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2018-02-04

[]脚本家(François Paquay)

マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(配信はvimeo)にて

[]赤い天使(増村保造)

若尾文子の看護師として患者に尽くす姿は、常軌を逸したもの。この映画で描かれているのは、おそらくは戦争の真実に近いものがあるんだろうと思う。生き延びさせるか、死んだほうがマシか、というのに私情は挟まず、軍医はバッタバッタと判断し、生かすために体のどこかを切断する。切断した結果、彼らがどうなるかは、二の次かなと思うのだけど、肝心の「男であること」はこだわって助ける。男として不能になるかどうかを気にして、手術をやめ、可能性を見出したりしているシーンがあった。そんな極限状態の中での、若尾文子の行動、そして愛情。強烈な映画だった。

新文芸坐にて

[]爛<ただれ>(増村保造)

歪みゆく愛情が描かれている。この映画を見た後、『赤い天使』で描かれていた愛は、真っ直ぐなものがあったなと感じる。記号的に物事だけを整理すれば、なんとなく丸く収まっているような終わり方ではあるけれども、映画の暗さ、音楽は、どこまでも深く、暗く、若尾文子は堕ちていく。

新文芸坐にて

[]婚礼(Stephan Streker ステファン・ストレケール)

パキスタン人の婚礼の話。パキスタンとは言っても、主役の女の子は、ベルギー生まれのベルギー人なのだろう。まだ18歳で、恋もしたいし遊びたい。そう言う中で結婚しないといけないし、結婚しないとパキスタン人としては、家族全員に悲劇が待ち受けている。家族みんなの悲劇を覚悟して、それでも自分の道を行こうとする女の子の登場は、明らかに時代が変わりつつあることを象徴している。

マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(配信はvimeo)にて