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2008-06-19

『ペンギン娘 はぁと』のDVDの価格が高いのは広告収入がないからではなく、OVAと同じで予想売り上げ枚数が少ないから

ペンギン娘の価格=スポンサーのないアニメの現状 - FANTA-G - 楽天ブログ(Blog)[↑B]

ここで言われている「スポンサー」はおそらく番組にCMを出しているスポンサーだと思うんだけど、『ペンギン娘 はぁと』はDVDを売るビジネスモデルのアニメであり、このタイプのアニメは、番組の広告費が制作費になっている訳ではない。そもそもアニメ自体が宣伝媒体として見られてないからだ。

プライムタイムのアニメと深夜アニメのビジネスモデルはまったく別 : ARTIFACT ―人工事実―[↑B]

詳しくは昔の記事で書いたので省略するけど、

 大雑把に言うと、キッズ・ファミリータイプは「放送局が番組を購入している」で、青年層タイプは「製作委員会が放送局から番組枠を購入して放送してもらっている」ということになる

ということ。前者は宣伝媒体としての価値が認められているが、後者は映像商品だ。OVAを宣伝のためにテレビで放映しているといえる。『NARUTO』などのファミリータイプのDVDと青年層タイプのDVDは、前者の方がDVDが安いので、見分けは簡単である。DVDが主売り上げではないから、安くできる訳だ。

『ペンギン娘 はぁと』はこの青年層タイプで、枠代を払わないかわりに、ネット配信を使っている。もしかすると配信料を払っているかもしれないけど。

しかし、ネット配信では、視聴者数の母体が少ないので、予想される売り上げ枚数(おそらく2,000枚程度?)が少なく、この価格になったと考えられる。OVAなら30分で6,000円ぐらいの価格が普通なので、80分で9,800円というのは、OVAの価格帯から算出したとも考えられる。最近ではOVA自体が減っているが。

※追記

『ペンギン娘 はぁと』の場合、特典付きであるというのも価格を上げる要因だろう

現状でもDVDの売り上げがきちんとビジネスになっているアニメはかなり少ないという話だから、一タイトルで2,000枚程度の売り上げの作品は、できることならもっとDVDの価格を上げたいと思われる。しかし、テレビアニメのDVDはすでに価格帯が決まっており、価格を上げるのは難しい。だから、赤字はヒット作品の黒字で埋められているのだろう。

いつもの話だが『アニメビジネスがわかる』はお勧めしておく。

アニメビジネスがわかる

アニメビジネスがわかる

へっけらーへっけらー 2008/06/19 15:28 ペンギン娘の注目すべき点は、始まるまで大プッシュしていた大手ニュース系サイトが、放映スタートするとほぼ一切口を開かなくなったところですかねw 予想売り上げ枚数に反映されてるんじゃないんですか? あるいは「ネット民動員などこの程度か」とか。
ビジネススキームにするには、随分と振れ幅の大きいゾーンでしょう。

angmarangmar 2008/06/19 20:18
ペンギン娘の場合、製作委員会にドワンゴが入っているので(ニワではないですが)形態としては深夜アニメタイプなのかなと。
>製作:南極財閥(ドワンゴ、日本アドシステムズ、グッドスマイルカンパニー、文化放送)
(wiki出典ですが)

あと、値段設定に占める特典の割合が結構馬鹿にできないんじゃないでしょうかね、あの内容だと。
もちろん、そこまでの付加価値をつけないと商売にならないということだと、やはりニコニコの商売モデルは難しいを言わざるを得ないかと思いますが。
確か、Candy boyの昨年公開されていたものも、売るときにはCDの付録的扱いでしたよね。

kanosekanose 2008/06/19 21:55 >へっけらーさん
再生回数などいろいろ判断するための材料はあるから結構厳しい数字が出たのかも
>angmarさん
特典の話を書くの忘れていたので追記しておきます。現時点ではニコニコだけのビジネスモデルは難しいのは事実でしょうが、実際にやらないとビジネスモデルも成立しませんからねえ。『Candy☆Boy』は10分程度のアニメをCD+DVDで売る実験だと思っていたんですが、低価格の商品の方が未来性ありそうです

なまえなまえ 2008/06/20 08:55 確かに書店の一般単行本と同人誌を比べると、あの値段は納得できるし
あの原価の掛かりそうな特典とペアで1万ってのはまあボッタクリとは言えないな

ぺんぺん 2008/06/21 00:43 DVDが高いのかどうかは現在では判断できないかと。
今回発表されたDVDは、限定版とのことです。
ちなみにペンギン娘の公式サイトでは、
「6大特製グッズ詰め合わせ (DVD付)」という商品として紹介しています。

以下特典内容
・高橋てつや先生『書き下ろし外箱』
・人気漫画家・同人作家書き下ろしイラスト掲載の『スペシャル同人誌』
・『クッションカバー』
・『ピンバッジ』(OPのちびキャラさくら&スク水セーラー竹の子ちゃんコスプレバージョン)
・上級者向け『ハイ扇子』(萌え萌え格言入り)
『特製ステッカー』(EDバージョン)

という、通常のアニメの限定版DVDと比較しても相当豪華といえる特典内容なので、「アニメDVDとしての価格が妥当か」の部分は、この商品の価格のみを見ても分からないのではないでしょうか。
個人的には、価格の半分以上が、特典によるものだと思います。
通常版も恐らく販売されるでしょうから、その価格を見てから判断した方が良いのではと思います。

カルカル 2008/06/24 12:57 ネット配信で視聴者数を稼ぐには、よっぽど力がある作品でないといけない
のではないかな?
ちょうど、メディアミックスに及び腰だったジャンプがDr.スランプの大ヒットで
その後、メディアミックスしまくって部数を上げていったように。
鉄腕アトムが、アニメで大成功を収めたように。

フロンティア媒体は、それなりの集客が望める作品でやらないと市場が
開拓できない。失礼だが、ペンギン娘は内容的にも貧弱であると言わざるを
得ない。

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