企画展 堀越二郎の軌跡


今日は群馬県藤岡市の藤岡歴史館で開催中の企画展「堀越二郎の軌跡」を見てきた。



堀越二郎はあの「零戦」を始め、「雷電」や「烈風」などの戦闘機の設計を手掛けた、軍オタなら知らぬ者がいない程の有名な人だ。
そして、先日より公開の始まった宮崎監督の「風立ちぬ」が、同氏をイメージに制作されたこともあってか、最近では一般の人にもその名は知れ渡るようになっている。
そんな堀越氏をテーマにした企画展が、埼玉の所沢航空発祥記念館と群馬の藤岡歴史館のそれぞれで開催中と聞いて、「これは行かねば」と思っていたのだ。
偶然にも今週末はラリーを見に群馬に行くので、「藤岡寄れるじゃん」ということでまずは藤岡歴史館の方を訪れる事にした訳である。


当日は9時に家を出発し、藤岡には昼過ぎに到着。
昼食を市内で済ました後、いよいよ藤岡歴史館に向かう。
テレビのニュースでも紹介されていたせいか、結構多くの人が見に来ていた。



ちなみに入館料は無料だ! でも、写真撮影は出来なかった。
会場は第1と第2の2つの展示室に分かれていて、まずは堀越氏の生涯を紹介した第1展示室を観覧する。
学生時代や、三菱に入社してイギリスやドイツに飛行機の研究のため派遣された時のエピソード等が、氏のメモとか手紙などの資料と一緒に解説されていて非常に興味深かった。



続いて第2展示室では実際に堀越氏が開発に関わった戦闘機の数々が、模型や写真とともに解説されていた。
特に「零戦の後継機」として開発されたものの結局実戦には間に合わなかった「烈風」は、最近見つかった図面なんかも展示されていて、これだけでも見る価値充分であった。
あと「烈風改」もあった。改は斜め銃2機も搭載していたのか。


そんな感じで貴重な資料を充分堪能した後、藤岡歴史館を後にして今夜の宿である渋川に向かう。
ラリーの途中で立ち寄った「堀越二郎の軌跡」展だが、見応えのある素晴らしい内容であった。
本日の走行距離 202キロ、聞いた曲数 58曲。