感じない男ブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-07-31

[]ブックファースト渋谷店の光景

ブックファースト渋谷店の様子(メディアファクトリー提供)。

■「話題の新刊」コーナー

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U先生の隣。

■「思想」コーナー

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「モテなきゃダメ?」「(^_^)」

■サブカルコーナー

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辛酸氏の隣。

(写真はすべてメディアファクトリー提供です)

2008-07-30

[]草食系男子本への反響・2

草食系男子の恋愛学』発売後、もうすぐ2週間になろうとしている。ブログ界にも、ようやく本格的な批評が現われてきたようだ。以前の『感じない男』のときみたいに、綿密な調査は行なっていないが、以下の2つはすぐれた批評だと思った。

Masao_hate氏

「現実の女性がもつ、男性への多様な嗜好性を指摘した好著「草食系男子の恋愛学」」

http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/20080729/1217341569

eirene氏

「草食系男子の恋愛学」

http://d.hatena.ne.jp/eirene/20080722/1216729126

ほかにも見落としているものがたくさんあると思うが、とりあえず以上の2つをあげておきたい。

マスメディアに批評・書評が載り始めるのはたぶん8月後半からだろう。その情報があったら、またエントリーかコメントで紹介したいと思う。

また、『草食系男子の恋愛学』の書店配備状況一覧を、りんごさんが、諸情報を統合する形で集約中です。

http://www.geocities.jp/life_ringojp/haibi2008.html

2008-07-22

[]長谷川等伯がダントツにすごい

東京上野の東京国立博物館で開催されている「対決:巨匠たちの日本美術」展に行ってきた。日本美術の名品がずらずら並んでいる(国宝、重要文化財がごろごろしている)という、マニア垂涎ものの展覧会であった。

そこで、私の愛する長谷川等伯の「松林図屏風」と、思いがけず10年ぶりの再会。左右に置かれている名品たちを白けさせるほどの妖気を放っていた。すごいなあ。思わず、いろんな距離、角度から鑑賞して幸福感にひたったのであった。この絵は、見る距離によって、見えるものが違ってくる。こればかりは実物を見てもらうしかない。けっこう遠くから見るように描かれているなあというのが今回の感想。並べられていた狩野永徳など、問題にならないくらい突出した傑作である。

ところで、今回の展覧会の新発見は、同じ長谷川等伯の「萩芒屏風」を見れたことである。私はこの作品のことをまったく知らなかった。しかし、これはまたすごい傑作である。金箔に、右屏風には萩が一面に描かれ、左屏風には芒(と雑草)が一面に描かれたもの。このすごい色彩は、印刷物ではぜったいに出ないであろう。これは狂気の世界である。松林図を描いた人と、同一人物とは思えない。今回、この2点を直接見たことで、長谷川等伯に惚れ直した。

彼と狂気のほどを争っていたのは、俵屋宗達である。だがこの人の神髄を見るには、今回はまた来てなかった風神雷神を見ないといけないのだろう。お盆に宗達と光琳の風神雷神が並ぶらしいから、それも見てみたいなあ・・。

萩芒図屏風の右側(萩)部分

http://park16.wakwak.com/~yuzu/news/image/h181001_001.jpg

松林図屏風

http://totemokimagure.cocolog-nifty.com/zakkan/images/_.jpg

2008-07-20

[]草食男子本への反響

草食系男子の恋愛学』の反響が、知り合いの方々から次々と届いている。で、いまのところ、女性たちからは非常に支持されているようだ。「こういう本を男性たちには読んでほしい、とくに肉食男子に」「こういう本で学習した男子だったら、いいかも」「読んでほしいので、息子に渡しました」などなど。男性向けに書いた本だったのだが、女性が読んでも、面白く読めるということらしい。

男性読者の意見は、これから徐々に出てくるのだろう。

しかし、女性たちがこんなに支持してくれるというのは、うれしいことだ。この本に書いてあるような関係性を、実際に男性に求めているということなのだろう。(もちろん本書の内容を相対化する意見もきちんといただきました)

今回の本は、「論」としてよりも、「実用書」として書いたので、こういう反響はうれしい限りである。

2008-07-19

[]草食男子についての学生さんの議論

ここのところ、この話題しかないので(笑)、開き直って続けます。

さっき知ったのだが、早稲田大学の学生さんたちが、授業で「草食男子」についてのプレゼンと議論をしたみたいで、そのあとのやりとりが下記に出ています。

http://www.style-21.jp/board/form17.cgi?action=res&resno=328&id=tazkamio

なかなか面白い。この話題、やっぱり盛り上がるんですね!

