感じない男ブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-02-27

[]33米が書店に並んでます

今日仕事帰りに、書店をすこしだけ見てみました。大阪なんばの旭屋書店では、哲学新刊コーナーに平積みで5冊。心斎橋のブックファーストでは、哲学コーナーにメンチンで5冊ありました。なんばジュンク堂は2F哲学思想コーナーの平積み棚に16冊平積み。

ところで、心斎橋ブックファーストでは、33米の隣に、↓で紹介した中島義道の「人生に生きる価値はない」が並べてメンチンで置いてありました。さすがブックファースト、すごい並べ方ですね・・・。ジュンク堂では、隣に池田晶子の「魂とは何か」がありました。

みなさんもぜひ手にとって見てみてください。

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

2009-02-20

[]中島義道「人生に生きる価値はない」

人生に生きる価値はない

人生に生きる価値はない

中島さんの最新刊。しかし中島さんもよく本を出しますね。中島節が炸裂していて、面白いです。読み始めると止まらないですね。冒頭の、日本に充満する「みんな一緒主義」が最大の日本社会の問題であって、それを解体しない限り、いじめもなくならないし、被害者は増えるばかりだと言う。まあ、そのとおりだろう。同じことは私の「33米」にも書きましたが。

騒音への苦情申し立てと戦いは、あいかわらず続けているようだ(著者の言葉を信じれば)。中島さんは高知に行ったときにも騒音に苦情を申し立てた。

すぐに担当の者に苦情を訴えたが、改善はしないであろう、と携帯のアイポッドのイヤホンを両耳に差し込み、音量を最大にしてそこから逃れた。(16ページ)

この箇所、個人的にウケました。この人が敵視しているものは大音量の音ではないのだな。

池田晶子を追悼する文章も、ひねくれてて面白い。だって、池田がいかに女性としてキレイだったかということしか言ってないし。それと、池田が本質的に哲学的でないと言っている。この点にかんしては、私も同じ意見。(だがもちろん誰だって哲学者と名乗る権利はあり、名乗ればその人はすでに哲学者である。他人がそれをどう評価するかはまた別問題)

最後の時間論のところは、中島さんが過去中心主義を捨てたということを告白していて、新展開かもしれない。エッセイだけではなくて、早く新しい時間論の大著を書いてほしいものです。そうしたら、それを受けて私も時間論を書きますがゆえに。

2009-02-18

[]森岡正博の思想@bk1

知らなかったけど、ネット書店bk1で、「森岡正博の思想」というブックフェアをやっている。

生命学を核に、社会、倫理、ジェンダーの問題に対し、踏み込んだ発言を行うことで知られる森岡正博。現実をしっかり見据えつつ、大胆に、しなやかに展開される思想に、今注目が集まっています。

http://www.bk1.jp/contents/booklist/0902_morioka

たぶん、『33米』が今日あたり発売になり、『草食』が昨日話題になったからでは。私はたまたまbk1に本を探しに行って、発見しました。

[]草食ネタ

今日のブログで話題のワードのトップ5の第2位に、「草食系男子」が入っています(Yahoo!調べ)。

f:id:kanjinai:20090218212204j:image

http://blog-search.yahoo.co.jp/

1位が「中山功太」、3位が「辻希美」なんですね。

2009-02-16

[]テレ朝本日深夜「恋愛百科」(関東)で草食男子

今日の25:21〜「恋愛百科」という番組で、「草食男子を徹底攻略」というのをやるとのことです。

次回の「恋愛百景」は、「草食男子を徹底攻略」。

「草食男子」とは、最近、女性誌や新聞などで話題になっている、生まれながらに豊かな時代に育ったイマドキの男子の総称。

彼らの特徴は、女性やお金にがっつかない。そして、男らしさにはこだわらない。さらに、そこから「ロハス男子」、「リスペクト男子」、「しらふ男子」、「チェック男子」など、さまざまな男子が派生しており、女性やオジサンには、なかなか理解できない不思議な価値観やライフスタイルを持っている。今回は、そんな「草食男子」と付き合い、うまくやっていくためには、どうしたらいいのかを徹底検証する。

主演は、ドラマなどで活躍している、渋谷飛鳥&原幹恵。

http://www.tv-asahi.co.jp/love100/

これからなので、関東圏の方はチェックしてみては。しかしこれ、どういう番組なの?

