感じない男ブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-06-26

[]荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

漫画家、荒木飛呂彦が書いたホラー映画論、ということで、なんとなく手に取ってみたが、これは映画論の傑作である。蘊蓄と理論を振り回すタイプの映画論も面白いが、この本はそれとはまったく違って、自身の好きなホラー映画に対する「愛情」が、文章からリアルに伝わってきて、それを読んでいる私のほうもその愛情に癒されてしまうという作品である。このおっさん、ほんとに、ホラー、ゾンビ、スプラッターが好きなんだなあということを感じることができる良い読書となった。

映画ゾンビは名作だが、それに対する目の付け所もなかなかユニークで良い。「悪魔のいけにえ」の細部への目線とかも。実は私も映画論をいつかは書こうと思っているのだが、この本はそのときの参考になった。この本には映画のシーンの写真とかがない。そのかわりに、文体が生きていて、いっきに読者を読み進ませる。これは書き手としてとても参考になった。愛情でもって映画論を書くというのは、よい試みだなあ。私もその作戦でいこうかな。

蛇足:まあ、いまいちばんのホラーは、1号機から3号機のメルトスルー(格納容器底突破燃料)が、いったいどこに存在して燃えているのか、ということでしょうけどね。

2011-06-15

[]「伊も脱原発 日本から流れを変えよう」産経新聞

すごい論理だなあ。産経新聞6月15日。

 イタリアの脱原発が決まった。原子力発電再開の是非を問う国民投票で反対票が圧倒的多数を獲得したためである。

 ドイツ、スイスの両国も、原発の順次閉鎖を決めたばかりだ。欧州全体でみれば、フランスや英国など原発堅持の国が多いとはいえ、東京電力福島第1原発の事故を引き金に欧州の一部で原発離れの潮流が勢いを増しつつある。

 各国の意思は尊重したいが、正しい選択なのだろうか。持続可能なエネルギー政策であるのかどうか冷静な見極めが必要だ。

 イタリアの事情はある面で、日本と似る。海に囲まれた地震火山国でエネルギー資源に乏しい。

 だから原子力発電の有用性に着目し、1960年代の半ばから商業発電を開始したが、86年のチェルノブイリ事故を受け、4基あった原発は90年までに閉鎖された。その後、原子力発電の再開などを公約に掲げて当選したのが、現在のベルルスコーニ首相である。

 イタリアの電力は、火力発電が80%を占めており、電力料金が高い。二酸化炭素の排出削減にも苦しんでいる。2003年には計画停電を余儀なくされもした。

 そんな状況下にあって、イタリアは再び「原発にサヨナラ」を告げた。ただし、不足分はフランスから原子力製の電力を買って使える。そこが、外国からは電力を融通してもらうことができない、日本との決定的な差異である。

 感性に流れる選択よりも、理性に基づく判断が必要だ。安全性を再確立して範を世界に垂れ、脱原発の流れを食い止めるのは、事故を起こした国として日本が国際社会に果たすべき責務であろう

 にもかかわらず、日本国内の原発は事故機を含め3分の2が停止している。定期検査後も地元の了解が得られず、運転再開できない原発が増えているためだ。法的根拠を欠く運転不能は、国家の機能不全だ。菅直人首相と海江田万里経済産業相の傍観は許されない。原発立地県を行脚し、首長に運転同意を「要請」すべきである。

 このままだと、日本は、諸外国の目に脱原発路線と映る。それが第4、第5のドイツ、イタリアを生みかねない。脱原発の電力不足は火力発電に委ねられ、原油や天然ガスの価格高騰を招く。エネルギー不足とコスト高は日本経済、ひいては世界経済にも悪影響を与えかねないのである。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110615/plc11061503060004-n1.htm

2011-06-14

[]東京大学柏キャンパスはホットスポットということを東大は公式に認めるべき、という東大有志による文書

「東京大学環境放射線情報」Webページに関する要請

本学の標記Webページ http://www2.u-tokyo.ac.jp/erc/index.html に関して、以下のようにお願いいたします。

1. 放射線のリスク評価に関して、少なくとも、低線量でもそれに比例したリスクは存在するという標準的なICRPモデルに基づいた記述とし、「健康に影響はない」と言う断定は避けること。

2. 柏の放射線量が高い理由について、原発由来の放射性物質が主因であると明記すること。

3. 測定中断をしている本郷1と柏1の計測を(頻度を下げても良いので)再開継続すること。

(以下、下記リンクを参照)

http://sites.google.com/site/utokyoradiation/home/request

非常に納得できる要請というか批判である。東大がいやしくも日本のサイエンスのトップなのだったらこれにきちんと応えるべき。無反応とか官僚的答弁なら東大もその程度の大学ということ。

と思って東大のページを見てみたら、この文書公開の翌日に、当該文書に手を入れたみたいである。なんだか余計に訳の分からないものになったようにも見える。

2011-06-09

[]necomimi脳波ネコ耳

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原発で疲れてきたので、こんなのを貼り付けておきます。売り出されたらヒットするのではないだろうか。デートのときにふたりでこれを付けてたらどんな感じになるのか。

2011-06-04

[]メルトダウン/タイマーズ=キヨシロー

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歌唱力、演奏技術に支えられたメッセージソング。時代がキヨシローに追いついてきたということだろう。