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2007/12/29 (土)

[]ローマ人の物語 ユリウス・カエサル

ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) (新潮文庫)

ぽつぽつ読んでいる塩野七生「ローマ人の物語」もいよいよユリウス・カエサルの巻になった。単行本でもカエサルの巻は「ルビコン以前」と「ルビコン以後」で分かれているうえ、文庫版ではそれぞれが上・中・下になっているから、計6冊もある。

著者のカエサルへの熱き想いがひしひしと伝わってくる記述が読んでいて楽しい。僕もカエサルにホレた。やっぱスゲエぜこの男は。莫大な借金を抱えつつ、愛人をたくさん作りつつ、政治家そして軍司令官としての仕事にはストイックに取り組んで目覚ましい成果をあげていく。かっこいい。

そんなかっこいいカエサルも、紀元前44年の3月15日に暗殺されてしまう。西洋では、3月15日といえばカエサル暗殺の日というのは子供でも知っている常識らしい。僕はぜんぜん知りませんでした。覚えておきます。

共に活躍したキケロについても詳しく書いてある。キケロは思想家として名前は知ってるけど、詳しいことはぜんぜん知らなかったんで勉強になった。カエサルとキケロ。これほどの人物が同時代を生きたというのがまたスゴいことなんですな。

カエサル自身が書いた「ガリア戦記」もぜひ読んでみたい。「ガリア戦記」の簡潔かつ冷徹な表現は、カエサルが超一流の文章家でもあったことを示しているそうだから、(翻訳しか読めないけど)僕もその空気を味わってみたい。

ガリア戦記 (講談社学術文庫)

ガリア戦記 (講談社学術文庫)


ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈12〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) (新潮文庫)

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