それと、私も、あるところで、ある方々と、草食系男子その他について座談会をしてきました。その模様はたぶんそのうちに某サイトで公開されると思われますので、そうなったらここでも告知します。わけのわからん予告でごめん。

2008-07-17

[]草食系男子、書店配備状況スレ

一方的に盛り上がっていましたが、『草食系男子の恋愛学』本日大都市の書店で刊行された模様です。東京の渋谷ブックファーストにたくさんあるという風の噂も到来。みなさんのお近くではいかがでしたでしょうか? 大阪でも書店に並んでいるはずなのだが、今日は大学の仕事で朝から夜までキャンパスに缶詰だったので、まだ確認できてません。目撃情報などありましたら、コメント欄にでも書き込んでみてください。

新刊本が出ると、書店でこっそり観察する楽しみができて、楽しいですね。今回のはけっこう平積みっぽくしてくれるだろうから、期待しましょう。

2008-07-16

[]姜尚中「悩む力」の肉食的暴力

悩む力 (集英社新書 444C)

悩む力 (集英社新書 444C)

訳あって、この本を読んだ。結論から言うと、内容の薄い、ぺらぺらの本である。この著者の書いた本の中では、もっともスカスカの本なのではないだろうか。編集者か少人数の聴衆を相手に語りおろした感じ。著者とは同業者だが、いまのところ接点はないので、突き放して書いてもいいだろう。

内容とは直接関係ないが、以下の記述は気になる。若い人について述べるくだりで、

彼らはありとあらゆる人間関係においてあっさりしていて、誰に対しても深入りせずに上手くしのいでいくやり方を通しています。友人関係においてもそうでしょうし、恋愛やセックスにおいてもそうかもしれません。

人間の自我の中には即物的な知の側面もありますが、野蛮な情念のようなものもあり、それらもひっくるめて自我というものが形成されています。本来言うところの青春は、他者との間に狂おしいような関係性を求めようとするものです。しかし、いまは、そうしたむき出しの生々しいことは極力避けようとする人が多いように思えます。

それは良い悪いの問題ではないのですが、私は人間関係におけるある種のインポテンツではないかと見ています。序章でも言いましたが、かさかさしていて、乾いた青春ではないかと思うのです。(89〜90頁)

「良い悪いの問題ではない」と言いつつ、明らかに、あっさりした「草食系男子」の青春に否定的なまなざしを注いでいる。恋愛やセックスにおいてあっさりと深入りしない青春は、そんなに疑問視されなければならないのか? 「狂おしいような関係性」を求めるのが「本来言うところの」青春なのか? なんで、あっさりした関係性を「インポテンツ」と表現しなければならないのか?

「インポテンツ」には性的なコノテーションがあるが、そもそも「インポテンツ」は否定すべきことか? まさかセックスには挿入が不可欠なんて思っているわけではないだろうが・・。

私は著者本人のことはよく知らないが、このような言説にはこれからも疑問を呈し続けていこうと思う。

私自身は、著者がいうような、かさかさした乾いたあっさりとした深入りしない青春を過ごしたし、若き日の私にはそのような青春しか与えられなかった。著者の言説は、私の若き日の青春を否定するものである、と私は受け取る。

2008-07-13

[]草食系男子は非モテか、性欲あるのか?

