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最近はオーディオブログです

「伝説巨神イデオン完全設定資料集」にとまとあき氏による「明るいイデオン祭り」のインタビューが載っているらしい

伝説巨神イデオン完全設定資料集

伝説巨神イデオン完全設定資料集

今年の頭に出た本なんだけど、とまとあき氏による「明るいイデオン祭り」のインタビューが載っているそうで。よ、読みたい! 「明るいイデオン祭り」とは、『伝説巨神イデオン』劇場版公開に向けて行われたキャンペーンで、本編が暗いためにキャンペーンでは明るくしようというものだった。
上映前に特番が放映されており、番組中ではパロディアニメが流れた。
アジバ3

ダイターン3』のオープニングを登場人物の一人のアジバでやるというもの。なんでアジバかは知らない。
YouTube - イデオンマン [↑B]
イデオンウルトラマン
YouTube - 変身イデ男[↑B]
ガンダムイデオンに変身。くだらなさすぎる…。
YouTube - バッフ・クラン政府公報[↑B]
クレジット見るとちゃんと湖川友謙氏が作監やってる!
この「明るいイデオン」関連の映像をYouTubeで初めて見た。アジバ3は聞いていたけど、こんなにあったとは。YouTube恐るべし。どういう流れで作られたのか知らないのだけど、視聴者からアイデアを募集して、サンライズが制作したのかな?
超合金魂も出来がいいらしい。今年頭はなぜかイデオンが流行っていた模様。
超合金魂 GX-36 伝説巨神 イデオン

超合金魂 GX-36 伝説巨神 イデオン


PS版『攻殻機動隊』いろいろ

HDDを整理していたら、PS版『攻殻機動隊』のゲームムービーの吸い出しデータが出てきたのだが、草薙素子の声が鶴ひろみ氏だったので、違ったイメージで見れて面白かった。そういえば、『アップルシード』のイメージアルバムでのデュナンも鶴ひろみ氏だったような…と思って検索したら、飛井日記が出てきて笑った。
おはよう!スパンク - 飛井類司のうんちおっぱいちんこカレーハンバーグ、おまんじゅう[↑B]
コメント欄で言われているように、確かに鶴ひろみ氏は士郎正宗アニメのヒロインが多い! OVA版だとデュナンは勝生真沙子氏で、ちょっとおばさんっぽい声だったなあという印象が。
せっかくなのでPS版の他のキャストも。

今では、バトーは大塚明夫氏で、トグサは山寺宏一氏と刷り込まれているが、鈴置洋孝氏のトグサもいい味を出している。小林清志氏のイシカワは合い過ぎ。クールなサイトウを熱血キャラが多い檜山修之氏というのが面白い。

※ゲーム中のムービーも入っている版(http://www.youtube.com/watch?v=0uCF3VGr_yI
PS版『攻殻機動隊』はオープニングが有名だが、一番原作の絵柄に寄った映像化だろう。絵コンテは北久保弘之氏で、川元利浩氏が作画監督を担当し、原画も井上俊之氏、江面久氏、川元利浩氏、吉成兄弟、磯光雄氏、村木靖氏など豪華メンバー。
PS版『攻殻機動隊』の開発はエグザクト*1が担当しており、企画は『ジャンピングフラッシュ』なども担当したさえぐさひろゆき氏なのだが、そういえばこの人は何しているんだろうと思って調べてみた。『ポポロクロイス』の企画・シナリオを担当し、現在はスクウェアに所属して、名前は漢字の三枝浩行になっており、『フロントミッション5』のシナリオや最近出た『Final Fantasy Crystal Chronicles Ring of Fates』の企画を担当しているそうだ。

*1:よくエグザクト開発と言われるが、シュガーアンドロケッツ内にエグザクトのメンバーが入って開発したのかも

ファミ通の名越稔洋氏のコラム

ファミ通の11/10発売号の名越コラムでちょっとひっかかるものがあったので、忘れないためにメモ。
コラムの内容は、年下の友達であるIT企業の社長が語ったというアップルのiPodの参入時のエピソード。当時の調査データで、携帯音楽プレイヤーに満足しているというユーザーが大半を占めていて、とても市場に参入する隙はなかった。普通だったら参入しない市場だが、そんな市場にアップルは参入して成功した。結局マーケティングデータなんてのはあくまで材料でしかないという結論を出す。
確かにマーケティングデータというのは、一部の面しか見ておらず、オールマイティーなデータではないことには同意する。しかし、この結論を導き出したデータは、当時の状況を見ずに考えたら意味がないだろう。この調査の時期は明確にはわからないが、iPod以前なのは確かで、携帯音楽プレイヤーはカセットテープから移行したMDが主流だった時代だろう。mp3プレイヤーの方が便利なのだが、PCの周辺機器という性格が強く、価格も32〜64MBで数万円という時代であり、大して曲数は入らない割に高価だった。要はMDを越えるメリットはあまりなかったのである。
デジタルオーディオプレーヤー - Wikipedia[↑B]
当時の詳細な歴史はこちらの歴史の項目を参照。
そんな状況だったところに、アップルは当時の他の製品よりも利便性の高い製品を投入したという流れだ。また、メモリーオーディオが主流だったので、HDDを採用したiPodは容量単価が安く、コストパフォーマンスも良かった。iPodはそのデザインや操作性で受けていると言われるが、その時点でもっともコストパフォーマンスが高い製品を出していることを忘れてはいけない。
だから「現状満足している」とユーザーが言っていても、現状よりももっと快適な体験ができたり、コストパフォーマンスが上がったりすれば乗り換えるというのが、そのデータの見方だろう。
とはいえ、HDDレコーダーの世帯普及率が伸び悩んだりするように、いくらそれまでとは違った快適な体験ができるといっても、あまり買い換えが進まない例もある。映像機器でも、再生機器はほぼDVDプレイヤーに置き換わったが、録画機器はいまだにビデオが生きている。HDDレコーダーは安くなったといっても、5,6万円はするため、このぐらいの価格帯の製品は買い換えへのハードルが高いのだろう。