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2017-01-31

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[]1/12

 1月最後の日。2017年も1/12終わってしまった。毎日があっという間に過ぎていく。12月がとても遠く感じる。写真は震災前、松島に旅行に行った時に携帯電話で撮った写真。楽しい旅行だった。保存されていた写真をあれこれ見て過ぎた時間を思い出す。

[][]梯 久美子 「狂う人」

島尾敏雄の「死の棘」を初めて読んだのはいつだろうと思い返してみると二十歳くらいだったと思う。二十歳の自分があの夫婦の息の詰まるような話を読んで理解できたとは思えないけれどインパクトを与えられたさくひんだった。だからこの「狂う人」が出版されることを知ってどうしても読みたくなった。

 そしてこれを読み前に「死の棘」をそれこそ久方ぶりに読んでみることにした。読み始めて最初はやはりあの息の詰まるような感覚が蘇ってきたけれど若いころには感じなかった外側からの気持ちと言うか、夫である島尾敏雄だけではなくて作家である島尾敏雄が見えてきた。鬼気迫る圧迫感がありつつも二人のやり取り外側から見ると滑稽さを感じたり、ミホの時々見せる可愛らしさや子供たちの健気さや、そういう物現実におこった出来事でありながら綴られる言葉でやはり島尾敏雄が作り上げた作品なのだろう。

 「狂う人」はその「死の棘」で書かれる側であったミホをミホ側から描いた作品だ。取材や資料から緻密にミホその人を描き出していく力作でより深く彼女の事を知ることが出来た。そしてもともと他人である夫婦とはなんなのか、ずっと一緒にいるということは、お互いをお互いでがんじがらめに縛りあう関係とはなんなのかと思ってしまう。こんなに深くお互いの事を考える日々。とてもこんな濃厚な関係は築けないなあ。

 普通の夫婦と違うのはやはり二人が書く人と言うことだ。もしも敏雄が作家でなかったら。

 まだまだ考えることはありそうだけど年末年始「死の棘」「狂う人」と読んでどっぷりと島尾夫妻の世界に浸っていたので少しはなれてホッとしたい。

狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ

狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ

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2017-01-30

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[]春のような

 夜のうちに雨が降ったようで朝散歩に外に出ると地面が濡れていた。雪じゃなくて良かったな。久しぶりに雨の香りを感じた。ほんのり暖かい。空は厚い雲で覆われていた。東京日中18度とか、気温の上下が激しすぎてもっと徐々に穏やかに暖かくなってもらいたいんだけどな。

 昨日電話がかかってきて、地区役員の以来の電話だった。なんとか逃れようと頑張ったけれど依頼してきた区長さんのご苦労を思うと申し訳ないかと思い引き受けた。今まで義母にご近所付き合いはまかせっきりだったからもう、そろそろそういうわけにもいかず仕方がない。とは言えやっぱり憂鬱だ・・・・人付き合い・・・・(汗)

[][]Gay & Terry Woods 「Backwoods」

 去年買ったアルバムをちゃんと聴きこもうと思い引っ張り出してきた。アマゾンで1月1日に注文している。何がきっかけで注文したのか全然思い出せない(汗)そして数回聴いたままほとんど聴いてなかった・・・・。

 

STEELEYE SPAN、を脱退後、ゲイテリー夫妻発表した75年1stアルバム。プロデュースをトニー・アトキンス。元クリムゾンマイケル・ジャイルス参加作品

STEELEYE SPANも知らないし、彼らのことも全然知らないけれど繰り返し聴いてると本当にいいアルバムだなあと好きな1枚になったブリティシュフョーク作品。

1曲目は爽やかにまるでウエストコーストの風のような爽やかさに包まれた曲で始まるんだけどやっぱりイギリスの独特の曇った空を思わせるような曲がしっとりと進んでいくのも素晴らしい。それでも奥さんのゲイの声は澄み渡っていて美しい。くぐもった旦那さんのテリーとのデュエット曲もとてもいい。

ゲイボーカルの3曲目Dublin Townは特にお気に入りの曲。そして寂寥感漂う10曲目テリーボーカルDublin Townも好きです。

バックウッズ

バックウッズ

D

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2017-01-28

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[]多肉植物

 朝一のバスで帰宅。心配していたスキー渋滞大したことがなくて良かった。駅前カフェでやっていた多肉植物フェアーへ散歩がてら出かける。ずらっとならんだ植物たちがか、可愛い、可愛すぎる。3鉢買ってしまった。実は私はすぐに植物を枯らしてしまう女・・・・・。けれど多肉植物は水やりとか全然しなくて良いそうなのでなんとか大丈夫なのでは・・・・大丈夫かな(汗)窓辺に仲良く並べてみた。和ませてくれそうだ。

