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2014-10-31

片岡K氏のネット画像の無断転載本を出す出版社はアスペクト、扶桑社、幻冬舎

「人の褌で金儲け」が悪であるという風潮が高まってきたのでついでに馬鹿の片岡K(@kataoka_k)も燃えればいいのに - 今日も得る物なしZ[↑B]

片岡K氏は、もちろん本人がひどいんだが、このTogetterのやりとりなどを見ると、この人には何を言ってもしょうがないだろう。

片岡K監督(48)に画像盗用物を出版したことについて質問したら、いきなりクズ呼ばわりされたでござる - Togetterまとめ[↑B]

ただ、片岡K氏の場合、本を出さなければ、問題は片岡K氏のTwitterの活動で終わっていた訳で、出版社が問題を大きくしている。その出版社は、アスペクト、扶桑社、幻冬舎である。さっき調べたら、アスペクトは最近単行本の文庫版まで出していた…。そもそも、こういう本の出版を法務がよく通しているなーと不思議になるが。

一番最初にアスペクトが2011年に『ジワジワ来る○○』を出して、その次に幻冬舎が『ジワジワ来る□□』と『ジワジワ来る猫猫』、次に扶桑社が『ジワジワ来る♡♡』を出している。

9月に出た扶桑社の『ジワジワ来る凸凹』(asin:4594071325)のレビューによると、出版社が変わっているのは抗議のメールがあったからだそうだ。*1

このシリーズまだ続いてたのですね、色々と問題のあるこのタイトル、今回で5作目だそうですが、2回も出版先が変わっています。

その理由は、過去に著作者が出版社への抗議のメールが多数あったからです、特に猫シリーズは猫ブロガーさんを中心にかなりの数があったとか。

では著作権侵害で訴えればよいという意見もございますが、一枚の写真でそこまでの労力を一個人でできるわけもなく・・結局泣き寝入りするしかないのです、出版社も作者もそれを知っての確信犯だからタチ悪い。

若い人中心に売れてるみたいですが、このような本を買う人は自ら「私はバカです」といってるようなもの、ネタで持ち込んでも笑われているのは本の内容ではなく「あなた」なのです。

最後の段落には100回ぐらいいいね!を押したい!

片岡K氏の本に関して、まとまった抗議を見たことがなかったのだが、猫本で抗議の動きがあったとは知らなかった。もう少しまとまって動けば、ネットで話題になったのかも知れない。猫本は、プロの写真家の写真なども載っているそうなんで、その辺で攻められそうではないかと思うのだが…。

なお、今回調べて初めて知ったのだが、この手のネットの画像の無断転載本は片岡K氏だけではなく、宝島社の『ねこ式』『ネコでプッ! 面白ネコ画像集』、産経新聞出版の『癒されたらシェア! 公式フォトブック』などかなりあるようで、ちょっと多過ぎて全部は把握できなかった。リストを作ったら、かなりの出版社が出してそう…。片岡K氏の本が抗議のメールぐらいで済んでいるのを見て、他の出版社も出しても大丈夫だと判断してそうだ。

小説家や漫画家といった著作権者の人たちは、このような著作権を無視したひどい本を出している出版社で本を出すということに不安や疑問を感じないのだろうか…?

*1:リンクしたくないがレビューを引用したのでリンクをしておく

2014-10-04

Kindleの角川半額セール 一般書籍編

初日の10月1日に高額商品が間違えて280円という価格設定にされちゃって祭りが起きたKindleの角川セールだが、自分が読んで面白かった作品を中心にまとめてみた。

なお、セールは10月7日まで。※10月14日まで延長された

※関連

以前の記事で紹介した書籍も大体セール価格だったので。

角川書店70%引セールの文庫や一般書籍 - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]

角川書店70%引セールのKindleお勧め漫画(主にガンダム) - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]

Kindleで出ているガンダム富野小説 - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]

Kindleで『フルメタル・パニック!』の長編シリーズを揃えた - ARTIFACT@ハテナ系[↑B]

米原万里

嘘つきアーニャの真っ赤な真実』は去年冬のセールで買って読んだのだが、非常に面白かった。今回のセールで1冊だけといったら、これを選びたい。

筆者のマリは、1960年に共産党員の父親の仕事の関係で、チェコスロバキアのプラハのソビエト学校に通う。そこで仲の良かった3人の友達たちとの思い出、そして、30年後音信不通だったその友達たちを探し出して再会する。東西冷戦終結後の激動に、東欧の個人がどのように翻弄されたのかがよくわかる。

MASTERキートン』でも、東西冷戦時代を巡るエピソードが多かったが、そういうった話が好きな人にはお勧めしたい一冊である。

『心臓に毛が生えている理由』は『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』のサブテキストとして。

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)


山田正紀

山田正紀氏はいろいろな面を持つ小説家だが、自分にとっては冒険小説作家である。『謀殺のチェス・ゲーム』は、山田正紀氏の冒険小説の代表作といえる作品で、自衛隊の新型対潜哨戒機の奪取を企むグループとそれを阻止しようとする自衛隊の騙し合いが面白く、コンゲーム作品として非常によくできている。今映像化しても面白いんじゃないかなあ。200円と非常に安いので、だまされたと思って買って欲しい。

『崑崙遊撃隊』は昭和初頭の中国を舞台にした冒険小説でこれも180円と安い。他の作品も200円を切る価格が多いのでお手頃だ。

謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫)

謀殺のチェス・ゲーム (角川文庫)

崑崙遊撃隊 (角川文庫)

崑崙遊撃隊 (角川文庫)

神狩り (角川文庫)

神狩り (角川文庫)

弥勒戦争 (角川文庫)

弥勒戦争 (角川文庫)

チョウたちの時間 (角川文庫)

チョウたちの時間 (角川文庫)

宝石泥棒 (角川文庫)

宝石泥棒 (角川文庫)

氷河民族 (角川文庫)

氷河民族 (角川文庫)


大槻ケンヂ

グミ・チョコレート・パイン』や『新興宗教オモイデ教』といった思春期の焦燥を描く小説が印象的な大槻ケンヂ氏。他の作品も、角川文庫でかなり出ている。

同じく思春期の焦燥を描いた『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(滝本竜彦)も。ヒット作の『NHKにようこそ』はKindle化されていない。

女性の思春期の焦燥を描いた小説の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(桜庭一樹)もセールに入っている。


森見登美彦

森見登美彦氏といえば京都を舞台にした小説。はてなユーザーでもある。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)


万城目学

この人も京都小説のイメージが。


SF

『声の網』はネット時代に読むと、いろいろ面白い作品。『戦国自衛隊』は映画しか知らなかったのだが、小説はだいぶ印象が違ってびっくりした。何といっても、自衛隊員が品行方正なのだ! あと非常に短い。

『メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット』は『メタルギア ソリッド』も遊んでいるし、伊藤計劃氏の小説ということで読んだのだが、『メタルギア ソリッド』知らない人にはちょっときついと思う。

声の網 (角川文庫)

声の網 (角川文庫)

時をかける少女 (角川文庫)

時をかける少女 (角川文庫)

新装版 戦国自衛隊 (角川文庫)

新装版 戦国自衛隊 (角川文庫)


小説

不夜城』は歌舞伎町の中国マフィアの抗争を描くノワール小説。

『マグマ』は地熱発電をテーマにした珍しい小説。地熱発電の勉強になる。

不夜城 (角川文庫)

不夜城 (角川文庫)

マグマ (角川文庫)

マグマ (角川文庫)


新書

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