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2018-02-11

[]北京の55日(ニコラス・レイ)

DVD鑑賞

[]VERY FANCY(柳英里紗)

柳英里紗の初監督作品。冨永昌敬の作った予告編を見ると、「脚本通りにいけばね」というシーンがあったけど、予告編のシーンは全部映画本編にあって、つまり映画の中で脚本があることを明かしている。それと同時に、脚本通りに行かない可能性も示している。映画の出演を依頼するようなシーンがあったり、監督としての悩みのシーンがあったり、メタ構造の部分はわかりやすくなっているので、混乱することなく見ていられて、そのわかりやすさは、彼女の潔さなのかもしれないと思った。

最初の小園優を出演に誘うようなシーンのあと、橘美緒とのシーンになっていて、その間の早着替えは、華麗で、世界が切り替わったことがわかりやすい。それでいて、知ってる人しか気付かないようなネタが散りばめられているようだ(上映後のトークで、色々と触れていた)。

女優に当たる眩しい光が、キラキラと輝くのは、本当に眩しくて美しく、最後の女優たちが歩くシーンは、かっこよくて、決めに決めた映画という感じがした。

キネカ大森にて

[]風とゆききし(柳澤寿男)

映画は平和そうに最後まで進んでいくけど、時折、障がい者の直面する過酷な現実だったり、運営するに必要な「金」の側面が出てくる。理想を捨てても金を追う。そして、一番に働いているはずの障がい者への報酬はごくわずか。もちろん、頭脳の部分は盛岡市民福祉バンクの職員が担っているのだし、重要ではあるけれども、それでも・・と思わずにはいられない。

知能の部分で健常者より劣っていると思ってしまうわけだけど、考えて行動して、人生について考えている。ぼくたちと同じだよなと思った。

シネマヴェーラ渋谷にて