草食系男子の恋愛学

草食系男子の恋愛学

*検索で来てくださったみなさんへ。このエントリーは、2008年7月13日に書いたものです。『草食系男子の恋愛学』は、このエントリー直後に発売されました。「草食系男子」については、5月のエントリー

http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20080531/1212235032

も、併せてご覧ください。(ここまで2009年2月18日追記)

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『草食系男子の恋愛学』がそろそろ刊行されるが、刊行後にいろいろ議論されるであろうことについても、そろそろ考えておかないといけないかな。

まず、kanjinai自身は「草食系男子」なのか?という点について。そうだなあ、草食系男子になりたい男という感じかもしれない(おっさんを男子と呼ぶかという問題はこのさい問わない)。たぶん、草食系男子は、「根っからの草食系男子」と「草食系男子になりたい男子」の二種類があるように思う。「根っからの草食系男子」は、もうそもそもがつがつしてないというか、淡泊で優しい男子のことである。これに対して、「草食系男子になりたい男子」というのは、いま現在はそうではないが、自分の希望として「草食系」になりたいと希望し、願望している男子のことである。私は後者であろう。

自分の生育歴を振り返って見ても、10代は草食系男子であった。しかしながら、『感じない男』にも書いたが、大学に入って、女の子と恋愛できるようになりたいと思って、肉食化を自らに課してしまった。だが、その後、アイデンティティ・クライシスを経験し、その後は、再草食化を願望するようになる。20代の私の間違いは、女の子と恋愛するためには肉食化しなければならないと信じていた点にある。今度の本は、それは間違いだということを、若い人たちに知らせるために書かれた。

次の点。草食系男子に性欲はないのか? その答えは、おそらく、草食化と性欲のあいだには相関関係はほぼない、ということだろう。私が草食系男子だった10代、私は性欲の塊だった。だがそれを生身の女の子に向かって発揮することはできなかった。だから外から見たら、当時の私には性欲があまりないように見えたかもしれない。草食系男子にも性欲はある(ない人もいる)。だが、女の子との関係性を壊したり、女の子を傷つけたり、自分が恥ずかしい目にあったりしてまで、自分の性欲を発揮したいとは思っていないということなのだろう。やっぱり基本的に、心根は「優しい」んだろう。

次の点。草食系男子は非モテなのか? これはたぶんhatena村がいちばん燃えて議論するテーマだろうから、私からはとくに言うべきことはないが、とりあえず、このふたつもまた相関関係はないというふうに私は思う。「モテない」という屈折した意識を内面化して自分の人格の一部としている人間・状態を非モテと仮に呼ぶのならば、それは草食系男子にも、肉食系男子にも、見られるはずである。もし非モテの草食系男子が、恋愛をうまく進めていきたいのならば、まずは屈折した自己意識(劣等感)を自己解体することである。これについては本に書いたので見てほしい(「はじめに」も読んでみては)。(もちろん恋愛至上主義は解体すべきこと前提で)。

ウェブでは、草食(系)男子とは恋愛・性愛に消極的でがつがつしない、というふうなとらえ方がされているようだ。だいたいはそんな感じでいいかなと思うが、私はそれに加えて、「相手の女の子や、自分自身を、性的なアプローチによって傷つけたくない」という思いが強い男子、というのを強調してみたいと思う。草食系男子は、やっぱり、根は優しいんだ。草食系男子にもっと肯定的な光を当てたい。男性たちは、もっともっと草食化していい。

2008-07-09

[]草食系の見本が届いた

7月18日ころに書店に並ぶ予定の新刊『草食系男子の恋愛学』の見本が、本日届いた。いままでにないカラフルな装丁で、まるで自分の本ではないような不思議な感触である。

記念に、『感じない男』とツーショット写真を撮ってみた。

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手に取った感じとしては、とてもハンディな、軽量の本である。新書くらいの重さしかないのでは。表紙の感じも、ポップで、若々しい。「草食系男子」という文字が、目に飛び込んでくる。これが書店に平積みになったら、どういう感じになるのだろうか。男子諸君は立ち読みしてくれるかな。草食系男子とのつきあい方を知りたい女性読者が、買ってくれて、彼氏や男友達に「読んでみたら?」と薦めてくれるというのもいいですね。

書店で、どんな人が手に取るのか、そっと見てみたい。

ちなみに、裏表紙帯には、以下の文章がある。これはメディアファクトリー作。

まじめで誠実なのに、

恋愛に積極的でない

「草食系男子」。

さまざまなハードルを

乗り越え

「きちんと愛し、

愛される人間」に

なるための新しい

コミュニケーション学!

