2018-06-25
■[cinema]BPM ビート・パー・ミニット(ロバン・カンピヨ)
序盤は疲れがあって、かなりうとうとしてしまったけど、良い映画だった。アクトアップの人たちの愛の物語。ある人が死に、その死んだ友人を訪れ、見つめる視線。友人たちの気持ちの様々な様子が、しっかりとスクリーンに映っていた。死ぬ前のシーンで、愛を交わす姿とか、微笑ましく、美しいなと思った。
早稲田松竹にて
■[cinema]デトロイト(キャスリン・ビグロー)
有象無象が集まっているような町のシーンから、次第に個へとフォーカスしていき、主な登場人物がわかってくる序盤。ほんの火遊びのつもりが、極限状態の町の様子が反映しているように、火元で大爆発する。さらに生まれるモーテルを舞台とした極限状態の連続。事件後の裁判に至るまで、カタルシスを感じる作り。必見だって言っていいだろう。
早稲田松竹にて
2018-06-13
■[cinema]H story(諏訪敦彦)
なぜかベアトリス・ダルと町田康が仲良くなっている。二人はお互いの言葉がわからない。けども仲良くなる。何か波長が合うのだろうか。もしくは、言葉がわからないことが重要なことなのかも?
映画は全体的にまったりと進む。
早稲田松竹にて
■[cinema]M/OTHER(諏訪敦彦)
映画としては、何かバラバラに進んでいく。感情の変化が突然訪れる。その突然さはわからなくもないもの。映画の中、もしくはスクリーンの外側で起きていることが積もり積もって、突然スクリーンの中では感情が溢れたシーンになったりする。
早稲田松竹にて
■[video]ハローグッバイ(菊地健雄)
性格が全く違う女子高校生二人の友情の物語。とはいえ、何か友情という言葉を使うことはためらってしまう。
映画は面白かった。もたいまさこは認知症の老人として出てくるのだけど、音楽のことは覚えている。そして過去のことも。記憶というのは不思議なものだな、と。
DVD鑑賞