少しも失っておりません。
今尚育つばかりであります。


このブログを奥さんも読んでいることを知るだけに、ちと気恥ずかしい所でありますが(笑)


まあ兎に角、オバカミーコ(第一話)の波溜師匠が犯した過ちを繰り返してはならん、ということです。


奥さんや彼女の理解あっての麻雀ですよ、皆さん。

世の雀士を旦那に持つ奥様方へ

さて、奥様方。
いや、雀士を彼氏に持つ彼女方でもいいんですが。


雀士の旦那を持って苦労してる方も居るやもしれません。
雀荘に、ネット麻雀に嵌り続けて家庭を返りみない。
そんな旦那が居るやもしれません。


そういう旦那にはこのブログを突きつけてやって下さい。
それでも分からなければ、張り手一閃アッパー二閃、目を覚まさせるのがその人のためです(笑)




そして、家庭第一を念頭に、かつ趣味として少々麻雀に興じる旦那がいれば、それはそっと目を瞑ってやってください。


人によってはコミュニケーションの場であったり、修練の場であったり、それこそストレス発散の場であったりします。
少々お年を召した方にとっては、絶好のボケ防止効果もあったりします。


ここは観音菩薩様のような慈悲の眼差しで見守って頂けることを、全国既婚者雀士を代表してお願い申し上げる次第であります。

夫婦家族仲良く麻雀

もし奥方に興味があれば、麻雀を覚えてみるというのも1つの手。


旦那に麻雀を教えてもらえば、夫婦の時間を持ちつつ共通の趣味ができたりして、一石二鳥になるはずです。


とはいっても、子供を車にほったらかしてパチンコに勤しむようなダメ夫婦になってはいかんですよ?
あれはいけません。子は鎹(かすがい)です。
私にはまだ子供が居ませんが、できたらしっかり可愛がるつもりです(笑)


兎に角、限度さえ守ればとても楽しく、かつ脳を鍛えられるのが麻雀というもの。
夫婦家族仲良く麻雀、なんて素晴らしい光景を、全国の家庭で見たいものです。


では、全ての雀士持ち夫婦の幸せを願いつつ、本日は筆を置くことに致します。