2008-07-08

[]さかもと未明「秋葉原事件の「男性性」」(笑)!?

ある人から教えてもらったのだが、漫画家のさかもと未明が、7月2日の『産経新聞』に、「秋葉原事件の「男性性」」というコラムを書いている。内容はまあどうでもいいのだが、注目すべきはそのタイトルである。

さかもと未明 7月2日 『産経新聞』

秋葉原事件の「男性性」

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080702/acd0807020254000-n1.htm

これを、私が6月13日にこのブログに書いたエントリーのタイトルと比べてみよう!

kanjinai 6月13日 『感じない男ブログ』

秋葉原事件と「男性性」

http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20080613/1213371637

え、ひょっとしてこれは・・・?(笑)。新聞連載の原稿締め切りって、だいたい10日〜14日前くらいじゃなかったっけ?

「秋葉原」と「男性性」の複合でググると、上記2者がトップに出てきて、そのほかはさかもとコラムへの反響ばかりなり。他の誰も結びつけなかったこのキーワード。「シンクロ率400%です!」「信じられないわ!」

2008-07-04

[]ViViで「草食系男子」アンケートをしている!

さきほどたれ込みで知ったのだが、女性誌『ViVi』のサイトで、「草食系男子」についての読者アンケートをやっている。

http://www.joseishi.net/vivi/enquete/080702s/enquete-top.html

7月14日締め切りらしいので、ここを見ている女性誌読者のみなさん、アンケートに応募してみては? しかし、「草食系男子」って、女性誌の関心が高いなあ。男性誌はなぜか無反応。この落差は何だろう。『草食系男子の恋愛学』も、女性のほうが関心高かったりするのかな。

『ViVi』はまだ読んだことないなあ。今度買ってみようかな。

ViVi (ヴィヴィ) 2008年 08月号 [雑誌]

ViVi (ヴィヴィ) 2008年 08月号 [雑誌]

2008-07-02

[]杉田俊介『無能力批評』

無能力批評―労働と生存のエチカ

無能力批評―労働と生存のエチカ

2008年6月22日熊本日々新聞掲載

 秋葉原の無差別殺傷事件が起きたとき、私はちょうどこの本を読んでいた。そして、杉田さんがこの本で何度も執拗に考え続けているテーマが、秋葉原の事件に二重写しになって迫ってきた。事件の容疑者が犯行に及んだ動機として、格差社会の問題や、学歴に関するの劣等感などが報道されている。

 容疑者は派遣社員だったとされる。杉田さんもまた、不安定な職を次々と渡り歩き、現在は介護労働者として働くかたわら、「フリーター」についての言論活動をしている。だが、格差社会の底辺部からこの社会の矛盾を撃つ、というような内容を期待して本書を読んだとしても、肩すかしをくらうだろう。なぜなら、著者の眼差しは、人が人を援助していくことと、その逆に人が人を蹂躙していくことが、社会や人間の心の中で、いかに共犯関係を作り上げているのかという点にこそ、注がれているからである。

 ここには、底の見えない地獄のような光景が広がると同時に、ときおり彼方から薄明かりの差してくる瞬間もある。薄っぺらな社会批評ではなく、不条理な社会を生きなければならない人間の悪と救いを共に見据えようとする人間批評が目指されている。けっして読みやすい本ではないけれども、スパっと割り切って考えることを最後まで拒否する著者の思索から、読者は多くのことを学べるはずである。

 たとえば秋葉原事件では、容疑者は、自分がモテないことに対する恨みを、携帯の掲示板に繰り返し書き込んでいた。杉田さんもまた本書で、「モテない」ことと「暴力」との関係を掘り下げる。