2009-02-14

[]哲学人気ブログ(hatena村)

はてなキーワードの「哲学」のところに、「哲学の人気ブログ」というランキングがあるんですね。知らなかった。その4位にこの「感じないブログ」、5位に「GORDIAS」が入ってるんですが、いったいどうやって順位を決めてるの?

http://k.hatena.ne.jp/hotblog/%e5%93%b2%e5%ad%a6

gordiasはもう1年も更新してないのにね。不思議なアルゴリズムですね。

[]33米が到着

『33個めの石』が手元に到着しました。手に取ってみると、とてもきれいな本で、感じとしては詩集みたいな手触りです。いままでの私の本にはなかった感触かな。書店に並ぶのは17日あたりからになると思われます。来週、書店で探してみてください。じんわりと迫ってくる内容ですよ。

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

2009-02-09

[]草食系男子関連メディア記事一覧

「草食系男子」関連の活字メディア記事で、森岡の『草食系男子の恋愛学』が紹介されているものと、森岡が登場しているものを、TEAM草食さんがまとめてくださいました。抜けがあるかもしれませんので、お気づきの方はお知らせください。

『L25』2009年2月12日号 リクルート 「恋愛に興味がないの!?“草食系男子”の攻略法

『InRed』2009年3月号 宝島社 「草食男子との恋愛白書」

『MORE』2009年3月号 集英社 「男ゴコロ、ここがギモンです」インタビュー構成

『シティリビング』2009年1/30 京都リビング新聞社「検証!待ち女VS攻め女」インタビュー

『週刊文春』2009年1/29「THIS WEEK 若者」インタビュー

『朝日新聞』2009年1月6日「感情模索」インタビュー

『美人百花』2009年1月号角川春樹事務所2008「book芳麗の美人図書館」白河桃子さん紹介本として

『MORE』2008年12月号 集英社「プロポーズ大大大作戦」インタビュー

『DIME』2008年12月 23号 P74 「流行のモテ系、草食系男子って何?」牛窪恵さんと対談

『ON. (オンドット)』2008年11月号ベストセラーズ「草食系オクテ男恋愛攻略術」インタビュー

『ダ・ヴィンチ』2008年11月号 白河桃子さんと対談

ラジオ関西』2008年10月22日放送分82回「ラジオの街で逢いましょう」番組出演

『KissFm Kobe: Brandnew Eyes』2008年10月21日 電話インタビュー出演

『Quick Japan』2008年10月vol.80 p232 太田出版「Book書評欄」書評本として

『京都新聞』2008年10月2日「ゲンダイ人類学」インタビュー

『朝日新聞』2008年9月13日「be report」インタビュー

『R25』2008年9月5日〜9月11日「R25的ブックレビュー」書評本として

『ダ・ヴィンチ』2008年9月号インタビュー

『読売新聞』2008年8月17日「本よみうり堂著者来店」インタビュー

2009-02-05

[]Leading Philosophers of the World って

噂には聞いていたが、来ましたよ。「Leading Philosophers of the World 2009」からのお手紙。差出人がInternational Biographical Centreで、本部は英国。入っていたお手紙には、「おめでとう! あなたは世界を牽引する哲学者に新たにノミネートされました。あなたは、哲学の分野でこんなこんなすごいので、賞をあげちゃいますよ。われわれの殿堂に名前が刻まれますよ」というようなことが書いてある。それで裏を見ると、記念にメダルはいかが? ということで、フルカラーメダル155.00ドル、シルバーメダル315.00ドル、などの一覧が。クレジットカードOK。

この団体については、wikipediaをご覧ください。

http://en.wikipedia.org/wiki/International_Biographical_Centre

しかし、今回はDMを哲学に絞ってるわけですが、いったいどのくらいの注文があるものなんでしょうか。けっこう零細企業的にやってるのかな。みなさんの中に、このDMもらった人いるかな?

ぐぐってみると、この団体の出す賞を、業績一覧の受賞歴に入れている人もいるんですね。そういえば、ずいぶん昔にイオンド大学から博士号をくれるお手紙をもらったことがあったなあ・・・・。

2009-02-04

[]「生命の哲学」の可能性を考えるat応用哲学会,京都大学

4月に京都大学で開催される応用哲学会第1回の会合で、品川哲彦氏と一緒に、「「生命の哲学」の可能性を考える」というワークショップを開催します。約2時間で、ディスカッション中心にする予定です。関心ある方は、会員でなくても参加できるので、顔を出してみると面白いかもしれません。

応用哲学会のプログラム全体はここからダウンロードできます。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacap/index.html

