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2018-09-15

[]顔たち、ところどころ(アニエス・ヴァルダ、 JR)

構笑った。その町の人たちの大きな写真が壁に貼ってあることで、何かが変わるような、そんな空気を感じる映画だった。アニエスが、人々の目を素敵とか綺麗だとか言っていたのが記憶に残る。本当に素敵だった。

ルーブル美術館のシーンは、すごく良かった!アニエスを車椅子に乗せて走るJRの疾走感。

アップリンクにて

[]沈黙(イングマール・ベルイマン)

最後の列車での汽笛は、女の悲鳴に聞こえた。同じ女でも、いろんな表情があって、心からの叫びが顔に表出している映画だった。

アップリンクにて

2018-09-14

[]カンフー・マスター!(アニエス・ヴァルダ)

最初の横スクロールでのアクションを実写で撮影したシーン、マチュー・ドゥミの動きが良かった。ジェーン・バーキンの家族全員(本当の親や娘が出演している)が格好良い。可愛かった。父親、母親はかっこいいし、シャルロット・ゲンズブールは、言葉遣いが、ジェーン・バーキンを受け継いていて、独特の色気がある。ルー・ドワイヨンの天使的可愛さ。

新文芸坐にて

2018-09-09

[]特攻大作戦(ロバート・アルドリッチ)

クライマックスは破天荒過ぎて、すごかった。豪快。

国立映画アーカイブにて

[]ある日本の絵描き少年(川尻将由)

負け犬と監督自身が自分のことを言っていたけど、PFFアワードに入選するくらいだし、挑戦してるから負けることがあるんだと思う。面白い映画だった。

国立映画アーカイブにて(PFFアワード2018)

[]オーファンズ・ブルース(工藤梨穂)

正直なところ、中だるみするところや、ギョッとするようなシーンがあるけど、海の見える景色は美しく、映画に出てくる若者たちの未来へ向かう姿はあまりに悲しく、震える。記憶を失っていく少女とはいえ、記憶は本当に不思議なもので、時に蘇ることがあるだろう。その蘇った時、ヤンに成り代わろうとするヴァンはどうなるだろうか。

国立映画アーカイブにて(PFFアワード2018)

[]秋のソナタ(イングマール・ベルイマン)

室内劇で、母娘の愛憎、特に憎しみが強烈に描かれている。数十年も前のことをここまで引きずるとは・・。

アップリンクにて

2018-09-08

[]キッスで殺せ(ロバート・アルドリッチ)

10年ぶりくらいにロバート・アルドリッチの『キッスで殺せ』かなり面白かった。主人公の男は、危険に飛び込む好奇心を持っている。映画の冒頭、男が女に車の止め方で文句を言うけど、指を立てるんじゃなくて、体を張って車を止めるくらいじゃないと好奇心は生まれない。好奇心を生み出す連続。そして、キッスの連続。

国立映画アーカイブにて

2018-09-07

[]ラ・ポワント・クールト(アニエス・ヴァルダ)

最初の、浮遊するゆっくりしたカメラワーク。グッと引き込まれる。漁村に生まれた男と都会で生まれた女の会話もまったりしたテンポだけども、魅了される。見ていてとても心地よく、映画が終わってしまうのが物悲しい。あまりにも美しく終わる映画だった。

女は男の大らかな性格に癒されるけど、きっとまた離婚の危機に瀕してしまうんだろう。

映画上映後の講義で、アニエス・ヴァルダのインタビューからの引用があった。ドラマチックな出来事が起きないのは、そういうのに今までわずか20本しか映画を見たことがなかったヴァルダ自身が、その20本とも、大きな出来事ばかりで、辟易していたからだそうだ。大きな出来事は、映画にとって爆発力があり、面白さ、醍醐味になるけど、ドラマが白黒つき過ぎてしまう。離婚する/しないをテーマにせず、離婚しそうだけど、しない、その状態。愛してるけど、愛していない部分もある、その状態が、映画の中で描かれている。

新文芸坐にて