 杉田さんは、自分の中にある「モテない」という意識が、性暴力と密接に結びついていると主張する。自分の心の奥底に刻み込まれたその意識は、けっして消えることなくうごめき続け、それはどうしようもない暴力衝動となって膨れあがり、かけがえのない人の「性的な核」を破壊し、蹂躙したいという欲望へとつながっていく。

 その欲望はおぞましいものであり、その暴力を行使することはけっして正しくないということを確認したうえで、しかし杉田さんは、そのような暴力性はけっして否定してはいけないものであると述べる。なぜなら、それは人間を人間たらしめている何ものかなのであり、「邪悪ではあるが消してはならないもの」だからだと言うのである。

 格差社会の底辺であえぎながら生きるしか残されてないのなら、希望は戦争しかない、戦争によってすべての構造が崩壊することを願うしかない、と主張する人がいる。しかし杉田さんは、この声に対しても、そのように「他人を殺してもよいと本当に心から信じた人こそが、むしろ誰を殺すこともできないし、それをしない」というふうになっていく可能性があるのではないか、と考えようとする。

 杉田さんはさらに言う。暴力の被害者たちは、われわれが思っているよりもずっと強くたくましいのではないか。そして同時に、被害者たちはもっとずっと致命的に「深海のように冷たく暗く傷ついている」のではないか、と。それは何かすさまじいことであると同時に、ありふれていて繊細であり、ときに豊かと言ってすらよいものである、と。そして、このことについてこれ以上語ろうとすると、そこから先はもう「失語」しか待っていないような、そういう世界のみがそこには広がっているのだ、と。

 杉田さんは本書で、圧倒的な絶望と蹂躙と暴力と存在否定の光景の中に、あえて希望の光を探そうとしている。しかしその希望の光はストレートには差し込んで来ない。それはたとえば、自分の住む世界にはもはや絶望しかないと自覚的に思い知ったそのときに、その絶望の徹底が意外な希望の可能性をひらくという形でのみ訪れてくる。おそらく世界はそういうふうにできているのであって、そこにこそ、生きるということの尊厳があるのだと、杉田さんは言いたいのだろう。言葉にできないことを言葉にしようとする哲学の試みの萌芽が、たしかに本書にはあると私は感じたのだった。


評者:森岡正博 (http://www.lifestudies.org/jp/)


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◆森岡正博の書評ページ(森岡執筆の書評一覧があります)

http://www.lifestudies.org/jp/shinano01.htm

◆LIFESTUDIES.ORG/JP

http://www.lifestudies.org/jp/

2008-07-01

[]Yahooニュースコメントのかなりの割合が男、の傍証?

Yahoo!ニュースの一部にはコメント欄が付いていて、2chのようなコメントが並んでいるわけだが、いったいどういう人たちがコメントを書き込み、どういう人たちが賛同ボタンを押しているのか興味があるので、これまでずっと観察してきた。

まあ、匿名コメントだから、なんとも言えないのだが、このニュースへのコメントはなかなか面白い傾向を示している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000030-jij-soci

このニュースでは、「気になる異性の身だしなみ」として、男性の身だしなみで気になるのは「口臭や体臭」、女性の身だしなみで気になるのは「メイクの濃さ」「香水の臭い」という調査結果を示している。とりあえずバランスの取れた記事である。

ところが、この記事へのコメントを、賛同者の多いものから見ていくと、かなりのコメントが女性の「香水の臭い」を糾弾している。コメント賛同者の少ないものになると、男性の臭いを糾弾するものも出てくる。

とりあえず、この賛同者数比を、暫定的なヤフー米および賛同者の男女比と<推定>してよいのではないか。(もちろん女性で、香水糾弾米に賛同しているものもいるだろうが、上位米に満ちるミソジニー(「スカンク並」「故意犯」etc)を考慮すると、そのファクターは誤差の範囲内と思う。男性で男性の臭いを糾弾する米も下のほうにあるから、いずれにせよこれらは相殺される)。この推定の妥当性や、このニュースコメントスレをYahoo米の典型とみなすことの妥当性については、さらに慎重な分析が必要とされることは言うまでもないが。