「生命の哲学」WSの案内文は以下です。

2009年4月26日 応用哲学会にて

ワークショップ「「生命の哲学」の可能性を考える」森岡正博・品川哲彦

10:00〜12:00 会場2 (京都大学文学部新館)

応用哲学会 ワークショップ

タイトル「「生命の哲学」の可能性を考える」

オーガナイザー:(1)森岡正博(大阪府立大学、哲学・倫理学、会員)

(2)品川哲彦(関西大学、哲学・倫理学、会員)

 生命倫理学は、医療倫理を中心とした学際領域として制度化された。その有益性は疑うべくもないが、しかし生命倫理学という枠組みでは、「生命とは何か?」「人間の死とは何か?」「身体とテクノロジーの関係性とは?」といった哲学的な問題を掘り下げることが難しくなっている。他方で、生命や自然に関する哲学的研究は、哲学史や比較思想の分野で長く行なわれてきたが、それが現代の生命をめぐる諸問題と正面から切り結ぶ光景はほとんど見られることがなかったと言ってよいだろう。

 われわれは、「生命の哲学」というジャンルを創設することによって、生命をめぐる現代的・先端的な問題を正面から哲学的に考察するとともに、伝統的な哲学思想がそれらの哲学的考察にいかに寄与できるかという点をも同時に議論したいと考えている。過去の資産を最大限に活用しながら、現代の生命をめぐる諸問題を、いまここでリアルに哲学するような学問の場所を作りたいのである。

 また「生命の哲学」においては、人間の生命の諸相だけではなく、人間が他の「生き物」と共有しているであろう「生命」なるもの、あるいは人間と自然との関わりのあり方なども重要な生命の問いとして扱われることになるだろう。この点が、「生命の哲学」の特色になると思われる。

 ところで、「生命の哲学」というジャンルは、世界的に見ても本格的には存在していないようである。英語でphilosophy of lifeと言えば、個人的な人生哲学か、あるいは生物の哲学の意味になる。哲学百科事典等にも項目はない。ヨーロッパでは生の哲学があるが、それは19世紀から20世紀にかけての一流派を指すのみである。「生命」をめぐる諸問題を共時的・通時的に広く哲学的に議論する場としての「生命の哲学」を、ここで提唱してみる意義は大いにあると思われる。

 「生命の哲学」については、森岡を中心として2007年より大阪府立大学大学院にて予備的な連続研究会を開催している。その成果として、森岡・居永・吉本「生命の哲学の構築に向けて(1)」(2008)が刊行されている(http://www.lifestudies.org/jp/philosophylife01.htm)。

 今回のワークショップでは、「生命の哲学」というジャンルは果たして成立するのか、もし成立するのならそれは具体的に何をどのように議論することになるのか、という点を中心に自由な意見交換を行ないたいと考えている。品川は、人間の身体・生命の倫理的位置づけについて提題し、森岡は生命の哲学の方法論について提題する予定である。それを受けて、新ジャンルとしての「生命の哲学」の可能性について意見交換できればと思う。(本ワークショップに関するご質問やお問い合わせは、www.lifestudies.orgの電子メールフォームから、森岡までメールをお送りください)

なお、15時から、以下のシンポが行なわれます。

京都大学文学部新館第三講義室

 15:00 - 18:00

公開シンポジウム 「これが応用哲学だ!」

パネリスト  伊勢田哲治(京都大学)

       茂木健一郎(ソニーコンピュータサイエンス研究所)

       森岡正博(大阪府立大学)

司会     戸田山和久(名古屋大学

[]33米の表紙イラスト完成

『33個めの石』の表紙イラストが完成しました。まだ帯はできてないけど、こんな感じです。タイトル文字がくっきりしていて、とてもわかりやすいです。よい表紙になってよかった。書店に置かれると、どういう感じになるのだろう。

f:id:kanjinai:20090204135643j:image

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

2009-02-03

[]草食系男子と喪女?

今年に入って、「草食系男子」が新聞、雑誌、テレビ、ラジオにたびたび取り上げられて、流行語になりそうな勢いである。牛窪さんの本の登場が大きいのだと思うが、書店に2冊並ぶとインパクトあるのかもしれないですね。そういえば春にはもう1冊草食系男子の本が刊行されるというインサイダー情報もあったりします。

ところで、

草食系男子と喪女の関係性

http://hibinegu.blog57.fc2.com/blog-entry-72.html

というエントリーを読んだが、これは面白い。この視点は気がつかなかった。言われるとそのとおりのように思う。喪女を同じ人間として扱えるというのはね。