[][]Worm Ouroboros 「What Graceless Dawn

 オークランドを拠点にするデゥーム、ゴスネオフォークバンド Worm Ouroborosの去年出たアルバムワルシャワさんで紹介されててなんとなく気になり、アップルミュージック試聴してから購入。 色々ネットで調べてみたけれどどんなバンドかよく分からない(英語サイトは読めないので)ジャケットが美しいので少しジャケ買いの要素もあります。

 

 自分の中ではおばけ出てきそうな系アルバム(笑)Chelsea Wolfeとかと同じ系列かな。

 こちらの女性ボーカルはおどろおどろしてるのではなくてはかなげな感じでふわふわと揺らめくようなボーカル。そして何回聴いても曲を覚えられない。へたすると全部同じ感じに聴こえてしまう。だからからか全然飽きないでしょっちゅう聴いてしまう。これを聴いてる自分はほの暗い水の底でゆらゆらと揺れる光を見つめているようだ。

 暗いんだけど・・・・暗くないというのか・・・・落ちついた気持ちにもしてくれる不思議な一枚。

WHAT GRACELESS DAWN

WHAT GRACELESS DAWN

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2017-01-27

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[][]ダイナソーJrEXシアター六本木

 ダイナソーのライブを見に六本木へ。本当は昨日の名古屋も行く予定にしていたのだけれどちょっとわけあって行けなくなり少し落ちこんでいた。

 

 バスの到着がバスタ新宿に変わってからすっかり紀伊国屋へ足が遠のいていたが今日は久々に行き満喫してきた。あれこれ欲しい本はあったけれどぐっと我慢して

「アレクサンドル・ヤーシュン作品集 はだしで大地を」1冊だけ購入。ヘラジカというエッセイをちょっと立ち読みしたら良さそうだったので。3時間近く紀伊国屋にいたら頭がくらくらしてきたのでホテルに移動してしばし休憩してから出かける。

 去年のダイナソーのライブで知り合いになった方と今回も一緒に。あれこれ話してると開演までの1時間もあっという間、のそのそとメンバーがあらわれてライブがスタートとなった。もう一音目から楽しい気持ちにぐっと持ち上げられる。ルー・バーロウの激しいベースプレイに興奮させられっぱなし。本当にこの人はベースを弾く姿がかっこいい。しかも今回は時々ニコッと笑顔をみせたりしてかなりご機嫌な様子。見ているこちらもずっと笑顔で本当に楽しくてしかたなかった。

 彼らの出すごつい音が本当に気持ちよくて爽快感を感じた。真正面からまっとうに向かってくる音。後半に向けてどんどん重く深くかさなりあって行くのだけれど重苦しさをいっさい感じさせないライブだった。まっとうなオルタナティブの強さみたいな物を感じさせてくれた。

 帰りにタイ料理を食べながらまた色々と楽しく話して充実の一日でした。この先洋楽ライブが全然入ってなくて寂しいな。

 

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2017-01-20

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[]はやくあたたかくならないか

 

 ここから1か月ほど、1年で一番寒い時期。寒いのが本当に苦手。でも冬の楽みって何があるかなとあれこれ考えると少し気持ちもあがる。実行できなくても(笑)考えるだけでも楽しくなる。

 丁寧に暖かいシチューグラタンを作ってみよう。

 炬燵で暖まりながらたくさん本を読もう。

 夜、ゆっくりお風呂に入ってその後いいかおりのボデイミルクをたっぷり塗っていいかおりのなかで眠ろう。

 キルトパーティさんから新刊本2冊と布が届く。見ているだけで楽しくなるパッチワークの本。手芸も冬のお楽しみのひとつ

[][]志村ふくみ 若松英輔 「緋の舟 往復書簡」

染織家志村ふくみ、志批評家若松英輔の「すばる」で連載された往復書簡集。

 志村ふくみさんは名前は知っていたけれどきちんとその文章を読むのは初めて。図書館で見つけて借りてきた。

 おふたりの交わされる手紙の凛とした美しさに魅かれる。綴られる真摯な言葉、ひとつの物事に対して深く考える事の大切さ。そして人と作品がつながり広がっていくそれを読んでいるこちら側が知ることが出来るのも良かった。

 正直話されている内容、自分の読む力で理解できない部分も多かったけれど理解できなくても文章を読んでいるだけで頭の中が透き通っていくような、しんと静かな世界に佇んでいるようそんな気持ちになれた。

「鍵の海」というこの本の中で語られた関連する書籍からの引用文集も素晴らしかった。

日常ではっとするようなことがあれば、相手に伝えなくてはならない、と思う。会わないから、いのちある言葉を届けたいと願うようになる。

 若松英輔さんによるあとがきから

緋の舟

緋の舟

 

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